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kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   アイスランド人は巧みな話術の持ち主?

先日の、日本語学科への授業参加お願いに、3名の方から前向きなお返事を頂戴しており、大変ありがたく思っております。
ありがとうございます。
もっとたくさんの方に来て頂ければもっと助かりますが、3人来て頂けるなら、何とかならん気がせんでもない…!頑張りとうございます。

昨年から、日本からアイスランド大学への交換留学生数が圧倒的に増えたので、日本語学科の学生にとっては生きた日本語を聞き、話せるまたとないチャンスがたくさんできたわけですが、それでもやはりアイスランドにいると、日本語を話したり聞いたりできる機会はとても少なく
私の日本語は聞けて理解できても、それは私が外国人に日本語を教える訓練を積んで、彼らが理解しやすいように話すテクニックを意識的/無意識で使っている日本語が分かるだけなので、
実際に『生の日本語』(聞き手が日本語学習者用であることを意識して話されている日本語)を聞いた時に、ほとんど何も分からないという人は少なくありません。
また、街中でそれらしき人を見かけても話しかける勇気がなく、敢えてそういう機会を見つけて参加しなければ、日本人と言葉を交わせる機会も殆どないと言うのがこの国の現状です。


さて、アイスランドにおける日本語教育の話はここまでにして
アイスランド人の、ちょっと面白話術についてお話したいと思います。

日本でもプレゼンテーションや対話のテクニックについてのHow to本や、セミナーのようなものが開かれているかと思います。
日本人でも人それぞれではありますが、やはり日本人に比べると、アイスランド人のほうが人前でスピーチをしたり、プレゼンすることに対して抵抗や躊躇は少ないように感じます。

私がずいぶん前にどこかで見かけた、『上手な人前での話し方』テクニックの一つに、
プレゼンでの質疑応答の際に分からない質問が出てきても、「分からない」と言うのではなく、「それは面白い疑問ですね。皆さんはどう思いますか?」と、リスナー同士でのディスカッションに持ち込むと言うものがありました。
日本語の文法などを教えている場合この対処は殆ど不可能なので、『へーえ、こんな方法もあるんだなぁ』と言う程度に考えていたのですが、
実はこれが。
身近にそれを、しかもものすごく頻繁に使っている人たちがいたのです。

そう、アイスランド人です。

あまり若い人がそのようなプレゼンや疑問をぶつけられるような会話をしているのを見たことが無いので全員が、と言うわけではありませんが
少なくとも30代の人は使っていることをこの耳で確認しております。

『面白い質問』と言う言葉ではありませんが(áhugaverð spurning)
それとほぼ同様の意味で使っていると思われる
"Það er góð spurning."
(それはいい質問ですね。)

今横にいるぐんさまに聞いたところによると、
『いやぁ、実際それがいい質問だと思ったときにも言うよ』と言っていましたが
私は、この言葉を口にした人が、その質問に対して返事できているのを見たことがありません。(笑)

いいんですけどね。
いやぁ、絶対こっちの先生たちは「分からないって言わないなぁ」なんてちょっと白い目で見ちゃうときもあるのです。

私が日本語教育を勉強していた時は
「分からないことは絶対に適当に答えたりしないこと!分からない時は分からないと言って、自分の宿題にし、きちんと調べてから次回の授業に返答できるようにすること。」
と教えられたので、こっちの先生にもそうして欲しいと思うのですが
よく
『いやーそれはいい質問だね、興味深いね。そういう観点もあるんだね。じゃ、次行きます。』と流され
何やねん!答えてくれよ!とフラストレーションが溜まったこと、数多く。

おかげでアイスランド語でも自分で何とか必死に調べる方法をいろいろ身につけましたが、
それでも分からないことは多いし、
先生だって勉強してくれよ。知っていることだけを伝えるのが先生じゃないんだぞ。
と喉から出掛かった言葉を飲み込むことが何度かありました。

需要も供給も少ないので、アイスランド語教育がなかなか発達しないのは分かりますが、
アイスランドにおけるアイスランド語教育は、まだまだ改善が必要だと、同じ言語教育の場に建っているものとして、強く感じます。

かと言って、私が今作っているアイスランド語の自習用ノートが言語教育的に優れているとは思えないけどね…。

とにかく教師と言うのは、学生に教えるだけじゃなく、
教えながら学び、自分が成長していける、しなくちゃいけない職業なんだぞ、と私がお世話になった一部の先生に言いたいです。

学者としていい業績(?)を上げている人が、いい先生だとは限らないということを
身をもって実感した牛でした。

今日のテストは全く勉強していないわりに5-6割くらいは分かったので、
やっぱりちゃんと勉強するって大事だな、と思いました。
あーチキンな私。
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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報