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プロフィール

kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   アイスランドのクリスマスの過ごし方

2017.12.31 14:44|休日・祝日, holidays
2017年も無事にクリスマスのプレゼント交換が終わりました。
クリスマス自体はまだまだ終わりませんが、プレゼント交換が終わると
『ああ、今年も無事に終わった!』
とものすごい達成感に包まれます。

その達成感ゆえか、もうやりきった感しかない
こんにちは、牛です。

今年のぐんさまのお母様のお家でのクリスマスパーティーは、三名が大風邪、内二名は発熱していても参加で、盛大に開催(強行)されました。
三名の混同風邪菌君たちは弱り気味の人間を発見、したたかに攻撃してきました。
くそう!


さて、毎年苛立ったり苦しんだりしていたクリスマス(主に準備)でしたが、何やら今年は悟りを開いたように爽やかな気持ちで準備に取り組めました。
多少の焦りはもちろんありましたが、
『これはついにアイスランド人化したか?』
と思える気のもちようで、来年も同じくらいの心の穏やかさで居られれば、これは晴れて同じ穴の狢(言い様…。)化したと言って間違いないなと思います。
長かった。8年、片手では数えにくい年月です。

クリスマスの苦しみは度々記事にして来ましたが、過ごし方というのをあまりちゃんと書いたことがなかったように思うので、今年はちょっと皆様にもお伝えできれば、とようやく書くことにしました。

お家によって多少の差はあると思いますが、私の一番身近なぐんさまの家族および友人知人から話を聞いた感じでも、クリスマスは多くのアイスランドのお家において、一年で最も重要なイベントのようです。
少なくともぐんさまのお母様のお家では、一年で一番盛大になにかを祝う日です。
誕生日(大お誕生日を除く)よりも大規模です。

今回は、ぐんさまのお母様のお家でのクリスマスの過ごし方をご紹介します。お母さん一家は多分、アイスランドにおいて『普通』の階級のお家です。これが普通のレベルの家庭の過ごし方なのだと思うと、個人的にはやはりこの国の裕福さに少し驚きます。

お母さんのお家は(というかお母さんは)、おそらく国の登録上はアイスランドの国教でもあるプロテスタントを信じていることになっているのだと思います。が、お母さんもパートナーも夫婦揃って昔ながらの北欧神話に関係するÁsatrúに繋がりが深い伝統文化のRímurが好きで、その他にも例えば教会のコーラス隊(聖歌隊かどうかはちょっとわからない)には所属していたりしても、教会にわざわざお祈りに行ったりしているのは見たことがないので、特に熱心に信仰しているわけではなさそうです。
そんな感じなので、あのお家では、クリスマスは家族にとっての超目玉一大イベントではあっても、信仰心からではなくアイスランドで昔からそうされているように、家族が集まって繋がりを深める時間として大事にしているのだと思われます。

そのクリスマスがどれくらい一大イベントなのかというと、普段はTシャツにジーンズのぐんさまでもイブの日はスーツを着てネクタイを締めるほどの行事です。
アイスランドでは、25日よりもイブの24日の方が重視されます。

我々は24日には正装をし、家族全員分のプレゼントを持って18時に間に合うよう、実家へお邪魔します。
バスは15時くらいに運行が終わってしまうので、車のない自分たちにとっては徒歩かタクシーか迎えに来て貰うかというちょっと不便な感じでもあります。
今年はイブの少し前から積もった雪も無くなり、やった!と喜んでいたのですが、なぜか17時半くらいからしんしんと降り始め、セットした髪も着飾った服もびちゃびちゃになりました。
徒歩移動陣にみぞれや雪や雨は大敵なのです!アイスランドの空さん!

とにもかくにも、無事に18時までに到着できれば、何だかんだとそわそわしながらラジオを聴いてその瞬間を待ちます。
18時ちょうど、ラジオから教会の鐘の音を聞いた瞬間、家族皆で抱擁とキスの嵐です。
クリスマスおめでとう!と私はいったい何をお祝いしているのか詳しくは正直分かりませんが、みんなの嬉しそうで幸せそうな雰囲気に便乗して一緒に祝います。

キスと抱擁が終わったら、私たちは基本的にテレビを見たり話をしたりボードゲームをしたりしながら、のんべんだらりとさせてもらいます。
お父さんとお母さんは夕食のご馳走の準備を済ませてくれ、いよいよお食事です。

ぐんさまのお母様のお家では、アイスランドで最もクリスマスに食べられているであろう豚肉のクリスマス料理は食されません。
なぜならお母さんも旦那さんもある時から豚肉を食べなくなったからなのです。
別にアレルギーとか、宗教的な問題とかではなく、なぜそういう状況になったのかは不明ですが、かつて豚一頭を丸々譲り受けることがあり、プロではないお父さんが必死で解体したそうなのですが、それがあまりにもキツかったらしく(精神的にか肉体的にか両方か)とにかくお父さんはもう豚肉を食べたくない、お母さんのお家でご飯を作るのはお父さんの担当なので必然的に食卓には豚肉が上らないことになり、結果クリスマスも豚肉を使った料理は作らないということになったそうです。
ちなみに子供たちはぐんさまを含め、全員豚肉は食べます。面白い家庭です。

あともうひとつぐんさまのお母様のお家のお食事で他のお家と違うであろうところは、前菜がアーモンド入りライスプディングであるところです。普通はデザートなのでしょうが、お母様のお家ではデザートは親戚のお婆ちゃま直伝の手作りアイスと決まっているので、甘いカロリーの爆弾のようなスターターから始まり、24・25日は日本の女性たちなら卒倒しかねない内容のお食事内容となります。
ところで。このライスプディングには、普段のそれとは違い沢山のアーモンドスライスが混ぜ込まれています。そのなかに一つだけ丸々一個が隠れていて、その丸々一個に当たった人は、噛み砕かずに『あった!』と皆にお知らせをします。
ぐん母家では、当たった人は、『アーモンドプレゼント』がお母さんから進呈されます。私とぐんさまは結構引きがよく、過去8年で3回当たっています。今年はお父さんが当てました。

そしてご飯の後は、いよいよお楽しみのプレゼントの時間です。
プレゼントはクリスマスツリーの下に山積みにされており、もう本当に…文字通りの山です。
プレゼントには普通タグがつけられており、誰が誰にあげるものか分かるようになっています。
家長かそれに代わる人が一つずつ選んでタグを読み、一度に一人か二人ずつ、各々のプレゼントを開けます。ぐん母家ではなぜか雰囲気を盛り上げるために電気が暗いので、基本的にはぐんさまが読み上げ係になります。

ちなみにお母様の一家の場合、普通は、家族とパートナー等併せて総勢8人が24日に食事に集まるのですが、一人最低4つずつくらいは貰うので、開けるだけで数時間かかります。
プレゼントは開封する度に全員にお披露目、くれた人に抱擁もしくは/とキスでお礼を言うのでますます時間がかかります。
時間がかかりすぎるせいで途中、休憩がとられるほどです。今年はちょっと少な目でしたが、それでも2時間近くかかりました。

当日の参加者全員がプレゼントを開け終わった後は、ボードゲームタイムとなります。大体いつも午前0時頃からです。
私とぐんさまはすぐに疲れるので、ゲームに参加する確率は毎年五分五分くらいですが、たまにお付き合いで頑張ります。
全部終わって午前1時か2時に帰宅、というのが常です。


ちなみに私の実家は日本にあるのでアイスランドにいる場合はぐんさまの実家一択ですが、アイスランド人同士のカップルで、特に結婚していない場合は、カップルでもクリスマスイブはそれぞれの実家で夕食とプレゼント交換をするのが一般的なようです。
こういう点でも、アイスランドではクリスマスは家族の行事だというのがよく分かります。
18時まではどちらかの家で一緒に過ごし、その後移動してそれぞれ家族と食事&プレゼント交換、一段落したらまたどちらかの家に合流というのが多いようです。


また、アイスランドの家族関係はかなり複雑だったりします。
兄弟3人全員お母さんが違うとか、シングルマザーが別れた元旦那の別の奥さんとの子供と今一緒に住んでいるとか、日本ではあまり一般的でないような家庭もたくさんあります。(そして勿論全員ではなくとも、多くの場合上手くいっているのがこの小さな村社会の凄い、また素敵なところです。)
が、そういう複雑な家庭の人は『家族』のクリスマスには行かなければいけない家が多いことになり、ちょっと忙しそうです。(この国で、そこに血の繋がりがあろうがなかろうが、仲の良い家族が多いのは良いことと考えられているので、行く家がたくさんあるのは、ある意味ではハッピーなことです。)
多くの場合、24日に最も親密な家族と、25日にその次に近い家族と夕食を食べたりプレゼント交換をするようです。


24・25日だけでなく、アイスランドではクリスマスは1月6日まで続きますが、26日以降は親族大集合のクリスマスお茶会や軽食会がそれぞれの家系で複数回開催されるので、この時期は本当に大忙しです。

クリスマスというのはアイスランド人にとって本当に、家族や親族の繋がり、絆を強くするために大切なイベントなのだなあというのを強く感じます。
これが毎年繰り返されるという、なかなか体力も経済力も社交性も必要なイベントなのであります。
私は社交性に欠ける人間なので、これもちょっと試練ではあります。

ちなみに私個人での今年のクリスマス用出費総額は、大まかに計算して約8万krでした。
プレゼントだけでこれなので、24・25日の食事やツリー準備する人、26日以降の軽食会をホストする人達の今月の出費は、一体幾らになるんだろうかと、ちょっと怖くなります。
家族の数にもよりますが、周りのお家だと24・25日は大体10人くらい、それ以外の親族ご招待軽食会なんかでは20名以上を招待、などというのがザラにあります。食事、飲み物、準備…大変そうです。
アイスランドの多くの人のホスト精神と経済力には、目を見張るものがあります。

年末は特に、生活保護などの話題がニュースにも出てくるのですが、それでも、この国はかなり裕福な国なんだろう、とクリスマス時期に自分の周りを見ても町に出掛けても強く感じます。

そして生活が苦しいお家の子供たちにプレゼントを贈ろうという取り組みもされていて、多くの人が積極的に参加しているのは、とても素敵なことです。
ショッピングモールのそういったプレゼントを置くコーナーにはたくさんのプレゼントが色々な人から贈られているようですし、Facebookなどで呼び掛けている別の取り組みにも、多くの人が反応しているのを見かけます。
この時期の、町に愛が溢れている感じの雰囲気はとても好きで、今年は本当にそういった雰囲気を感じられる余裕が自分にもありました。
子供は何をあげれば喜んでくれるのか、あまり分からないので今まで参加できていないのですが、来年は是非、私も誰かに小さな笑顔を届けられる活動に参加したいなとも思っています。


こんな感じで、アイスランドの長い長いクリスマスは過ぎていき、また、毎年繰り返されます。

日本の一般的なイメージとは随分違う印象があるのですが、他の国のクリスマスとはどんな風に違うのか、どんなところが似ているのか、ちょっと気になります。
これからクリスマスに色んな外国のお宅にお邪魔するというのも無理があるのでなかなかそれを体験したり実感するのは難しそうですが、世界のいろんなことを知りたいなあと、国ごとの異文化を体験するたびにますます興味がわくのでした。



それでは皆様、今年もお付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
もしお気が向けばどうぞ来年もよろしくお願いいたします。

穏やかで温かい年越しを、そして2018年が笑顔の溢れる沢山の幸せに包まれた毎日になりますよう、お祈りしております。

Takk fyrir gamla árið, gott og farsælt komandi nýtt ár!



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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   Gleðilegt nýtt ár!

2017.01.07 11:22|休日・祝日, holidays
クリスマス前、怒涛のプレゼント準備!
息つく間もなくクリスマス!
連続してのお食事会!!
クリスマス直後、暴風雪の見込みで予定大変更!!!
大忙しのクリスマスシーズンとなり、年末にご挨拶が申し上げられませんでした…。

ということで遅ればせながら、
こんなエントリーも少ない、たいしたこともお話しできていないブログですが、2016年もお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。
そして2017年、新年のご挨拶を申し上げます。
十中八九今年もマイペースにしかお届けできないと思いますが、本年も何卒、ご容赦いただき気長にお付き合いいただけると本当に嬉しく存じます…!

いつになく真面目なご挨拶から始まりました。
おはようございます、牛です。今もう朝9時半ですがまだまだ絶好調真っ暗です。
夏よ早く来い。

さて、今年は2010-11年の年越し以来なので6年ぶりに北部の町(いや、村か。)Siglufjörðurにて年末年始を過ごしてまいりました。
Siglufjörðurはかつてはニシン漁で栄えた漁村でしたが、海流の変化か環境の変化で以前ほどの漁が出来なくなり、一時期とてもすたれてしまった村でした。
が、夏に行われる音楽イベントや、静かな割に程よく整った環境、近年は外国でも放送され話題となった大人気サスペンスミステリーTVシリーズ『Ófærð (オゥファエルズ)』の撮影場所にもなったことでまた少しずつ賑やかさを取り戻しているところです。

ぐんさまのお母様一家の恩恵に全力であやかり、何度かSigló (アイスランド人の多くは親しみを込めて、村をシグロゥと呼びます。)には行っているのですが
いいところです。
自然の他に何も無くて(笑)

と言っても全部徒歩圏内でスーパー、パン屋、銀行、薬局、バーと市民プールが揃っているSigló、
他のアイスランドの村や集落に比べるとかなり優秀です。相当栄えていると言ってアイスランド人から異論はないはずです。

アイスランド人はなぜか、特に上流階級の人でなくてもSumarbustaðと呼ばれる別荘地を持っていることが多くあります。
どこからそのお金が捻出されているのか個人的には甚だ疑問なのですが、理由は何となく分かります。

その理由についてはまた今度エントリーにするとして (本当に『今度』があるのかどうか?苦笑)
アイスランド全体を見てみると、総じて基本的には豊かな財力を持っている人が多いのだと思います。
少なくとも貧困にあえぐ国ではありません。

もちろん全員でが裕福なわけではないですし、国として大雑把に言ってしまえば、というレベルでしかありません。
こんなことを書いている自分自身、ぜんぜん裕福なわけではありませんので、別荘なんてとんでもないお話ですが、
“アイスランドで最も安い給料”と言われる悪名高いポジションで職業に就いていながら、年に一度くらいは日本に帰る航空券が買えるぐらいのお給料をもらえていると考えると、やはり国としては裕福なんだと思います。

話はそれましたが、ぐんさまのお母様も実はそんな別荘を持っているアイスランド人の一人でそれがSIglóにあるため、度々行くことができるのです。
行きたければ、の話ですが…。

アイスランド人に珍しくスローな安全運転を心がけるお母様のパートナーなので、通常のアイスランド人の運転とは話が少し違いますが
RVK市内から途中トイレ休憩などを挟むと、お母さん一家の車では、Siglóまで7時間ほどかかります。
Google Mapsによると、最短ルートで390kmくらいのようです。

7時間くらい。
相当です。

私は一人で運転したくない。

そんなこんなで2011年から行く機会がなかったSiglóで、1週間以上のインターネットなし生活!
Nexusというタブレットを持って行ったのですが、家の中から近所にwi-fiがないかと思って見てみても一切回線さえ出てこないことに、少々驚きを感じました。
お母さんの別荘がある場所って、一応Siglóの中では中心地に相当するところのはずなのに、家も周りに結構立っているのに、一切リストに入ってこないなんて。みんな有線接続なんでしょうか。
アイスランド人のことなのでインターネット無しで生活しているとは到底思えません。

再びの話脱線でもう何の話をしたかったのか忘れてしまいましたが、とにかく1週間外界からの情報はラジオ以外入ってこない、のんびりとしたお休みを満喫してきました。
写真を何枚かピックアップして、雰囲気をお伝えできたら、と思います。

いつもの通り、写真はクリックしていただけたら拡大してご覧いただけます。

siglo2016-17-1.jpg
到着当日だったような気がします。年末年始、Siglóの山にはこんな風に年号がライトアップされます。
かつてはスキー場として開放されていたそうなのですが、現在は別エリアに移動になって、ここで普通はスキーしないそうです。

siglo2016-17-2.jpg
別の日の、散歩の途中。池なのか川なのか何なのか分かりません。とりあえず凍っていました。
覗き込んでいるのはぐんさまです。(服はユニクロです。どうでもいい情報ですね。)

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かつてなのか、現在も一応稼働しているのか?お父さんの話をちゃんと聞いていなかったので覚えていませんが、発電所だそうです。Siglóには、1936の年号が入った建物が結構あります。その時期、栄えていたんでしょうねえ。

siglo2016-17-4.jpg
散歩中の一枚。
昼あたりに撮影したように記憶していますが、まあ、こんな感じです。
SiglóはRVKに比べてもかなり北の方に位置するので、冬至の日照時間は2時間半くらいしかないみたいです。RVKでもそうですが、ここは冬場本当に、もっと太陽の姿が見えないんだそうです。
確かに今回の滞在中も、青空と太陽の光っぽい明るさは目にしましたが、太陽の姿自体は全然見られませんでした。
この時期に青空が見られただけでもう個人的には大感謝ですが!!

siglo2016-17-5.jpg
別の日、昼2時くらいです。夕方かっていう色ですが、お昼です。そしてこれ、本当にかなり明るい方です。
アイスランドは冬(すなわち11月後半くらいから4月半ばまで)、空は灰色か黒いかの二択です。基本は闇です。
なので1週間の間に2・3回目にできたこの青空に!とても心を救われました。

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上で、『Siglóには何もない』と書いちゃいましたが、いやほんと…行っていない6年くらいの間に変わりました。
ホテルもできていれば、なんと!ビールのマイクロ醸造所まで!!
昨年ぐんさまとインフルエンザになりながら通ったビールフェスティバルで『Siglufjörðurから来た』と聞いて驚いたのは個人的に記憶に新しいのですが、なんとこの年末、末も末の30日でも見学に来ていいよ、と言ってくれたので行ってきました。
いやー、工場見学大好き、ビール大好きの私にとって、マイクロ醸造所見学は夢のような時間でした!
お兄さんがたも優しい!
正直ビールフェスティバルで飲んだ時は『うーむ、特にこれという個性のない味…。』という印象でしたが、クリスマスビールや、もう一種類の新しいビール、そしてオリジナルと3種類を飲ませてもらって、それぞれに美味しかったです!
どれも全部飲みやすいのが嬉しいところ。特にオリジナルと一緒に定期的に作るようになったという今回初めて飲んだ定番ビールの味がとっても好きでした。
Þorramaturの時期に期間限定ビールを出す予定なんだそうで、「期待して待ってます!!!」とお伝えしておきました。
Segull67、アイスランドにいらした際にはぜひ召し上がってみてください♪

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アイスランドの大晦日と言えば!でっかいたき火と花火、そしてÁramótaskaupiðですが、今年も盛大に積んでいました。木。
ちょくちょく椅子とかが混じっていて、いつも『これ、誰のだったんだろう』と気になります。ショベルカーは我らが日本の会社、HITACHIのでした。
しかし火の力というのはすごいもので、本当に熱くてあまり近くには寄れないんですよねえ。カメラがちゃんと作動しないくらい寒いのに、たき火の近くに行って撮影を始めるとすこぶる快調に動いてくれるのはとても助かるんですが、レンズがちょっと心配です。

siglo2016-17-10.jpg
そしてこれまたアイスランドの冬のお馴染み。もう本当に今季は秋からず―――――――――――っと雨続きで!秋の入りに少しオーロラが良く見える1週間がありましたが、それ以降は雨、雨、雨で!本当に全然見えなかったのです。
が12月31日。一年の終わり良ければ総て良し、ということなのでしょうか。出てきました、オーロラ。
実はオーロラハントなどにも出かけたことがないので、一度郊外にある別の別荘地で(レンタル)屋外のホットタブに浸かりながら木々の間から見える(ある意味アイスランドでは木の方が珍しい!)オーロラを見た以外、別の場所で見たことがありません。
私にとってオーロラは、自宅の窓から歯を磨きながら見るものという存在なのですが、今回高い山の後ろからぶわーっと広がってくるオーロラは、家のトイレの窓から見えるのとはまた違った迫力と美しさがありました。
しみじみと、カメラを勉強したいなあと思う次第です。



レイキャヴィークにいる以外は年に一度日本に行くくらいしかしない私なので、あまり写真を載せないことが多かったのですが、今回色々とあり、過去の写真を見直したりしていると、意外と以前は年に一度くらい、小旅行や少しまとめてアイスランド国内の旅行に出かけていたことに気が付きました。
お手軽デジカメで撮影していたにもかかわらず、壮大な自然のおかげでなかなかに見えるものもあり、今度時間があるときに少し写真をピックアップして、ちょっとしたコメントと一緒にアイスランドの自然や好きなスポットなどをご紹介してみるのもいいかも、などと思っております。
いつも“今度”で、なかなか実現しませんが、このブログは気負うことなく長く続けていきたいなあと思っているので、また皆さんに忘れられない程度の時期に、少しずつエントリーにしていきたいと思います。


そして最後にちょっと。
2017年1月7日、日本の『ちきゅうラジオ』(←のラジオの番組名をクリックしていただけると、HPに行けます。1週間限定で、インターネット上で前回の放送が聞けるそうです。)という番組のコーナーに、僭越ながらアイスランドのニュースをご紹介させていただくために電話で出演させていただきました。
日本語教師とは思えぬ言葉の出てこなさ!!
日本語を鍛えなおさねばと強く感じた次第でお恥ずかしい限りですが、アイスランドと日本を繋ぐ役に立ちたい、という思いがまた一つ実現したような気がして、とても嬉しく、光栄でした。
最近メディアでの露出が増えてきたとはいえ、アイスランドってまだまだ未知の世界なのかも、という風にも感じました。
何に関してもど素人なのでうまくできませんし、アイスランドについてもまだまだ学ぶことばかりですが、これからもいろんな形で微力ながら、アイスランドと日本の架け橋の中の一部の木の…うーん、踏板みたいなものにでもなれたら嬉しいなあと思います!
お声をかけていただいて、数週間番組HPの『前回の放送を聞く』を視聴したのですが、いやあ、世界って広いですね。
アイスランドが好き、日本が好きで、出不精なのもあり、アイスランド人のようにお金を湯水のように使う勇気もないのであまり外国には行けていませんが、去年の夏ドイツに行ったときにも、今回こうして別の国のお話を聞いても、
世界って広い。沢山自分の目で見て、現地でいろんな空気を感じてみたい。と思うのでした。

これからも、自分にできる方法で、感謝を示すためにも、アイスランドと日本を繋げるお手伝いをしていきたいと思います。自分の力が不足しっぱなしなのを改善するのが当面の目標ではありますが…。

そんなこんなで新しいことにチャレンジしつつ、2017年がスタートいたしました!
9日からまた授業です!
自分が登録している修士号の授業は、授業の時間も発表されていなければなんと担当してくれる先生がいないことになっていて、どうすればいいのかと焦りつつ
まあ9日に大学のオフィスに聞きに行けばいいか、とアイスランド人のような考え方になってきている私でした。
直前まで、重い腰を上げないなんて、もはや典型的なアイスランド人…大丈夫か、それでいいのか私!(笑)


2017年が皆様にとって、笑顔のあふれる健康で、楽しく過ごせる毎日になりますように、お祈りしております!
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします m(__)m


テーマ:アイスランド
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   よーりんこーまー♪(という歌があります)

2016.12.18 02:51|休日・祝日, holidays
現在、日付が変わって12月18日。
17日に山から下りてくるのはHurðaskellir(フルザスケットリル)。
扉を『ばああああーーーーん!』と閉めて、人々が驚くのを楽しむ大変近所迷惑な妖怪サンタです。

みなさんこんばんは、牛です。

本当にどうでもいい話ですが、クリスマスプレゼントを買いに行っていて、なんだかちょっと寂しそうな顔をして見つめられている気がしてしまったので、牛を買ってしまいました。
あ、ぬいぐるみです。
ushi-2016_shoudougai.jpg
自分のものを買っている余裕なんてないはずなのに…まだほとんど誰のクリスマスプレゼントも買ってないのに…大丈夫か私…そしてぐんさま…
ぐんさまのプレゼントに至っては考えてあげてもいないので(酷過ぎる)自分の冷たさにちょっと心が痛みますが
とりあえずクリスマス前にお酒を買い溜めしておかなければ。
また嗜好品の税金が上がるそうなのです、アイスランド。

確か以前見た限りでは、鼻煙草というのか口煙草というのか。とりあえずあれの税金は200%に引き上げられたように記憶しているのですが、
いやあ…自分が愛煙家でなくて本当に良かったと、アイスランドに来て強く思います。

だって普通の煙草(確かマルボロ)が一箱1500krとかですし、何より屋内での喫煙は禁止されているので、暴風雨だろうが何だろうが、屋根がなくても外で吸わなければいけないあの過酷さ。
愛煙家が少なくないにもかかわらず不平を言う人を見たことがないのも個人的には衝撃ですが、私がもし愛煙家だったら、あんなに頑張って煙草を吸えるだろうか?と屋外で体を小さくしながら煙草を吸っている人たちを見て、よく思います。
今年は雪は少ないけれど、雨が多いのでそれもそれで大変そうです。

給料の37%に加え、お酒でも十分に納税に貢献していると自負していますが、この国における煙草の課税率には本当に恐怖しかありません。
でももっと上がっちゃう…。
怖いです、この国。


さて。今回のエントリーの本題になるはずだったアイスランドのクリスマスプレゼントの習慣について少し。
アイスランドは1000年頃に国全体の宗教をキリスト教にし、その後支配国のデンマークの影響を受けてほかの北欧諸国と同様、現在ではプロテスタントのルター派を国教に掲げてはおりますが、基本的にアイスランド人は日本人によく似たところがあり、
国全体を見るとそこまで信仰心があつい人は多くなく、おまけに昔からの北欧神話に関係したÁsatrú(アゥサトゥルー)に関係する行事やその他もろもろもまだまだ生活の中に強く根付いています。

冒頭の妖怪サンタなども、どちらかと言えば土着の民話などからきている習慣なので、Ásatrúよりの文化です。

他の北欧諸国がいかほどまでなのか皆目見当は付きませんが、とにもかくにも、アイスランド人にとってクリスマスというのは驚くほどに大きなイベントです。
毎年1回来るのだし、何をそんなに執念を燃やして祝ったりしなければいけないのか私にはあまり理解ができませんが
とにかく大好きだし、大事にします。

どれくらい大事かというと、誕生日以上に大事にしていると言っても過言ではありません。
何を根拠にそう言うのか。

例えば、プレゼントです。
私はぐんさまのお母様一家からは誕生日もお祝いしてもらいますが、お父様の一家からは誕生日はお祝いしてもらいません。
すなわちプレゼントももらいません。

Stórafmæli(ストールアフマエリ)といって、10年区切り(例えば20歳や30歳など)の誕生日はわざわざホールなどを貸し切って30人40人を超える招待客と一緒に祝ったりする人も多いので、それは例外ですが、
基本的にアイスランドにおいては誕生日はクリスマスよりも小さなイベントです。
個人規模、カップル規模、小さな家族単位で祝うものです。

しかし、クリスマスは違います。
私もぐんさまのお父様一家からはもちろん、ぐんさまの兄弟親戚からさえプレゼントをもらったりします。
そしてすなわちそれは、私からも差し上げなければならないということです。
冗談抜きの、大げさでもなんでもなく、親戚一同が会して食事会も行うし、兄弟親戚子供配偶者ひっくるめてプレゼントをあげなければいけないので、以前のエントリーでも申し上げたように、今年のプレゼントは25名分ほど、個数も20個以上準備せねばいけないことになります。

クリスマスは、アイスランドにおいてすさまじいイベントです。
私でも20個越え。
ぐんさま一家も結構大きい一族ではありますが、もっと大きい一家もあると思います。
おじいちゃんおばあちゃんになると、孫その他も増えてきて、しかも食事会の準備もあるでしょうから、財布を閉じている暇など、本当に一瞬もないのではないかと思います。

ぐんさまの職場などではクリスマスの準備のために、1月分の固定給が12月に前倒しで支払われ、クリスマス商戦の後押しを全力でします。

私の場合は非常勤のために固定給がないので前倒し制はありませんが、おそらく常勤の人はもらっていると思います。

そしてこれまた私はありませんが、普通職場ではクリスマスプレゼントももらえます。
アイスランドでは100%(週5日、8時間勤務)で仕事をしていない人も珍しくありません。
誕生日プレゼントを同僚が個人的にもしくはグループになってくれたりすることはありますが、クリスマスプレゼントは雇用主が従業員にプレゼントをあげるのが普通のようです。
(何度も言いますが私は除かれていますけれど!!!笑)

金額は職場によって差がありそうですが、周りを見ると最低でも2万kr分くらいはもらっていそうな印象があります。
すごいですよね…職場が従業員ほぼ全員にプレゼント…
この時期はボーナスが出るところも一般的のようですし…

あれ、私、職業選択間違えたかな?(笑)

自分の仕事は目標だったので勿論満足していますし、今後も死ぬまで続けたいと思っていますが、
たまに『なんかもっと普通のところでアルバイトもしようかな?』なんて思ったりします。

修士が終わってもし常勤になれたら話は別ですが、なれなかったらアルバイトは本気で考えたいです。
アイスランド語の練習もしたいし。
(今の仕事だと、アイスランド語が劣化していく一方なので…。)

また話はそれてしまいましたが、とにかく、アイスランドにおいてクリスマスというのは日本のそれから比べると
とんでもなく大きなイベントです。

子供がいれば、12月13日から毎日小さなプレゼントを靴の中に入れなければいけないし、
まあ場合によってはジャガイモを準備する羽目にもなるし。

大人になっても一族を招待してのお祝いが必要になり
家族全員にプレゼントも準備し
まあ本当に、12月は丸々一か月、色々と努力の必要な時間になります。

なぜクリスマスがここまで重要なイベントなのか、そのいきさつが気になる
わたくしでした。

クリスマスはここ数年、楽しみというより試練のような位置づけになってきました。
在住10年くらいを超えると、楽しめるようになるんでしょうか。
あと2年ちょっとでクリスマスに対する意識もアイスランド人化…できるかなあ?

でも何気にいろんなところがアイスランドナイズされつつあるような気もするので、
自分が日本人として守っていきたいところはしっかりと守りつつも、この国に楽しく同化できるように、変わったり受け入れたりできるところはなるべく柔軟になれるように努力はしたいと思っています。


ちなみに本日で一通りの今学期の仕事は終わりました!
後は成績を出し、病気で休んだ人のために来年1月早々開始のテストの準備をし、かつ自分の修士課程の教科の成績が出るのを待つのみ…!
そしてクリスマスが終わったら、5年振りの北部!Sigló!

楽しみです!その癒しが楽しみです!
北部では何もしない!
楽しいことしかしない!

ということでちょうど来週土曜のクリスマスイブまであともう少し…
明日も頑張って買い物に出かけます。
予算に収まる、一族全員の欲しいものなんてわからないよー(T-T)

戦いはまだ終わらない。

とこんなことをしている間にもう午前3時(汗)
寝ます。

おやすみなさい!!



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   迫り来るクリスマス、届かない荷物。

2014.12.18 17:42|休日・祝日, holidays
13人のサンタも、既に半分以上が街に下りてきています。
まだ6回しか体験していませんが、こんなに天気の悪い12月は初めてです…。

こんばんは、牛です。

『あ、僕病気だったから行けなかったんだー!』
と一言、健康相談所のような施設のお医者さんに一言声をかければ診断書がもらえ、病欠用のテストが受けられるアイスランド。
本当は病気じゃなかったけれど、嘘をついてテストを受けた学生を何人も知っています。
最初は
『こんな緩くていいはずが無い!!!』
なんて悶々としたりしましたが、今やもう
『分かった。寝坊したのは分かったからもうそんなバカ正直に私に報告しないで、嘘ついて医者に電話して診断書貰って、さっさと大学に提出してきなさい。私はあなたの為にわざわざ病欠用のテストを作って(実はもう期末テストを作るときに既に病欠用も準備してあるけれど)、テストの時はまたわざわざ大学に来て、受け取って、答え合わせして、あなたの為にもう一度成績出すから。(追加の給料ももらえないのに。)』
と、アイスランド色にすっかり染まっています。

この国に来て、文化の違いや考え方の違いで
怒るのはお門違い
フラストレーションを感じてストレスを溜めるだけ損
まあ、要はこの国ってそういうもんなんだなと思って諦める(本当に心の底から諦める)のが一番良いと思うようになりました。

国の違い、常識の違い、世代の違い、
色々と不思議で、“いや、それはおかしいだろ…”と思うことは多々ありますが、
意見は述べるにしても、違いを認めて、自分がそうするかは別として、納得できないことはあっても、理解は出来るようになったことを考えると
一応少しずつ、人間として成長しているのかな、と思ったり、いや、自分の思い込みだったり、傲慢だったり…するかもしれません。
個人の付き合いでも、個人と社会/組織の関係でも、
悶々とするだけ損、捉え方の違いはどうしても存在するので、そこはもう歩み寄るしかない、と思えることが多くなりました。
これって、アイスランド人やアイスランドの国・組織とだけでなくて、同じ国、例えば日本人や日本の組織であっても、そういうことはあって
特に年に一度だけ日本に帰ったりすると
自分が随分とアイスランドの考え方に慣れてきていたり、
『あー、そうそう、日本はこうだよね。アイスランドはああだけどね。どっちもそれぞれだから今はこっちのやり方にあわせないとな。』
と、臨機応変に対応できるようになった気はします。

しかしまあ、クリスマスのこの頑張らなければならない感にはなかなか慣れません。(ちょっと、慣れたくないとも思っている。)

ぐん様のお母様の弟さんは(義叔父というのでしょうか?)
クリスマスの夕食会には参加してくれますが
『頼むからプレゼントは寄越さないでくれ。巻き込まないでくれ。』
と毎年口にしています。
理由は、プレゼントを買うのが煩わしいから。

煩わしいという言葉が相応しいのかどうかはわかりませんが、
とりあえずその気持ちは十分に分かるというものです。
アイスランドにおけるクリスマスプレゼントは、『あげたいからあげるもの』ではなく
『あげたいあげたくないに関わらずあげなければいけないもの』に近いものも多く存在します。

別にあげるのはいいのです。
何でも喜んでくれるなら、いくらでも買います。
でも、数が多すぎるし、要らないものだったらちょっと不満を言われたり、ちょっとそれを表現されたりするのが
どうしようもなく、やるせないのです。。。

うちの家族の場合
義父母4人(アイスランドはこういうことがいっぱいあります。)
義兄弟・義姉妹6人
義兄弟姉妹のパートナー6人
義兄弟姉妹の子供4人
そして自分の伴侶1人
と、人数にして21名分のクリスマスプレゼントの準備が必要なのですが
正直、毎年でなくとも義叔父さんのように
『いやもうホント、私何ももらえなくてもいっこうに構わないんで、今年パスしても良いですか?』
といいたくなること、過去何回…。

義兄弟姉妹以外は今年、パートナーはまとめてやろうと思っているので、
プレゼントの数自体は15個(1組1個で済ませられるとしたら)でいいのですが
15個って、何か…どうなんでしょうか。

この年齢になると時々子供のことも思いますが
これで自分の子供を持つことになった日には一体どうすれば良いのか…
しかもアイスランドのクリスマスは、24日から遡ること13日前から始まるので、みかん1個なんかでもOKなものの、12月12日からクリスマスプレゼントを支給しなければいけないという義務が発生するわけです。
恐ろしい限りですよ!!!!

うちのお母さんにも私はこんなプレッシャーを与えていたのだろうか…
いや、むしろ今でも与えているのだろうかと思うと心が痛みます…。
でもまだ母とはクリスマスプレゼントを交換し合っています。
何だかんだと文句を言っていますが
お互いを想ってプレゼントを買って、それを贈り合うというのは、やっぱりいいものだと思うのです。

つまり私がこのクリスマスプレゼントのやり取りで嫌悪感があるところは
義務感なのだと思います。

結果的に押し売りになってしまうことはあるかもしれないとは言え、
『準備しなくちゃいけない。あげなきゃいけない。』
みたいなプレッシャーが
ストレスなのです。
で、ストレスを感じながらプレゼントを買うってどうなのよ?というストレスも発生し、クリスマス前は随分とストレスフルな毎日を過ごす羽目になります。

まあ、喜んでくれればそれも報われるのですが
『でもこれ好きじゃない』と言われてしまうこともあるんですよねえ(笑)
“えー、あんなにがんばって考えて買ったのに不満を言う!?”
と思ったりもするわけですが
まあ、要は私が勝手に喜んでくれるかなと思って買ったものの、気に入ってもらえなかったというだけなので
私自身はもう何年も前から、不満を言われても『ああ、今回はダメだったか。はずしたなー』くらいに思うようになりました。

で、そんなことがあったと友達に話すと『それ有り得なくない!?失礼すぎるよ!』と逆に(逆か?)友達が怒ってしまうこともあるのでやっぱり人それぞれ、考え方は違うよなー、なんて思うのでありました。

許せること、許せないこと、譲れないこと、腹が立つこと、
皆それぞれに違うから、やっぱり皆それぞれに尊重しなくちゃいけないな、とクリスマス時期に小難しいことを考えることの多いわたくしです。

本当はクリスマスビールの飲み比べランキングをエントリーにしようと思っていたのですが、全然違う内容になってしまいました。
まあまだ全部飲み終わっていないので、結局ランキング付けもまだ出来ないのですが(苦笑)
年明けにでも写真つきでクリスマスビール批評でもやりたいと思います。
多分クリスマスビールはその前に完売してしまうし、そもそもそんな記事を書いたところで自分の自己満足にしかならないのですが…(汗)
どうぞお許しくださいませm(__)m

恐らく今年度中に新しいエントリーは書けないような気がしますので、
まだ12月も半ばですが、
皆様、どうぞ楽しいクリスマス&良いお年をお迎えくださいませ!

こんな自分勝手で更新もままならないブログで本当に恐縮ですが、来年もどうぞ、お付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します。

では、これからまだまだ終わらないクリスマスプレゼント購入の旅に出掛けたいと思います。(現在17時41分。お店が閉まるのは22時なので、戦いはまだまだこれからです。笑)

テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   ちなみに、明日からの3日間は。

2014.03.02 20:59|休日・祝日, holidays
先程のエントリーでも少々触れましたが、
明日の月曜日から3日間はアイスランド人にとっては少々楽しい3日間となります。

アイスランド人は決して信仰心が厚いと言えませんが、(私の印象としては、イタリアのシチリア島のほうがまだしっかりと信仰していました。)一応他の北欧諸国よろしく、
プロテスタントのルター派を国教として掲げています。

アイスランドは1000年頃キリスト教(当時はクリスチャン)に改宗したと言われています。
しかし当時まだまだ一部には人気のあった北欧神話に基づく宗教信仰が浸透しており、
それはキリスト教に改宗した後も、ひっそりと人々の間に根付いた考え方として残っていきました。

その為、キリスト教の行事として昨今祝われている行事も、
アイスランド独自の色を持っていることが少なくありません。

同様のお祝いは他のキリスト教を信仰したり国教として据えている国でも存在しているようですが、
Páska(英語で言うイースター)から7週間遡った月曜日が
Bolludagurと呼ばれる日です。
Bollaを日本語に訳するのには相当無理があるのですが、強いて言えば『球体のパン』と言ったところでしょうか。
昔は何を食べていたのか知りませんが(笑)少なくともここ30年以上は、シュークリームのようなものを食べるのが一般的な祝い方です。
Bolludagurについてのエントリーは過去の記事にもあるのですが→Gleðilegan bolludag!!!
簡単に言うと、少々分厚めのシュークリームの皮の上に多くの場合、チョコレートがコーティングされていて、
それを上下で半分に切り、間に生クリームやジャム、ぐん様家の場合はラム酒の香りがするカスタードプリンも挟んだものをBollaと呼び、飽きるまで食べる日です。

Bolludagurの次の火曜日は、Sprengidagur (スプレンギダーグル、爆発の日)と呼ばれるお祝いの日です。
Sprengidagurの前のBolludagurで既にお腹がはちきれんばかりにお菓子を食べまくっているはずのアイスランド人が、
お腹が破裂しそうになるほど食べ物(正確には黄色い豆のスープ)を食べる日です。
Sprengidagurには、主に羊の塩漬け肉と、黄色い豆のスープを食べます。
塩漬け肉は昔は貴重だったと考えられるので、破裂するほど食べていいのは、メイン(?)の豆スープでした。
昔は恐らくそれでもなし物資の少ないアイスランドが、冬になるともっと貧乏になり、お腹いっぱいご飯を食べられる機会など殆どなかったのでしょう。
Þorriのお祝いもありますが、このSprengidagurくらいはお腹いっぱい食べたっていいじゃない!という欲求を爆発させる日だったのではと、私は考えております。

そして3日目の水曜日は、これまた昔のエントリーで書いたような覚えがあるようなないような。
Öskudagur (オスクダーグル、灰の日)と呼ばれる日です。
これはいわゆるアイスランド版Halloweenで、子供たちが仮装し、近所の家やお店などに行って、歌を歌うなどの一芸を披露すると、ちょっとしたお菓子がもらえるという日であります。
私が愛読している『アイスランド人のまっかなホント』と言う本によると、昔々は猫の死体などがくくりつけられた木だったか箱だったかを子供たちが棒で破壊して、その中に入っているお菓子がもらえるという風習があったとか、なかったとか?
しかしぐん様に聞いてもそんなことは聞いたことがないし、少なくとも自分の世代ではそんなことは絶対にしていなかったとのことなので、あったかどうかも分かりませんが、あったとしても30年以上は途絶えている習慣です。
今は平和なもので、中学生くらいまでの子供が仮装して、お菓子を目的にうろうろと町を徘徊しているのを目撃しても、微笑ましい気持ちにしかなりません。(笑)

もう30代も目前にした私ですが、未だに10回に1回くらい公営の酒屋に行って年齢確認を受けると言う
ただ目が悪いだけかもしれないアイスランド人の年齢感覚なので、
塗りまくり顔を隠して、身長だけで言えばアイスランド人の子供並の身長の私も、
仮装をしていても激昂されることはないのではと密かに雑念を捨てきれない私でした。

別にお菓子が欲しいんじゃないんです。
仮装がしたいだけなんです(笑)

こちらが月曜日のBolludagur     火曜日のsprengidagurのスープ       水曜のÖskudagur
      ↓                 ↓                    ↓
bolludagur-2014-bolla sprengidagur-supa_2014.jpg oskudagur-2010-ekkiborn

火曜のスープの写真はIslândia Brasil blogさんから→http://icelandprevails.blogspot.com/2012_02_01_archive.html
水曜のÖskudagurの明らかに子供でない仮装(笑)の写真はStyrktarfélag lamaðra og fatlaðraさんから→http://www.slf.is/styrktarfelag-lamadra-og-fatladra/frettir/nr/408/


いただきました。

アイスランドのみんなも、日本の皆様も、楽しい3日間をお過ごしください!

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