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プロフィール

kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   歯医者さんに告ぐ

2019.11.10 15:27|日常生活, daily life
単刀直入にいきます。

歯医者さんは怖い。

こんにちは、牛です。


木曜日、アイスランド居住10年超にして初めて、
歯医者さんデビューをしてきました。

まず皆様にご報告申し上げたいのは…
噂は大袈裟ではなかった
という悲しい、そして厳しい現実でした。

小心者なので、予約20分近く前に歯医者さんの入る建物に到着。
しかしどう考えても早すぎるので、エントランスホールのベンチに腰掛け、見知らぬおじいさんと相席?をしながら10分ほど時間を潰していました。
別の階には眼科なども入っているようで、結構人の出入りが激しいビルでした。

そろそろいいだろうと思い、エレベーターで歯医者さんの階へ。
20191111003144203.jpg

これは結構個人的に
「我々(日本とアイスランド)の共通点…!」
と驚くのですが、
マッサージをしてくれるところやこの歯医者さんでも、入口付近で靴を脱いでください、という注意書きがあります。

無論日本のように靴を履いていてもいいところとそうでないところの視覚に訴えかける配慮はなく(段差とか、床の材質や色を変えたりするとか)、言わずもがなスリッパなどの内履き(?って一般的に言いますかね?)も無いので、
足は冷えるし靴下も待合室でお披露目会状態ですが、
「うーむ、やっぱりアイスランド人には少し『家/屋内では靴を脱ぐ』という感覚が浸透してるんだなあ」
と、親近感を覚えることの一つです。

アイスランドの歯医者や眼科、その他諸々の個人経営の病院は(まあ国立&大学病院も同じなのですが)、建物やワンフロアの中に個室がいっぱいあって、その一部屋一部屋にそれぞれお医者さんがいる、日本の個人経営のお医者さんとは、ちょっと雰囲気というかシステムが異なります。

予約時間を10分過ぎても予約をした歯医者さんが呼びにくる気配はなく、別の歯医者さんの部屋に患者さんたちが吸い込まれていく頃、ついにお呼びがかかりました。

呼んでくれた女性は日本の歯医者さんや歯科助手のかたたちのようにマスクをしていたので、顔が全部見えないものの、予約したホームページに載っていた歯医者さんとはちょっと雰囲気が違うような…?
と思っていたらやはり案内された部屋に写真の歯医者さんが。
助手のかたも歯医者も若くて優しそうな女性です。

これは良い。(ニヤリ)

と持ち前のおっさん気分を全開にしながら、事情を説明。
診てもらい始めました。

これも私が日本でお世話になっている歯医者さんとはちょっと違うことなのですが、
今回お世話になった歯医者さんは、器具が完全に全てめちゃくちゃ新しい最新型、レントゲン、パソコン、大体治療に必要な全てがそのお医者さんの一部屋に全て揃っていました。

歯医者さんが若い(予想するに私より10歳くらいは若そう)のもあると思うのですが、
私の金銀白、様々な色の詰め物(治療痕)に驚き気味で
「これは…アイスランドでは珍しい…」
とまじまじ見つめ、
治療中、たまたま自分の部屋のパソコンの調子が悪く、借りに来た別の先生に今回取れた銀色の詰め物を見せていいかと聞かれ
先生同士の雑談を興味深く聞いておりました。

雑談を鑑みると、どうやら金銀の詰め物は、一昔前からでもアイスランドではあまり一般的ではなかったようで、しかし南アメリカの方では珍しくない(もしくはなかった)ようです。

結局、若干虫歯気味になっているために詰め物が取れたことが判明し、
今日は治療はできないけれど、とりあえずプラスチック(?)の詰め物をしておくね
と言われ、
レントゲンを2回撮影、プラスチックを詰めるという作業(雑談込み)で、実質治療時間は30分もなかったと思うのですが…


お値段
約22,000クローナ…!!!
20191111003658b6b.jpg


高い!!!!!!

いや、自分にできないことをやってもらうので、お支払いはいたします。
不平を申しているわけではございません。

ただ…ただ少し意見を述べさせていただきますと…
今月のお給料、13万で…家賃が11万5千クローナの人間に、一回の治療で2万超えはさすがにきついなって…
貯金切り崩しですよね…まあね…

いつ死ぬかわからないとはいえ歯は一生モノですから、治療はしてもらいたいですし、
本当に何度も言いますが、文句ではないんですけれど。

でも2万って。

怖い。


歯医者さんと歯科助手さんが優しくて可愛くて真摯だったのが本当に、心底救いでしたが、
いや、歯医者さんは恐ろしいです。

日本で治療してもらっても、もう国民健康保険には入れていないので高くはつくんでしょうが、どうなんでしょうか、レントゲンを撮ったとはいえ、詰めるだけで2万もするんですかね…?

とにもかくにも、これからもっと歯には気をつけようと固く誓った木曜日の昼過ぎでした。

再来週の治療は…治療自体は何ともないんですが…費用…費用はいかに…!?
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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   徒然なるままに日くらし、してる場合じゃないのですが。

2019.11.01 16:57|日常生活, daily life
徒然なるままにどころか、やらなければいけないことは山積みなのに、現実逃避をして「日くらし」をしています。

面倒くさいがためにパクチーを手でちぎったため、指からフガフガ、パクチーのいい香りが漂ってきます。
こんにちは、牛です。

いつもそう。
書かない時は書かないし、書くときはやたらと頻繁にエントリーを書こうとする。
そしてそれが長続きしない。

牛です。(しつこい)

ぜんぜんエントリーを書いていない間に、アイスランド在住年数もついに10年を超えました。
10年。
日本の義務教育の年数を超えました。
そりゃあ来年、2020年にもなりますね。バイト先の公営の酒屋にお酒を買いに来たお若い人々に、
「2000年生まれですか。何月が誕生日かが重要ですね。」
と話しかける日がもうすぐ来るわけですね。
20年って。
ノストラダムスの大予言がどーのこーの言ってた1999年でさえ、ほんの数年前のような気持ちですけれども。

昨日はハロウィン、アイスランド語でHrekkjavaka (フレッキャヴァーカ)と言うのですが、
10年前など、フレッキャヴァーカのフの字も見当たらないような扱いだったのに、その数年後からなぜか年々勢力を増してきて、ついに昨日は仮装した子供たちが親御さんと一緒に近所の家を渡り歩き、お菓子を集めるというまさにハロウィンを体現するようになっていました。
その衝撃たるや。
しみじみと時間の流れを感じました…。

暗くて寒くて長い、つらい冬を楽しく過ごすために、イベント事を増やすのは良いと思いますが。
アイスランドの子供たちはこれから年に2回、仮装するわけですね。
仮装用に服を買ったりする親御さんたちとしては、使いまわしてくれることを願っているのではないでしょうか。

私はまだ独り身なのでお気楽なもんですが、子供がいる家庭はいろいろ準備も大変ですねえ…と昨日ご近所さんと会話をして、思ったのでした。

37%のの税金とその他もろもろの天引き分は相当な額で、ショックを受けながらも
家賃の支払いから始まった本日。
アイスランドでは基本的に給料の支払いも家賃の支払いも月の初めの一日なのですが、副業の公営の酒屋さんは気が利いていて、お給料は月末、基本的には31日か30日に支払ってくれます。

そして我が店舗だけかもしれませんが従業員は笑顔で
「貰ったお金がそのまままた戻っていくね」
と言いながら週末や月初めにお酒を買います。

私は肝臓の病気なので飲まなければ飲まないほうがいいのだろうとは思うのですが、天性の酒好きのようで一滴も飲めない、というのは本当に体調が悪い時しかないので、月1回か2回、週末に少しずつ新たなお酒を開拓し、勉強しています。
最近のお気に入りは断然ポートワインで、次にプロセッコとシャンパンです。
スコッチウイスキー、ポートワイン、スパークリングワインって、名前だけ聞くとおしゃれな感じがしますが、どれだけ辛党やねんという気もする(おまけに性別や年齢も詐称しているのではないかと思われそうな)好みですね…。

お酒が好き、塩気が好きで根っからの辛党である上にスパイシーなものも好きな「辛党」ですが、ここ半年ぐらいでどうやら少し味覚が変わってきたようで (年齢のせいでしょうか?)甘いものが無性に食べたくなる日もできてきました。

そんな先日の、「甘いもの食べたいデー」。
チョコレートではない。だがグミやこんにゃくゼリーは家にない。あっ、そういえば母から送ってもらった荷物の中にハイチュウがある!と、意気揚々と食べ始めたのは良かったのですが、
(ところで、ハロウィン専用パッケージの小分けタイプだったのですが、ハイチュウが見たことのない形状の真ん丸で、かつ外側が固くて驚きました。時代はここでも変わっているのだなと実感した次第です。)
最後の一粒で、まさかの奥歯の詰め物が取れてしまいました。

アイスランドに来て10年。
2012年から毎年日本に帰るたび、かかりつけの歯医者さんに行って直してもらったり、2014年からは一度も虫歯の治療が必要ない「キレイな歯」だったのに…!
まさかの、まさかのです。

アイスランドは居住して6か月以内は国民健康保険は適用されず、その後も一定の時期、一定額を支払わなければ医療費やお薬代などで殆ど「割引」のようなものは受けられませんが、
歯医者は。
歯医者は違うのです。

私の愛読書(そういえば最近読んでいないな…)の「まっかなホント」(本の名前のひらがなカタカナはうろ覚えです)でも言及されていますが
アイスランドの歯医者は
高い。

幸い今までの人生、歯医者さんが恐ろしいと思ったことはありませんが
今回ばかりは違います。

アイスランドの歯医者さんの技術が怖い、というのも少なからず
(いやむしろ結構)
あるのはありますが、
何よりも恐ろしいのは治療費です。

歯の治療一本で3万、5万というのはザラに聞く話で、ちょっとした治療になると、10万krなどという話もちらほら身近で耳にしています。
今回は詰め物が取れただけ…
何ならこの銀の詰め物、そのまま使ってほしいんですけど…
出来るかな…。

同じように詰め物が取れてしまった友達がかつて近所の歯医者さんに駆け込んだ際には、まさかの7千krで済んだという話も聞いたので、
わずかな希望を胸に、来週、恐怖の歯医者さんデビュー予定です。
(先週(10月末)、なるべく急ぎでお願いしたいと予約をお願いしたら11月7日に来て、と言われました。これぞアイスランドの「急ぎ」。苦笑)

14日から副業が怒涛の時期に突入するようなので、11月もしくは12月中にご報告できるチャンスがあるかどうかは怪しいですが…
また皆様に結果のご報告を申し上げたいと存じます。

私事ながら本日誕生日で、久し振りにお気に入りのお魚が美味しいレストランに晩ご飯を食べに行く予定です。
お酒はまあ…今日は我慢するか。
帰ってきてからポートワインかウイスキーでも…

って飲むんかい。

日曜はジムに行くか、誕生日を勝手に延長してサボるか…
ジムもまあ、この運動音痴と運動嫌いの私が、よくもまあ1年以上も続けていられるなと、自分で少し驚きます。
最近また食べる量が増えてきたのか、それとも筋肉が増えてきたのか、体重計で測る分には、退院直後より4kg近く増えてるんですが…。

ま、飲んで食べて、楽しい人生が一番、ということで!

皆様もどうぞ良いご週末をお過ごしくださいませー!!!


テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   いろんな意味で冬が来ました。

2018.11.09 20:30|日常生活, daily life
本日、いつもに増して皆様にはどうでも良いご報告となりそうなエントリーになります。

とりあえず家の中は寒いです。

こんばんは、牛です。


まず、皆様にとっては
「どうでもええがな」
「しらんがな」
になること請け合い!のご報告から参ります。

アイスランドに移り住んで早10年目。
なぜこんなにもアイスランド語に進歩がないのか情けないのですが、とにかく小学校1年生だった子供が義務教育を終えて高校生活にも慣れ始めるような時間が流れたわけですが
アイスランド移住以前より交流を始め、長年同棲していたぐんさまこと伴侶様と、別れました。

別れたというか、振られました。

いやー、辛い!いろいろ辛いです!!
何が辛いか言い始めるとものすごく辛気臭いエントリーになってしまうので、もうこの一言で総括としますが、
辛い。(苦笑)
「からい」ではありません。

まあそんなこんなで先週は誕生日だったのですが、心底
「来年(新しい一歳の一年)は絶対に良い年にしてやる」
と心に誓いました。

一足先に心には本格的な真冬が訪れたわたくしでしたが、
5日には、朝起きてげんなりするくらいに雪が降り積もっていて、レイキャヴィークにも全力で冬が訪れた…
2018-nov5th-yuki.jpg
と思いきや最近連日7度や8度を記録していて、ほんわか暖かいお昼を過ごしています。

暖かい分には大歓迎なので、是非ともこのまま高い気温をできる限り継続して欲しいと思います。


日本ではない他の国ではいったいどうなのか、私はアイスランドのことしか分からないのですが
とにかくアイスランドでは、あまり嫁姑問題というのを聞きません。
そもそもの家族観やいろんな『観』が日本と違うのですが、
アイスランドにおいて、家族というのはなかなか不思議なものです。
恐らくヴァイキングの時代から続いている考え方も影響していると思うのですが、
血の繋がりがあるないよりも、精神的にその人を家族と思うかどうかで、アイスランド人は「家族」を作ります。

私の場合、ぐんさまのお母さんとはぐんさまと「友達」時代から交流があり、当時お母さんは誰かに会った時、私を
「私の友達」
と紹介してくれていました。
当時ぐんさまと「友達」だったと言えど、友達以上の関係だったのは明らかで、それでも可愛がってくれていたのだから、本当にありがたい話です。

今回ぐんさまからお母さんに「別れた」という話がいったらしい時も、
恐らくぐんさまと話を終えた直後に電話をかけてきてくれ、「あと30分くらい後に、会いに行っていい?」と心底気遣ってくれました。

かつて私がお付き合いをしていて家族の人とも交流があった人は一人だけなのですが(…たぶん。)
恋人のご両親とここまで深い関係にはなりませんでした。
当時自分も恋人も若く、3年くらいしか付き合っていなかったこともあり、更にはお互い日本人であったので、今回の話とは全く別の状況ではありますが
それでも
「たとえあなたと私の息子が別れようと、あなたはこれからも私の家族であることに変わりはないのよ。それだけは絶対に。」
と伝えてくれるお母さんの優しさは、すごいものだと思いました。

いくら「家族という考えに精神的なものが最も重要」なアイスランド人と言えども、こういうぐんさまのお母様のように、嫁やそれに近い立場にある人に大変な愛情を注いでくれる人ばかりではないとは思いますが
例えば
何年も前に別れた伴侶のご両親とまだまだ親しく交流をしている人

元伴侶の連れ子が(子供にとっては元継母/父)、伴侶と別れた後にも(子供にとっては家族でなくなった後にも)、自分を慕って度々家に来る人
というのを知っているので、アイスランドはやはり、日本に比べると
かなり多様で、私個人としてはとても先進的でかつ素晴らしいと思う、いろいろな家族のかたちを容認している社会だと思います。

現在正直に申し上げると、わたしはぐんさまに少なからずもやもやとした気持ちを抱えていますが
ぐんさまの家族は本当に優しく、美しい心を持った人ばかりのようで
誕生日にはお祝いのメッセージを送ってくれ、プレゼントまで準備し、誕生日すぐ後の時間のある時には一緒に楽しく過ごす時間まで設けてくれました。

前から気になっていたレストランでアフタヌーンティーを楽しませてもらったのですが
いや、イギリスの人って、本当にこんなものをアフタヌーンティーで食べるんですか?
2018-birthday-afternoontea.jpg

8月から基本的に週3回ジムに通うようになり、随分体が引き締まってきて、かついろいろあって食欲もものすごく減退しているので、胃が小さくなったと自負はしていますが
いや、それでもこの量は尋常じゃなかったです。
3時半くらいにスタート、何とか完食したのが夕方6時くらいで、翌日の昼まで何も食べられませんでした…。

もしあれが本当にイギリスでも行われて?いるアフタヌーンティーなのだとしたら、イギリスの人はこの後、晩ご飯を食べるということですよね?
どれだけ消化が良いのでしょうか。
羨ましいです。


他にも書こうと思ったことがあったのですが、どうも辛気臭い感じになりそうなので、やめます。


辛気臭そうなことは割愛して、
この折角の機会、しかも夏には3ヶ月お給料がないという恐ろしい現状を打破するにはこれしかない!
と思い、ついにアルバイトを探し始めました。

最近はお店でもアイスランド語が話せない外国人の店員さんなどがちらほら居てびっくりするのですが、
もう体力的にもバーやレストランでアルバイトはきついので、「アイスランド語ができるフリ」をして、仕事を探しています。
出来れば今月中に仕事を見つけて、みんなが休みたいであろう赤日と呼ばれる祝祭日にアルバイトをし、私はお金をいっぱい稼げるという夢を描いています。
私の周りのアイスランド人は本当にごく一部を除く殆どが全くと言っていいほど普段キリスト教に関する熱心な信仰心など見せない割に、クリスマスだけは異常に執念を燃やして祝いたがりますが
わたくしはそれ以上に信仰心の薄い日本人。
しかも今年はシングルという立場なので遠慮なく!金の亡者を体現したいと思っています。
やりたいバイトをさせてくれ。


今度のエントリーできっと、仕事が見つかりました!とご報告ができるように、どうか皆様祈っていてください(笑)


それでは、また近いうちに良いご報告ができることを願って。


Bless á meðan!

テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   冬はすぐそこ

2018.10.12 16:58|日常生活, daily life
皆様、大変ご無沙汰しております。
更新しないにもほどがある、と自分でも思います。

こんにちは、牛です。

前回の記事は4月下旬。
6ヶ月も更新無しって…ブログとしてどうなんでしょうか。
良いはずがないです。
すみません。

不必要なプライベートの報告を申し上げますと、4月には授業が終わり、期末試験があって、年度末の締めを多少し、出張があり、物凄くかくかくしかじかがあって、身辺大荒れで日本に一時帰国しておりました。
サッカーワールドカップはアイスランド戦は勿論、他国の試合も含め、人生で初めて、そして最も試合を見ました。
アイスランドは残念な結果に終わってしまいましたが、国民のみなさまは希望を強く持っており、「これで4年後も出場して、次こそは良い結果を」とやる気満々でした。
アイスランドの国が持っているあの根拠のない(失礼)大きく強い自信は、ぜひとも見習いたいものだと思います(笑)

全然知らなかったんですが、ちょうど昨日、そのワールドカップで優勝したフランスとアイスランドが親善試合を行っていたようです。
まあ親善試合なのでお互いリラックスはしていたんだろうと思うのですが、結果は2対2の引き分けだったとか。
是非とも4年後のカタールでのワールドカップにも出場して、アイスランドに夢を与えて欲しいと思いますが、でも、カタールで試合なんかしちゃったら、アイスランド人暑さで倒れるんじゃなかろうか…。

話は戻ってプライベート、身辺大混乱は現在“休戦中”のような感じで、進展はないのですが、生き延びています。
皆様もどうか、くれぐれもご無理はなさり過ぎないようにしてくださいませ。
多少の無理は良いこともあれど、し過ぎると良いこと何もないなと思う今日この頃です。


さて、久し振りのエントリー。
夏の間にもいろいろ書きたいと思っていたはずなのですが、もうすべて頭の中から飛んで行ってしまいました。
残念。
また思い出したり、書きたいことがあれば、今度はこんなに日があかないうちに書こうと思います。

夏、6・7月はまた日本に居たので私は全く実感がないのですが、今年もアイスランドの夏は、それはそれは酷かったようです。
日本も日本で自然災害や酷暑がひどくて、自分としてはかなり恐ろしかったですが…。
とにかくこの2・3年、毎年何らかで「観測史上最低」をたたき出している夏、おかげさまでわたしは国外に脱出しているので殆どの被害を受けていないのですが、多分そのせいでしょう…
今年は全然スーパーでアイスランドのブルーベリー及びビルベリーを見かけませんでした。
高い高くないの問題ではなく、多分もう圧倒的に数が少なかったんだろうと思います。
スーパーで流通が可能なほどの量も質も得られなかったのではないでしょうか。

去年に続き、今年もまた8月には多少「夏」を感じさせるお天気の日がちらほらありましたが、
夏、アイスランドに居残った人々にとっては
「夏も来ていないのにまた秋が来て冬が来るのか」
という感じなのだろうと思います。

全くです。
秋はもうずいぶん前に来ましたし、今既に冬を感じます。
去年はイスタンブール食材店で生栗を見かけ、随分と精を出しましたが、今年は再び始めたジム通いに全ての体力を使い果たし、今だ栗は食べていません。
明後日できればコストコに行こうと思っているので、できれば去年随分とお世話になった真空パック栗があればいいのにな、と考えています。
その代わりというわけでもないのですが、今年は夏から無性にサツマイモが食べたくて、先日アジア食材屋さんに行くと、アメリカから輸入された「スイートポテト」ではないサツマイモのような芋が売られていたので、早速買ってみました。
imo2018.jpg

お値段は、なかなかシビアでした。これ二つで1300kr超です。

決してお安くはない貴重なサツマイモ。
芋の味を満喫したいとの思いから、インターネットで見つけた「オーブンで素焼き」の焼き芋に挑戦してみることにしました。
「よし、焼けた!」
と喜び勇んでお芋さんを半分に割ってびっくり。
yakiimo2018.jpg
予想外の紅芋でした。(紫芋?)

紫芋にしても紅芋にしても好きなので別に問題はないのですが、輸入先は日本ではないと思うので、どの国で作られているのかな?と気になりました。

Google先生で見つけた記事によると、紅(紫?)芋は「金時芋」などに比べて甘味は抑えめ
とのことでしたが、食べた感じ、まさにそんな印象でした。
でも、べちゃべちゃではないし、少なくともスイートポテトよりはサツマイモに近かったので、満足でした。
あと10本くらい食べたいです。
明後日コストコに行く前に隣町のアジア食材屋さんに立ち寄る予定で、インターネットの情報が正しければ、そこには冷凍のサツマイモが売られているようです。(しかも絶対に原産国はそうでないと思いますが、Japanese sweet potatoと書いてあったので、金時芋系の芋を期待しています。)

その他にも、日本ではまあ見かけることのない真っ白な"日本の梨"も食べ、徐々に秋の味覚は楽しめています。
しかしまあ本当に…最近の雨の多い、そしてしばしば風も強い嵐はもっぱら秋のお天気で
気温は9月下旬と10月に入っての二回、
「これはあかん」
と思わずバス停で独り言を呟くほどの冷え込みでしたが、空気や風は完全に冬になりました。

この時期、もう寒いし何だしで辛い気持ちが高まってくるのが例年ですが、
秋の味覚ともう一つ、「これは秋だけ」と、自分がひそかに楽しみにしていることがあります。

それがこの木の紅葉なのですが
kouyou1.jpg kouyou2.jpg kouyou3.jpg kouyou4.jpg kouyou5.jpg kouyou6.jpg

木の名前は分からないし、私のお安い携帯のカメラでは実際の美しさの10分の1も写真に収め切れていないように思いますが
いやもう、それでもいいです。
なんと美しいか!!!

毎年この木の紅葉だけを楽しみに雨の中のバス待ちにも耐えていると言っても過言ではないほどにこの木の紅葉は美しいのです。
赤だけでなく、黄色、橙、紫…本当にありとあらゆる名前も知らないような色に日々移ろいゆくのですが、寒い雨にもまあこの木の色は映えるのです。

もう結構前にピークは過ぎて、今は寂しくみすぼらしい感じに落葉してしまっているのですが、今年も色々な場所でバス待ちの寒く厳しい空気と風の中を支えてくれました。
この木、レイキャヴィーク市内ではかなり頻繁に見かけるのですが、日本の公園などにあるような木の名前の表示は一切なく、正確な種類や名前は全然わかりません。
が、しつこいですが大好きです。

いすに座ってパソコンを打っているだけで恐ろしく手が冷える時期になってきました。
今年も腹巻が手放せそうにありませんが、温かいお茶を飲んで、風邪も引きこむ前にパブロンを飲んで、何とか生き延びたいと思います。
この国でインフルエンザや高熱にうなされる風邪を引いても、本当に自力で直すしか手段はないので、病院に水分と栄養補給の点滴を打ってもらうようなことになる前に、食い止めて!踏ん張って!頑張る所存です。

美味しいお魚が食べたいな…。


また食い意地のはっている内容にしかならないかもしれませんが、年内にあと何回かは新しいエントリーが書けるようにしたいと思います。
アイスランド語も改めて面白いなあと思うところがあったので、書きたい気持ちは山々なんですが、なかなか…。

それでは、また!

テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   田舎で春に出てくるもの

2018.04.27 13:44|日常生活, daily life
4月ももうすぐ終わり。
気温はまだまだ低い日がありますが、晴れている日が本当に「青空」になって来たので、ようやく冬を脱したな、という実感がわいてきます。

こんにちは、牛です。

5月1日はメーデーで、お休みです。日本もそろそろゴールデンウィークの時期でしょうか?
明日から2年ぶりの北部はSiglufjörður (シグルフョルズル)、通称 Sigló (シグロゥ) に行くので、その前に買い物に行きたいのですが、洗濯を干してから出かけたいので、まだしばらく家で待機です。(洗濯は最短でも1時間21分かかります。でも我が家の洗濯機は、最後の1分と表示されてから10分以上かかることがあるので実質1時間半かかります。)

先週日曜から火曜まで、西部のPatró (パトロゥ、本来はPatreksfjörður パトレクスフョルズル という名前です。) に出張していました。
数か月前に「写真で一周旅行」というエントリーを書いておきながらも、微妙にパトロゥがどんな雰囲気だったか思い出せておらず、行って町にあるプールを見て
「あ、ここね。」
とかつてこの地にやって来たことを確信しました。
が、なぜプールに入ったのかは思い出せませんでした。(笑)

前回Patróに来たときは普通に陸路をはるばる、フィヨルドをぐねぐねと運転して(と言いつつ、私はたまに寝たりしながら乗らせてもらっているだけなのですが)やって来たのですが、今回はお金ある旅行(自費ではない)だったので、レイキャヴィークからチャーター機で最寄りの小さな空港までひとっ飛びでした。
フライト時間は約30分。大体ヴェストマンナエイヤル諸島のヘイマエイ島に行くのと同じくらいだったように思います。

実はわたくし、飛行機がすごく怖かったのですが (過去形ではなく、今でも怖いという気持ちはあるのですが)、アイスランドという日本と同じ島国に住み始めたことと、この仕事を始めてからの度重なる飛行機での出張のおかげで、無駄に緊張せずに飛行機に乗れるようになりました。
ただ、30分くらいのフライトで特に15人乗りくらいの飛行機に乗ると、ほぼ毎回右の顎の関節がものすごく痛むことにも気付き、これはかつて前歯を失った転倒事故の時にお医者さんに教えてもらった骨のひび割れの名残か?と少し悲しい気持ちになります。

何はともあれ西部、仕事の時以外はほとんど快晴に恵まれ、とてもいい気持ちでした。
2018_HL_Patro (1) 2018_HL_Patro (2) 2018_HL_Patro (3) 2018_HL_Patro (4) 2018_HL_Patro (5) 2018_HL_Patro (6)

プライベートと仕事のおかげで、今まで大型、中型、小型、あらゆる大きさの飛行機に乗せてもらっていますが、アイスランドのパイロットさんは本当に操縦が上手だなあと思います。
センスがある人ばかりなのか、天気が悪い・風が強いのが「普通」の国で訓練をし、お仕事をしていると嫌でも上手になっていくのでしょうか。
とにもかくにも、普通はヨーロッパ-アイスランド間の方がコンディションは悪い気がするんですが、いつも欧州-日本間や、欧州-欧州間の方が、離着陸に大きな衝撃を感じます。

今回も、フィヨルドで高い山々の間を飛んだり海のすぐ上を飛んで着陸でしたが、本当にまあ。
驚くほどスムーズでした。

飛行機が怖くなくなったのは、このアイスランドのパイロットさんたちの高い操縦技術のおかげというのも大きいだろうな、とよく思います。ありがとうございます。

ところで、上でもお話ししたようにこの辺りにはかつてやって来たことがあったのは確かなのですが、
今回の出張で、また一つ学んだことがありました。
2018-HL_saudlauksdalur (1) 2018-HL_saudlauksdalur (2) 2018-HL_saudlauksdalur (3)

パトロゥ中心地から車で3-40分ほど走ったところにある、Sauðlauksdalur (スイズルイクスダールル)、かつてはSauðlausdalur (スイズルイスダールル) という、much more make senseな名前だったところに連れて行ってもらったのですが、
ここ、アイスランドにおいて、『ジャガイモの聖地』なのだそうです。

というのもず――――とずー―――っと昔、かつてここに住んでいた好奇心旺盛で野心溢れる行動派の男性(聖職者と言っていたような気もしますが、うろ覚えなのと看板をまだちゃんと読んでいないので不確かです。)が、アイスランドで初めてここでジャガイモの栽培を始めたそうです。
この辺りはアイスランドに珍しく、他の国ではそちらの方が一般的な、「貝殻など」が素で出来た、白い砂が広がっています。(アイスランドの砂は、砂浜でもどこでも大概噴火のマグマなどによる赤っぽい及び黒っぽい砂か、玄武岩などが素になった、とにもかくにも黒い/暗い色の砂が普通です。)
日本の畑などを思い出しても「確かに。」と思うのですが、ジャガイモ栽培にはこの貝殻素の水はけの良い砂が適しているそうで、他ならぬここで、ジャガイモの栽培を始めようと思うに至ったそうです。
現在は技術その他の発達のおかげで様々な地域で栽培されているようですが、現代アイスランドで主食(というか、日本人にとっての米のような位置づけ)を勤める大切なジャガイモ栽培の歴史はここから始まったのかと思うと………

別に特に感慨深くもないのでした(笑)

むしろその地を示す記念で建てられているであろうモニュメントが全くジャガイモを思わせない様相で
「何でこの形?」
とそちらの方が気になりました。

さて、何だか今回の出張のご報告が随分と長くなって、何の話をしようと思っていたのか、というエントリーになってまいりましたが…

ところ変われば変わるものもあれど、変わらないものは多いのかもと思ったことを。

本当に、国が変わっても春になって出てくるものは同じなのか!
と感心したというか、悲しくなったというか、呆れたというか…。

以前にもお話ししたことがあるかと思いますが、
春及び夏になり太陽が照り始めると、こんな生物・資源の少ないアイスランドでも、いろいろなものが出てきます。

(特に羽虫と蜘蛛)
(日向ぼっこをしにわらわらと出てくるアイスランド人は、本当にまさに、啓蟄の虫です。)
花粉症 (ビルキという樺の木が、スギやヒノキの花粉と同じように花粉症を引き起こします。)

そして
珍走団ならぬ、珍走人です。

暴走族という呼称を止めて、珍走団と呼べばそれが減るのではないかという考えに基づき、呼称が変わったと聞いていますが
珍走団、呼称変更があまり浸透しているとも思えず、またその効果は限りなく見られていないように個人的には感じていますが、
効果云々は別にして、珍走団という言葉、自分としては気に入っています。
(まあ自分としては、珍走や暴走よりは『騒音団』とか『ガソリンを無駄にする走り方が大好き団』とか『周囲の人を邪魔したい団』の方が、事実に即した名前だと思うんですが。)

そして。
アイスランドには無論『団』と呼べるほどの人口があるわけではないので、『珍走人』と私は呼んでいるのですが
アイスランドにも微妙な改造をした車を「騒音バンザイ!」と、あえて夜の時間帯を選んで走る、私自身とは全く異なった『良し』とせん事の意識を持った人が、居るのです。

そして、車なのだから冬にもできるだろうと思わなくもないのですが(バイクだとあまり長時間走っていると凍傷になりそうですけれど。)、凍結した路面が怖いのかもしれません。
奴らは暖かい時期になると虫と同じように屋内から這い出てきます。(笑)

私は日本のいわゆる地方都市と呼ばれる場所で生まれ育ったので、そこには例外なく、珍走団が居ました。
そこまで寒い場所でもなかったので冬にもたまに音を聞いたような気がしますが、まあ、ちょっと陽気が気持ちいい春になると、彼らの音を聞く機会が増えたものです。

日本を離れるときっとこういう人たちは居ないのだろうと思っていたら、
いやあ、大間違いでした。

アイスランドは、首都レイキャヴィークをもってしても、日本の地方都市、いわゆる田舎の人口と同じかそれよりも少ない人数しか住んでいないところ。
アイスランドはどの地域でも、どう頑張っても、全ての場所が「田舎」か「ド田舎」というレベルです。(集落と呼ぶのもはばかられる地域もありますし。)

それを考えると、珍走人が出現する土台は整っているのかもしれません。

とにもかくにも最近少し暖かくなってきた毎日。
我が家周辺を拠点とする様子の珍走人が、毎晩10時半以降、嬉々として騒音をまき散らしています。
家の前が微妙に音をこもらせる建物の建設状況なので、音が響く、響く。
珍走人本人としてはそれが嬉しいのかもしれませんが、こちらは迷惑なだけです。

夜10時半といえども明るいですから、ハイテンションでアクセルを踏み込んでいるのだと思います。

日本ならまだしも、私の指標からゆくと、アイスランドはガソリンが高いので
走行に全く使用しないガソリンの無駄遣い。
環境への配慮はどこへと言ってもそういう人たちはきっと気にしないでしょうが、もっと自分自身に直接かかわってくるところで、お金(ガソリン代)が勿体ないとは思わないのかしら?と不思議に思います。
珍走人はお金持ちなんでしょうか。

春のお馴染み。
虫、花粉症、珍走人。
地球儀で見ても殆ど真後ろに位置しているような日本とアイスランドでも、出てくるものは同じかと思うと、
世界はやっぱり狭いのかな、という気がします。


さて、洗濯も終わりました。
腹ごしらえして、買い物に行ってこようと思います。(Siglóにもスーパーはあるのですが (しかもああいう地方の村には珍しく、「ちゃんと」スーパーなのです。)、RVKに比べると品数は少なく、値段も2-3割り増しくらいのことが多いので、買って持って行けるものはここから持参しようと思います。)

皆様、どうぞ良いご週末を!





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