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kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   heiheibonbon(平々凡々)の毎日とアイスランドパスポート事情

2021.09.11 18:00|日記, diary
ステさんが2か月超の育児休暇を終え仕事に戻り、一日の大半を息子ハルさん(なぜか生まれた時からさん付けで呼び始めたせいで、基本的にいつもそう呼んでしまいます。)と二人きりで毎日過ごしているのですが
こんな贅沢な時間があっていいのか、と毎日しみじみ感じます。

こんにちは、牛です。

ちなみにステさん、最近仕事がないときはお母さんの家のキッチンの工事をしていることが多く
国家資格を持ったエンジニアとはいえ、本当に何でもするな…と感心します。
とはいえ、アイスランド人は総じてなかなか何でも自分でやろうとする人が多く、ステさんが珍しいというわけでもありません。
ただ周りを見ると、自分の世代及びそれより若い世代の人は、プロに頼む人の割合のほうが高いような気がします。
50代より上のアイスランド人男性は「いや、餅は餅屋って言いますから…」とアドバイスを差し上げたいくらいに、ありとあらゆることを自分でやろうとする人が多い印象があります。
そして自分でやってそれなりの質で作業できる人と、「いや、ですから、餅は餅…(以下略)」となる人がいるのは、言わずもがなで…。

しかし5‐60代の知り合いのFacebookの投稿などを見ていると、
「別荘の進捗状況はこれくらいです!」とか「家の改装、こんなに進みました!」
というものも少なくなく、「自分で別荘建ててるって、この人会社員やったよな?」と皆様のチャレンジ精神というか、野望の壮大さというか、技術の高さというかに驚かされることが多くあります。

そういえば我が家を購入した時の、クローゼットとか一部のクオリティには驚いたな…。
床や壁に意味不明の穴が開いていたり、「いやいやいやいや何本釘使ったんですか?!」と片手では持ちきれないほどの釘を打ち付けた棚があったり…
何歳のおじいちゃまが住んでいらっしゃったのかは分からないですが、そしておじいちゃまがやったのか誰か家族や知り合いがやったのかはわかりませんが、あれは「餅屋に任せたほうが良いのではないかと思います。」とアドバイスして差し上げたいDo it yorself環境でした。

我が家の場合、IKEAで購入した電気の付け替え、2mを超えるクローゼットや、お風呂場の洗面台等は全てステさんが自力で組み立てたりと頑張っていましたが、
家全体に渡る床の謎の隙間を閉じる作業やドアの取り換え、水道管の工事等は専門家にお任せしました。
「自分でやれるやろ」とアドバイスをくれるアイスランド人も少なくありませんでしたが、私もステさんも
不格好になるかもしれないけど自分で完成させる意味や価値、時間はお金、配電や水道といったミスするとその修理に巨額の出費が予想されることなどを「頑張れば自分でできるかもしれない」などという“希望”を込めた自信をもって行うことは利口でない
という考えで一致していたので、一瞬の躊躇もなく、専門家を探しました。
これ、今考えるとどちらか一方が「自分でやればいい」タイプだったら、ちょっとした問題になっていたかもしれないですね。
結婚するってリスキーだな…(笑)

話は変わって
8月末から育児休暇に入り、ハルさんの生活のリズムのみに従い、ただひたすらハルさんに従事する毎日ですが、
アイスランドの「育児環境」の良さには本当に感謝しています。
子供が生まれた年によって多少の差はありますが、2021年に生まれた子がいる保護者は、出産した子が一人の場合(多胎の場合は、少し育児休暇の期間が長くなるという噂を聞いたのですが、調べていないので実際のことは不明です…)、両親は併せて12か月の育児休暇が取得できます。
特別に申請しなければ母親父親それぞれが6か月ずつ取得できるのですが、希望するとどちらか一方が1.5か月長めに休暇を取れるのだそうです。(つまり、父親7.5か月&母親4.5か月及びその反対も可能、ということです。)
我が家の場合は6か月ずつにし、私は職場と個人的に交渉して、その6か月分の給料を約9か月に引き伸ばして、お休みも9か月させてもらうという特別対応をお願いしました。
おかげで毎月の収入は普通に仕事をしているときに比べて半分くらいになりましたが、それでも「お給料」が貰えるし、実際に職場がどう思っているのかは別としても文句を言わずに9か月休ませてもらえるというのは本当にとてもとてもありがたいことです。
そして私の理解が正しければ、雇用者は従業員が育児休暇を取得するということを理由に、及び育児休暇中に従業員を解雇してはいけない、という法律があるそうです。

いろいろ疑問を持つ部分もあるけれど、それでもアイスランド、やっぱりいい国だなあと思います。
社会福祉が整っているというか、労働者の権利が守られているというか、親になる環境が整えられているというか…
とりあえず、国民が「子供を産む、育てる」ことに臆せずに済む環境を意識的に作り出せている社会制度だな、と思います。
そして勿論子供が好きな人だけではないし、全員が全員諸手を挙げてWelcomeなわけではないにせよ、制度だけでなく社会及び世間が「子供を産んで、育てる人たちを煙たい目で見ない」国だなと思います。
population-isl.jpg
なんとまあ優秀な人口分布でしょうか。(データは ★Hagstofa Íslandsより。)
多くの国が少子化だ、高齢化だと嘆いている中、若い世代の多いこと。

本当にアイスランドを見ていると、どこの国でも
「社会の環境がもっと整っていれば、子供を産む・育てることを躊躇しない人は増えるのではないか」
と思います。
人口過多といわれることもあるので、もしかすると肯定的な国ばかりではないかもしれませんが
若い世代がいなければ国がまわっていかないことは確かですから…ねえ。
若い世代に「高齢者を支えろ」という一方的な無茶苦茶な要求をせずに済むようにも、国家が社会福祉や環境を整えるのは義務であり責任であると思ったりします。
…まあ、私がそんな偉そうなことを言える立場にないのは重々承知ですが。

そんなこんなでハルさんと日々を過ごしながらいろいろなことをぼんやり考えていますが、
アイスランドに対して文句を言いたいことが一つあります。

2021年の夏はどこですか!!!

ここ5年くらい首都圏エリアは、「過去〇年間で最も太陽が見られない夏」だの「雨が多い夏」だの、ひどい仕打ちを受けてきた気がするのですが
今年の夏も相当ひどかった気がします。
雨ばっかりで気温も上がらず!
夏が夏らしくなくて、いったいどうやって心を強く保って冬に挑めるというのですか…!
ひどい、アイスランドのお天気、ひどい・・・!
ウイルスのせいで心休まらない毎日が続く上にお天気まで悪いなんて、もう…。

わたしはハルさんがいてくれてずいぶん精神的に支えられていますが
これがもし例年通りの身の周り状況だったら、ものすごく落ち込んでいると思います…。

そういえばここまでつらつらととりとめのないことを書いていて、ふと
ハルさんのパスポートを申請したことを思い出しました。
今回のエントリー記事、その内容にすればよかったのに、なぜ要らんことを書き始めてしまったのか。

思いがけず長い記事になってしまいますが、思い出したので、アイスランドのパスポート事情についても書いていこうと思います。

日本の国籍留保もお願いしたのでハルさんは現在アイスランドと日本の国籍を両方持っているのですが、今回彼のパスポート申請作業をしていて、アイスランドのパスポート申請と、日本のパスポート申請には、かなり大きな違いがあると気付きました。

一言でいえば、アイスランドのパスポート申請のまあ楽なこと!!!!!!

日本のパスポート申請も同時期に行うつもりだったのでわざわざ写真スタジオに行って贔屓のカメラマンさんに証明写真を撮ってもらいこそしましたが
Sýslumaðurinnという市役所のようなところに行って、窓口で「パスポートの申請をしたいのですが」とお願いし、口頭で国民番号を伝え、手数料を払い、別の窓口に行って普通のデジタルカメラで写真さえ撮ってもらい、3営業日待てば、
それだけでパスポートが発行されてしまうのですから…!

もちろん犯罪歴があったりするとそういうわけにはいかないのでしょうが、
しかしまあ、国民番号がすべてのシステムに関連付けられている(そして個人の銀行口座の残高やら何やらも全て把握されている…)アイスランドで何かをすることの楽さと言ったら、
たまに目を見張るものがあります。

何年か前にグンさんがパスポートの更新をしに行ったとき、
2週間後くらいに追跡などもできない普通郵便でパスポートが自宅に送られてきたときには
「いくら安全なアイスランド、郵便事情がそこそこ良い国とはいえ、こんな適当で大丈夫なのか?!」
とかなり恐ろしく感じ、そして2週間というアイスランド基準でいうと相当早い仕事っぷりに驚いたものですが

今回のハルさんにかんしては3営業日と言いつつ
朝9時過ぎに申請に行って、翌日の朝には「出来たよ」とメールで連絡がきたのには、ものすごく驚きました。
今時期が時期なだけにパスポート申請をする人がかなり少ないのでしょうが、それにしても。
やろうと思えばできるんじゃないか???!!!というアイスランドでいえば奇跡に近い速さでの発行。

そしてグンさんの更新パスポートの時にめちゃくちゃ不安になった普通郵便での送付はさすがにまずいと思うようになったのか、
Sýslumaðurinnとは違う、もう一方の市役所のようなÞjóðskráに引き取りにいかなければいけないというシステムに変わっていて、個人的には大変安心しました。
引き取りに行くのが面倒くさいと思う人もいるかもしれませんが、パスポートって、めちゃくちゃ大事なものですからね…。

紛失こそないにせよ、郵便物が迷子になって数か月届かないだとか、保管期間が過ぎて勝手に送り返されたりということがあるのを知っている身としては、郵送はやめてくださいとお願いしたいとさえ思っていたくらいなので、
出向いて引き取りになっていて本当に良かったです。

ちなみにアイスランドのパスポートはかつてぞんざいな扱いを受けていましたが、
実は予想以上に?パワフルで、
日本よりは少し下がりますが、世界で7番目に強いらしいので(世界事情のせいで現在の正確な数がはっきりしませんが、★ Passport Indexによると、現在96か国にビザなしで入国できるそうです。)、悪い人にすると相当悪用しがいのある旅券だったりします。
本当に、アイスランドさんにはもう少し世界の悪意に気を付けていただきたいものです(苦笑)

それにしても、国際結婚も珍しくない21世紀、
わたしのように、移住での二重国籍は無理にしても、
ハルさんのように生まれながらに多重国籍となった日本国籍保持者はせめて、成人になってからも二重の国籍保持を認めてくれるように、日本のシステムが変更されてくれればいいのになあ…と親心に思ってしまいます。


全然関係ないけど、お腹空いてきたな…。
よくよく考えてみると、3年近く日本に帰っていないような気がします。
そして大変なことを思い出したぞ…運転免許が今年度に失効してしまう…!!!
どうしようもないけど…どうしよう…。


とりあえず………現実逃避します。

それでは、また!
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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報