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プロフィール

kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   アイスランドのいろいろ (写真付き)

2014.08.13 18:27|アイスランド豆知識, trivia
新たに始める仕事に関連して、写真を撮ったり、小ネタを集めなければならないことになったので、
二次活用!と言うことで、自分のブログにも使いたいと思います。
ネタの解説の詳しさは、一応ブログが一番ということで…。

もし仕事でやっている方で同じ写真やコメントを見かけたときは、どうかそっとスルーしてください。
プライベートと仕事は、一応分けているつもりです…といいつつ写真やらの二次活用は大丈夫なのか。
大丈夫ですよね?自分のものだし…
それとも著作権は会社のものになるのかしら?でも一言一句全てが同じわけではないし、中の人は同じだから…
許してください!

さて、写真で小ネタ、いってみよー!
ますますいいカメラが欲しくなってきました。


アイスランド人が夏にすることは何か?
私個人的には、一番は日向ぼっこだと思います。
冬、真っ暗なところで生活している所為でビタミン不足になり、それを鱈の肝油で補って過ごしているようなアイスランド人にとっては、太陽は喉から手が出るほど欲しいものです。
従って、日焼けがステータス。
日焼けしてなんぼ、です。もう、焼きたくて焼きたくて仕方ないのです。
これは決して、悪意があって言っている訳ではないのですが、アイスランド人は啓蟄の虫や、植物みたいです。
夏が近づき、もしくは夏に、太陽を必死に浴びながらありとあらゆる芝生の上で寝転がっているアイスランド人を見ると、
暖かくなったらモソモソと土の中から出てきたり、必死で光合成している植物を彷彿とさせて仕方ないのです。

と言うことで、太陽が出ている、ちょっと暖かい日は、皆こぞって外に出掛け、
芝生の上で寝転んだり、ちょっとしたおやつを持ってピクニック気分を味わったり、店先の椅子に座ってコーヒーを楽しんだりします。
日本人でメラニンの多い私はそこまで必死に日焼けを求めはしませんが、それでも太陽が恋しいのには変わりはないので、今日はちょっとアイスランド人に習って、典型的な夏の晴れの日の過ごし方を真似してみました。
慣れないことをした所為で、ストッキングが破けてちょっとがっかりです(笑)
picnic-alone.jpg


そんなアイスランド人が精を出す日焼けは、一体どこでするのか?
来た当初は相当に驚いたのですが、彼らは結構、自分の家のベランダや庭などで、男性なら上半身裸で短パン、女性は水着なんかを着て、堂々と日焼けに勤しんでいたりします。
他人の家のベランダや庭先で水着の人 (子供じゃなくて大の大人)を見かけたら、ぎょっとするもんだと、ここに来てはたと気付きました。
まじまじとは見られないし見たくも無いですが、目に入ってくるので、びっくりします。
しかし、堂々と日焼けするには (家でも十分してますが) もってこいの場所が、アイスランドにはしっかりと確保されているのです。
夏も冬も、アイスランド人の生活には欠かせない、市民プール。
雪が降ろうが氷点下になろうがいそいそとプールに足繁く通う老若男女アイスランド人を見かけると、『健康的だなあ』と思うのですが、やはり冬よりも夏の方が人では多く、賑わいます。
ここは私の一番のお気に入りのプールで、観光客よりもローカルな市民が集まるプールの為、最初は物珍しそうに、もしくはちょっと余所者を邪険にするように見られたりしたものですが、慣れるとおじいちゃんやおじさんたちが話しかけてきてくれて (男の人の方が多いのは、やっぱり私が女だからでしょうか。)、アイスランド語のいい勉強になったり、アイスランド人の井戸端会議が聞けたりして、面白いのです。
今日は約一年ぶりにプールに行きましたが、いやあ相変わらずアイスランド人の多いの何の!
写真ではあんまり見えませんが、奥の方のホットタブなど、完全に芋洗い状態です。
芋を洗っているのか、体を水に浸しに来たのか、人の群れを見に来たのか、最早何なのか分かりませんでした(笑)
でも、ホットタブ以外はかなり人が少ない方なので、やっぱりいい時間に行きましたかね。
どうせすごい人出だろうと思い、ちょうどお昼時を狙っていったのですが、空腹を圧して行った所為で、おなかがグーグーなって大変でした(笑)
sundlaug-sunnyday.jpg


アイスランド、特にレイキャビクのカフェやレストランは、夏になるとこぞって庭や店先の道路や歩道、辺り構わずテーブルと椅子を出し、『外へどうぞ!』なんて勧めてきます。
本当にずっと日向のところなら良いんですが、ちょっと太陽が動いて陰ってきたりしようものなら、寒いんだって言う。
その為私は絶対に短時間でそこを離れるという保証が無い限り、外の席に座ったりしないのですが、そもそもカフェはたまに行けどもあまり外食しないので、問題は無いのでした(笑)
そんなあまり外食しない私ですが、お天気がいい日に何かつまみながらビールを飲みに外へ出ようかな?と思うときに良く行くお気に入りのお店がここです。
Nora Magasine
正直、安いとは言えない値段設定ですが、日本にルーツを持ったシェフが料理長を勤めておられるおかげで、日本の味が感じられるメニューが食べられたりします。 (日本の味が感じられるだけで、決して和食でも、日本食でもありません。)
ここに来た時に良く食べるのが、写真一番左の、"Karaage"と名付けられた、『鳥のモモ肉から揚げ風味カツの衣揚げ』です。小ぶりのおかげで衣が完全にカツ用のパン粉であるのもあまり気にならず、味はとても美味しいから揚げ風です。
自分で揚げ物をするのが嫌なので、日本の味っぽい揚げものが食べたい、かつビールも飲みたい、という時に訪れます。
アイスランドには日本のご飯を真似したいお店が何軒かあるのですが、日本人がやっているお店が無いことと、かつ、寿司以外には味噌汁とラーメン以外知られていないのか、とりあえず『いやあ、これは日本食とは呼んじゃいかんな。日本のテイストを真似したい無国籍オリエンタル料理だな。』というものしかありません。
ここのお店が一番、私の口に合う日本のテイストかな、という気がします。
noramagasine.jpg


まあ、アイスランドは夏だ夏だと言っていますが、正直、日本や諸外国の夏の気温に比べれば、
『夏』と呼んでいいレベルには決して達していません(苦笑)
アイスランドで恐らく最も名の知れたアウトドアウェアショップ (最近は最早ネームバリューの上乗せ金額が高すぎて、アイスランド人は殆ど別のブランドのものを買うようになりました。) Norður 66°こと、North 66°の広告でも書かれていましたが
『アイスランドの夏は(いわゆる『夏』ではなくて、単に)雪が少ない季節(という意味)だ』という言葉がぴったりだと思います。
これは昨年の夏、西フィヨルド地方を夏過ぎに訪れた際のものなのですが、まあ、山にはしっかりと、雪が残っていますのでねえ…。
アイスランドでは、5月に雪が降るのも驚くようなことではなく、独立記念日の6月17日にも雪が降ったりするくらいなので(というより、独立記念日はいつもひどい天気になることで有名です。苦笑)、『雪が少ない季節=夏』というのは、実は特段の誇張でもなんでもないというのが、残念な事実です。
しかしこの、夏の終わりに見える、何とも言えない茜色の空、美しいと思いませんか?
summerhassnow.jpg


上の写真も西フィヨルド地方ですが、日中、ドライブがてら走った場所の写真を一枚。
フィヨルド地方なので深くえぐれたギザギザした海岸線が特徴ですが、もう一つ特徴的なのは、高い、上が平らな山が無数に続いていることです。
私がガイドの学校で勉強して理解したことが正しければ、ここに写っている山はアイスランドで有名な卓状火山とはまた違い、氷河期の氷河の下で噴火して出来た平らな表面ではなく、氷河期の氷河が溶けるときに山を削って作った平らさだと聞いています。
アイスランド人曰く、『西フィヨルド地方の景色はかなり独特だろう?なんていうか、ナイフで上をスパーンと切り落とした山みたいなのがいっぱいあってさ。とにかくあそこの景色は特別で、絶対に見ておいたほうがいい、美しいところだよ』。
日本の富士山のような高さはありませんが、アイスランドは全体的に海抜が高い土地が多く、山も背が高いものが多いです。その中でも、山の形は実際、西に行くと他とは全く違います。
アイスランドの国の地図を見ても分かりますが、あの左ににゅっと飛び出したギザギザを、縦断できずにうねうねと海岸沿いにひたすら走るので、綺麗だけれど、同じような景色が続いて、自分が最早あのギザギザのどこにいるのか全く見当もつかなくなってきます。
冬の間は地元民でも走るのが危険なくらいの道路状況になるので、いらっしゃる際はぜひ、飛行機などをご利用ください。
あ、そういえばこの後、他より少し高めの場所を運転している時、一メートル先も見えないような霧に包まれてひょうが降ってきて、道路は凍結しているしで恐ろしい目に遭いました。
夏であれですから、冬になると遭難ぐらいはマシなほうで、下手すると怪我したり、死んじゃいます。あそこは本当に、なめてかかると危ないです。
vestfirdi-drive.jpg


私が、これぞアイスランドの日常、と思う一コマを一枚。
これでお父さんがベビーカーを押していたら、もっと『あー、アイスランドらしいなあ』と思うのですが。
まさに私が思う、レイキャビクはチョルトニン (Tjörnin)の、季節を問わない日常風景です。
体作り、健康づくりに汗を流す人がいて、赤ちゃんや子供がいて、それを見守るお母さんやお父さんがいて。
この噴水は、冬前になると凍結による破損を防ぐ為に撤去されてしまうので、正確には少し景色は変わるのですが、私の思う、アイスランドらしい"景色"です。
summerday-tjornin.jpg


Typicalなアイスランドの緩さだな、と思った写真を一枚。
これも先程から何回か出ている西フィヨルド地方で撮った一枚なのですが、ちょっとした場所案内も兼ねているレストランにあった一枚の地図です。
『あなたがいるのはここ、ではありません』と、書いてくれるのはありがたいのですが、じゃあどこにいるのかというポイントは教えてくれておらず、全く役に立たない地図と化していました(笑)
一応訂正はするんだけど、正しい場所は教えてくれない、
まあ何とかなるだろ、自分で頑張って探してくれたまえ、みたいなゆるーいアイスランドの雰囲気がありありと出ている気がする一枚でした。
nothere.jpg


ざ、あいすらんど。
といえば、これもtypicalなアイスランドの一つだと思います。
Harðfiskur (硬い魚) と呼ばれる、鱈の干物です。鱈はアイスランドの食卓で最も一般的な食材といっても過言ではありません。身のしっかり詰まったジューシーな鱈の身は、昔からHarðfiskurやSaltfiskur (塩の魚)として、アイスランドの食文化とは切っても切り離せない、無くてはならない存在として存在していました。
アイスランドの鱈は厚みがある所為か、こんな風に紐でくくられ、木に吊るされ、一定の期間ただ干されているだけで、(一応鳥につつかれたりすることの無いように気にはしているのだと思いますが、それにしてもあまりにも何もしていない気がするのに)超高級なおやつになります。
プロテインバカ大好き、ヘルシー指向アイスランド人にとって、このちょっと塩みのある完璧な動物性100%のプロテインの塊のようなこのHarðfiskurは、高くても、未だに大人気の商品です。
hardfiskur.jpg


まるで高原植物のようなピンクの花が特徴的の、Blóðberg。
この薬草は、アイスランドの"タイム"とも呼ばれ、アイスランドの食文化に強く根付いた薬草です。
アイスランドでもう一つ一般的な食材のラム肉をマリネするのにも使われますし、この花だけをお茶にして飲むこともあります。
タイムと言われるだけあって、似たようないい香りがしますが、花はもう少し甘みがあり、ハーブティーが好きな私は、結構お気に入りです。
アイスランドの山であれば殆どどこでも自生していて、夏はこのピンクが山を彩る一役を担っています。
blom.jpg


一般的、とまでは言えないまでも、日本では最近、アイスランドの代名詞的存在にもなっているのではないでしょうか?
アイスランド語ではLundi、一般的にはパフィンと呼ばれている、日本語なら確かニシツノメドリという名前の、くちばしがカラフルないろいろと特徴の多い、ずんぐりむっくりの鳥。
今でこそアイスランドでは観光客用にやたらとこの鳥の可愛さをアピールしていますが、元来アイスランドでは、この鳥は食用でした。
食材も少ないですし、可愛かろうが何しようが、見ているだけでは腹は膨れませんからね。
と言っても彼らが住んでいるのは断崖絶壁。いくらずんぐりむっくりとはいえ鳥なので飛びますから、そういった足元の悪いところで捕まえるのに危険は十分すぎるほど伴うのでしょうが、何分、食材が少ない国ですから…。頑張らねばならないわけです。
と言うことで、昔からアイスランド人はこの良く分からない壁アートにも作られているよう、命綱も殆どなしに網を振って親鳥を捕まえ、頼りないロープを一本体にくくりつけて崖から降り、親鳥が必死で育てようとする卵を取って食べていたそうです。
孵化しかけているかもしれない卵なんて、個人的には絶対に食べたくないので卵は願い下げですが、親鳥の肉なら食べたことがあります。
パフィンの肉は、鴨肉などと同様の赤身の肉なので、特徴的な味と臭いがありますが、カルパッチョのようにして食べたお肉も、焼いて食べたお肉も、どちらもまあまあの味でした。ひどい味だと聞いていたのでそれよりは随分とマシだったと言う印象ですが、アイスランドの有名食材の中でどれか選べと言われれば、私は鯨か羊の肉の方が好きです。
paffin.jpg


上のパフィン獲りの写真はHeimaeyでおなじみの、Vestmannaeyjarに行った際に撮ったものです。
Heimaeyでは一晩、とてもファンシーなお店で晩ご飯を食べたのですが、そのレストランで出てきたこのデザートが、なかなか乙なものでした。
真ん中のでかい白いものはこれまたアイスランドの伝統食のスキールのムース状のものだったのですが、その周りにある、緑の、これ。
味は若干酸っぱく、何だかよく形容できないのですが、なんと言いましょうか、
酸っぱい抹茶のカキ氷みたいだったのです。
アイスランド人は『何なのこの緑のふわふわした氷!不思議ね!美味しいわ。』なんてはしゃいでいましたが、ふわふわの氷に馴染みのある日本人といたしましては、「おかげでカキ氷が食べたくなったなあ。食わせろ(笑)」という感じでした。
スキールの何かは無論一般的ですが、氷を薄く削って味をつけたようなこのようなものを他のレストランでは食べたことの無いデザートだったので、何だか少し、新鮮でした。
kakigoori.jpg


食べ物つながりでもう一つ。
アイスランドは現在、世界で唯一(謂れの無い?文句や妨害に屈せず)商業捕鯨を行っている国ですが、鯨の解体を近くで見られる場所があります。
元々鯨の群れが湾に入ってきたりして見られたからその名前がつけられたのだと思いますが (というかそう信じたい)、この場所はHvalfjörðurの、ある解体工場です。
お金を払い、事前に予約すればもっと間近で解体作業が見られるそうなのですが、遠くから見るだけでも結構迫力のある、言ってしまえばグロテスクな骨を見る限りでは、そのすぐ傍の丘の上から無料でフェンス越しに見られる分で、私には十分でした。
日本で鯨を食べたことが無かったように思うのですが、こちらに来てからは日本に比べると随分安価で、しかも新鮮なお肉が手に入るので、鯨は時々食卓に上ります。赤身の哺乳類の肉なのに、食後の胃の重さが殆ど無いのは、海で住んでいる生き物の所為なのでしょうか。
物資も食材も少ないアイスランドでも、鯨は貴重でかつアイスランド人自身も大切に扱う、大事な存在のようです。
hvalfjordur.jpg


食材が無い、物資が無い、何も無いとよく嘆いてしまう私ですが、ここ1・2年で、アイスランドでもようやく、味の選べるアイスクリーム屋さんが出来てきました。
随分と前の記事でアイスもワッフルコーンも全てホームメイド!ということで売り出している
Valdís
のことは書いたような気がしますが、こちらは私がアイスランドを離れている2ヶ月の間に出来ていた、Laugavegurの老舗(笑)おすし屋さん、スシバリンの横に出来た新しいアイスクリーム屋さんの中です。名前を控え忘れたので一生懸命ネットで調べましたが出てこないので諦めました(笑)。
この夏、Laugavegurから一本入ったNjálsgataにも、また別の新しいアイス屋さんが出来たと聞いています。
ちなみにアイスランド人は、アイスランドという名前の所為もあるのか?絶対に関係ないと思いますが、アイスクリーム好きです。
暑い夏はもちろん、寒い夏でも寒い冬でも寒い秋でも寒い春でも、年中アイスを食べています。
健康志向の所為か、少しでも脂肪分を抑えようとヨーグルトアイスなんかも流行っていますが、とりあえずあんなに頻繁に食べていたら、健康志向なのか何なのか、分からないときがあります。
まあ、それは、あのピザとハンバーガーとフライドポテトを食べる量や頻度にしても、甚だ疑問ではありますが。
isbud-laugavegur.jpg

ちょっと疲れてきたので、続きは今度にします。が、最後にもう一枚。

日向ぼっこの季節が終わると、これからは耐え忍ぶ季節になり、風を避けるためどんどん体が曲がっていく冬になりますが、その前にアイスランド人が自ら体を折り曲げて精を出す季節がやってまいりました。
8月半ばから9月半ばにかけて、アイスランドはベリーの季節です。
写真の右側はいわゆるブルーベリー、左側はKrækiberと呼ばれる、ブルーベリーよりは酸味が強く、小ぶりのベリーです。
アイスランドにはこの二種類のベリーが山に自生していて、夏が終わるとアイスランド人はこぞっていそいそとベリー狩りに出掛けます。
ベリー狩りで最も有名なのは、西部、次にポピュラーなのが北部です。
自生しているので無料で取れますが、何せ山奥まで出掛けなければいけないので、車が無ければどうにもなりません。
良く取れる場所で、頑張れば、両手で抱え切れないような大きなバケツいっぱいにでも、ベリーを獲ることができます。
いつかベリー狩りに行きたいと思いつつ、いまだ行けていません。(たまたま山に行ったときに、まだ残っていて摘んで食べたことはあるのですが。)
ベリーはいつも、人に獲ってもらったものをむしゃむしゃと戴くだけなのですが、アイスランドのブルーベリーの濃いこと!
色も濃ければ味も濃いのです。色が濃い所為で、食べた後舌は真っ黒のような青になり、汚い話で恐縮ですが、初めてブルーベリーを食べた翌日トイレに行った時、どこか体がおかしくなったんじゃないかと思って、それはそれは驚いたものでした。
あー、いつか自分で飽きるほど食べられるくらいのベリーを獲りに行きたい!!!
wild_berries.jpg
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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   所変われば常識も変わる。

2014.08.08 17:43|日常生活, daily life
日本では、同性愛やトランスジェンダーなど、性行為に直接は関係せずとも、性に関する話題と言うのは、未だにタブー視されているのでしょうか。
タブーと言うよりは、触れるべきでない話題、と言いましょうか、言及しづらい話題と言いましょうか。

アイスランドでは、日本では歓迎されない話題、
例えば
政治、選挙、お金、性など
日本の社会で敬遠されるような話題を同じように嫌がる風潮はあまりありません。
無論十人十色なので、そのような話題を口にしたがらないアイスランド人もいるにはいますが、社会全体として『すべきでない、不快である』と言うような感覚はありません。

そんなアイスランドは今週、性に関することで、"大多数の人" (それは、異性愛者だったり、自分の肉体と精神の性別に関して悩んだりしない人のことになると思うのですが) よりも弱い立場にいる人たち、
すなわちセクシュアル・マイノリティの人たちの権利をもっと確立しよう、その為の努力をしよう、と呼びかける一週間です。
Hinsegin dagar


アイスランドでは、毎年一度、秋に首都のレイキャビクの中心地を大々的に交通規制し、
ゲイ・プライドと呼ばれる、セクシュアル・マイノリティの人たちを支援することを目的としたお祭りが開かれます。
メインイベントはセクシュアル・マイノリティの当人たちや、その家族、それを支援する人、などが参加し、練り歩くパレードです。

例年、目玉として誰か有名人がパレードに参加するのですが、
私がここに住み始めてから "トリ"的役割を持って参加した有名人は、
アイスランドの国民的人気歌手 Páll Óskar氏と、当時のレイキャビク市市長 Jón Gnarr氏でした。
Páll Óskar氏は自身も同性愛者で、それを公言しています。Jón Gnarr氏はどうやらセクシュアル・マイノリティではないようですが、その人たちを支援するため、2年連続でドラッグクィーンの風貌で、パレードに参加しました。

アイスランドでは、性を話題にすることも、また、自分が同性愛者であったり、異性愛者であったりすることを、何が何でも隠さねば、と言う雰囲気はありません。
と言うのも皆様ご存知の通り、アイスランドの前首相Jóhanna Sigurðardóttir氏もバイ・セクシュアルであることを公言していましたし、Sigur Rósのフロントマン Jónsiもゲイであることを公言しています。

セクシュアル・マイノリティの人々が、全く偏見無くアイスランドの社会で受け入れられているか、と言えば、
そうではありません。
以前記事にしたこともありますが、同性愛者の人を大々的に非難して、問題提起をしたアイスランド人も、いるのには、いるのです。
例えゲイ・プライドに毎年何万人もの人が参加しても、セクシュアル・マイノリティは、マイノリティなのです。

今回の記事で私が話題にしたかったのは、
★ 『アイスランドの献血施設において、ついに同性愛者の人たちの献血が許可されるようになった
と言うものです。

恥ずかしながら私は知らなかったのですが、アイスランドでは、2014年8月5日まで、同性愛者の献血は認められていなかったらしいのです。
日本では献血に際し、これまでに不特定の相手と性行為を行ったかどうかという質問に答えなければいけなかった、と記憶しています。
しかし、自分が異性愛者か同性愛者かを公表する必要はなかったように思います。
これは日本で、性に関しての話題を口にし辛い傾向があるからなのか、それともその人の性愛はと献血とは関係ないから、それはプライベートなことであるから、という考えがあるからなのかは分かりません。
しかし、少なくとも、それを公言する、例え職員の人だけに対しても、自分の性愛傾向について他人に知らせる必要は無いわけです。

同性愛者(多分、両性愛者も)の献血行為が禁止だった主な理由は、エイズなどの病気に感染しているリスクが高いから、だそうです。
日本でも確かに、『エイズの検査目的での献血行為は固くお断りしています』と言った但し書きがあったように思います。
エイズの検査目的で献血をしようなどというのは、言語道断で、愚かなことだと思います。
しかし、同性愛者だ、両性愛者だ、と言う理由だけで、献血さえもできないと言うのは、どういうことなのだろう?と思いました。

それを聞く、というルールを作った社会、
そして
それが認められてきた社会。

アイスランドは、セクシュアル・マイノリティに寛容的な国だと思っていました。
事実、日本に比べれば、よほど寛容的で、差別的ではないと思います。
しかし、そんなこの国でも、このようなシステムがあり、今の今までその規則が適応されていたということに、私自身は驚きを隠せませんでした。

アイスランドでも、そうなのか。と。

性的なことだけでなく、あらゆる事において、マイノリティは、差別を受けやすく、また、不利な立場に置かれることは多いです。
社会的少数派、という『マイノリティ』の純粋な意味だけで言えば、アイスランドに住む、外国人の、アイスランド国籍を持たない移民の私も、この社会ではマイノリティです。
それが不当かどうかは別として、不利な立場に置かれていることは、身をもって感じることがあります。

自分がマイノリティになることを望むか、それでもマイノリティで居たいか、マイノリティであることに驕りを持ったり不平を言ったりすることが正しいのか、
簡単には結論付けられないと思います。

私は自分がアイスランドの社会に置いてマイノリティであることを自覚しながら、自分が不当な理由で不当な立場に置かれていると感じた時には、行動をしています。
それは移民という立場であったり、特殊なポジションの職種であるという立場であったりするわけですが、
とにかく、自分で行動をせねば、マイノリティはマジョリティの求める方向、立場にしか置かれません。

アイスランドでは、これまで、献血に行って、自分がどのような性愛者か、質問されることが普通で、答える義務があり、それが普通のことでした。それが、常識でした。

このような特殊な例だけではありませんが、外国に住むようになって、何が常識か、何が普通かなんて、国や場所で、人で、大きく異なるのだと理解する出来事がたくさんありました。
そして、どこの常識がいいとか、どの"普通"が普通かなんて、そんなことも私一人が決められるものでも無いし、決めるべきではないと言うことも学びました。

アイスランドのこれまでが良かったとか、日本の今がいいと、簡単には言えないと思います。

ただ、このニュースを見て、
世の中にはやっぱりいろいろな『普通、常識』があるのだな、と言うことと、
世界中のあらゆる場所で、いろいろなマイノリティが認められる社会に、受け入れられる世界になればいいな、
と思いました。

世の中で戦争がなくならないのも、
自分と違うもの、人、考え方を理解したり、受け入れたり出来ないからかもしれないな、と思います。

皆がそれぞれ違うことを、
本当に、認め合い、理解し、それを受け入れられる、皆がみんな、違うままで、そのままで、生きていける世界になればいいのになぁ、と願って止みません。


今日はいつに無く、真剣なエントリーになってしまいました。

次のエントリーは、新しくダウンタウンに出来たアイスクリーム屋さんのレポートにしたいと思います。

私のこんな緩いブログに、あまり重苦しい話題は似合わないような気がしますが、
これも、私らしさ、かも知れません。

こんな私を受け入れてくれるアイスランドは、
やっぱりかなり、寛容的な国のような気がします。
あー、だって、変わった人、多いもんなぁ、この国。

テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   皆様から戴いたご質問について。

2014.08.06 18:01|旅行情報, trip
前回のエントリーにも書いたように、今まで戴いたご質問で、他にも同じような疑問を持っていらっしゃる方がいるかも知れない、と思った質問に関して、こちらにまとめました。
もうあまり古いものは役に立たないと思ったので、2013~2014年までに戴いたご質問のみ、載せています。
面倒臭がり、という理由で質問を関連付けたり、並べ替えたりということをサボってしまいました。申し訳ありません…
Ctrl+Fで気になる言葉を検索して、使っていただけると幸いです。

解答内容は、お返事を差し上げた当時のものなので、現在、もしくはこの記事を後々発見されてお読みになられた頃には、状況は変わってしまっているかもしれません。
あと、私は全ての分野におけるプロフェッショナルなどではなく、ただの一般市民なので、私の分かる範囲でのみお答えしています。
無論、適当にお答えしているわけでは決してないですが、解答内容と現実が異なることもあるかと思います。

あくまでも、参考程度、と考えていただければ幸いです。内容や、それに関する出来事での問題、不都合が発生いたしましても、私は一切責任を負えませんので、その点は十分にご考慮ください。



● ビザ無しでアイスランドにはどれくらい滞在できますか?

 >> 往復の航空券を持っていれば、日本国籍の人の場合、最大3ヶ月の滞在が可能です。6、7年ほど前までは、3ヶ月の滞在期間に何らかの事情が発生して、そのまま滞在許可証を申請、延長して滞在するということも可能だったようですが、現在は厳しくなり、アイスランドに入国してから外国に出ず、滞在許可証を申請する、ということができなくなりました。3ヶ月以上滞在を予定している場合には、日本や外国にいる間に申請を行っておかないと、後々一時的にでも国外退去を命じられるので、ご注意ください。


● ビョークや、アイスランドの音楽が好きです。ダウンタウン周辺に、ゆかりの地はありますか?ライブなどは見られますか?

 >> ビョークはツアーなどを行っていない時は一年の半分くらい、アイスランドで過ごすと聞いています。
私自身があまりビョークについて知らないので、有益な情報がないのが申し訳ないのですが、http://www.youtube.com/watch?v=mz9aeWKf2XY
のPVが撮られた所のsirkusと言うお店が、Klapparstigurというところにありました。
Klapparstigurと言うのは、レイキャビクのダウンタウンのど真ん中にある通りの名前です。ビョーク御用達のシェフがいるらしいBostonも、元Sirkusから歩いて5分もかからない距離のLaugavegurにあります。

近年外国の旅行雑誌などにも取り上げられているHarpaはコンサートがメインなので、無料や格安のチケットで見られるライブをご希望であれば、バーにいらっしゃる方が良いかと思います。ライブ情報などは、LaugavegurにあるSmekkleysaや、skólavörðustígurにある12tonarというレコード屋さんで情報収集されるのも良いと思います。


● 6月の気温と日照時間について教えてください。

 >> 2013、14年は異常気象のためその限りではなかったのですが、例年であれば、アイスランドでいちばんお天気が良く、快適に過ごせる月が6月です。
日照時間は長く、一応太陽の姿は見えなくなりますが、空が暗くなることはありません。(夕焼けのようなオレンジや、白っぽい青空です。)そのため、眠るのに苦労される方もいらっしゃるようです。
気温は、レイキャビク市内に限れば最高で22度くらいだと思います。ただ、22度でも湿気はなく、国全体に潮風が吹き付けているので、日本の22度に比べるとかなり肌寒さを感じるくらいです。
太陽の光は強いので、太陽が当たるところにいればかなり暖かい、時には暑いと感じられることもあると思いますが、日陰に入るとかなり涼しく、寒いと思うこともあるくらいです。
街中であれば大体13~18度程度だと考えておかれて、あまり間違いは無いと思います。


● レンタカーを借りないで、アイスランドのいろんな場所を巡りたいのですが。

 >> レンタカーをお借りにならないのでしたら、アイスランドにある各旅行会社から長期間の(1週間程度)のツアーに申し込んだり、もしくは長距離バスや飛行機などをお使いになって、主要な観光地、もしくは少し大きめの町などを周られる方法があります。
夏は観光業にとってもハイシーズンなので、ツアーをお探しになるのにご苦労はないかと存じます。
日本の旅行会社を通じてより、ご自分で直接アイスランドの旅行会社からツアーの申し込みをされるのが一番安く済みますが、全て英語で行わなければならず、ガイドも英語だとお考えください。


● レイキャビク市内でおすすめのレストランを教えてください。

 >> なかなか日本の感覚で『ここは美味しいし安いし、すごくおすすめです』と言えるようなところがないのが残念なのですが、少々値段がはっても大丈夫であれば、Perlan (http://perlan.is/)は、味は美味しいです。
お昼だけであれば、Hotel holtも豪華なわりに値段は控えめです。(http://hotelholt.is/)
もう少し手頃なところでは、Ostabudinのお昼ご飯(http://www.ostabudin.is/)や、ベジタリアンのお店 Gardurinn(http://natturan.is/graenarsidur/inst/1049/)、Gló(http://www.glo.is/)なんかも美味しいです。
他にも有名どころはありますが、私のお気に入りといえば、これくらいです。


● Day tourとオーロラハントを予定しているのですが、どの程度の防寒着を用意したら良いか迷っています。

 >> オーロラハントでどの程度までの郊外にいらっしゃるかにもよるのですが、
基本的に、耳まで隠れるニットや毛皮の帽子、手袋、雨風を通さない上着、ウールなど野保温下着、毛糸の靴下などをお持ちになることは絶対におすすめします。
どの程度のウール製品やダウンジャケットが必要かわからない、という方であれば、少々(かなり?)高い買い物にはなってしまいますが、ご自分のお土産と言うことも兼ねて、アイスランドの本当の”ロピセーター”や、Cintamani, Norður 66°, Zo・onなどの製品をこちらで購入してお召しになるのもいいかと思います。

バスの大きさ、止まる場所にもよりますが、アイスランドは潮風と、高地に進むとかなり気温が下がって冷え込むので、油断すると本当に体が冷え切ってしまいます。
旅行会社によるところが大きいのですが、温かい飲み物などが常備されているバスもあるそうで、そういうバスに当たるとラッキーですが、オーロラハントに参加される際は、できれば温かい飲み物などもご持参なさるのが安心かとは思います。


● オーロラが見たいです。郊外に行った方がいいですか?

 >> 一概には言えませんが、郊外に行ったほうが、見られる可能性は高くなると思います。特に、オーロラハントのツアーなどに参加されれば、旅行会社はなんとしてでもその日のうちにお客さんに見せたいと考えているので、粘り強く、可能性のあるところに連れて行ってくれます。
宿泊はダウンタウンにして、オーロラハントの夜間のツアーに参加されるのも一つですし、レイキャビク市内にこだわらないのであれば、郊外のホテルに宿泊して、オーロラが見られるチャンスを狙ってみるのもいいかと思います。
しかし、アイスランドは首都のダウンタウンでさえ、日本に比べて何もありませんが、郊外に行ってしまうと、更に何もありません。本当に自然以外何もありません。
郊外にいらっしゃるのであれば、車が無い限り、ホテルに着いたら次の移動まで缶詰、と言う状態になってしまうと思います。
郊外でも一応人が住んでいる町であればそこの探索くらいは出来ると思うのですが、レイキャビクかアークレイリ、ヘイマエイ島でも無い限り、町といっても家が何件かあって、教会があって、運がよければ小さいキオスクに毛が生えたようなお店があるくらいです。町探検は長くてもせいぜい30-40分で終わってしまうだろうと思われるので、オーロラ鑑賞のためだけに、わざわざレイキャビクから離れた郊外まで行くべきか、ダウンタウンに滞在してバスでオーロラハントツアーに参加する方がいいかと聞かれると、お返事が難しいところです。

私個人的には、『もう完全に俗世から離れて、時計も見ずにのんびりしたい』と思われる方には、オーロラハントを目的に郊外に長期間なり短期間なり滞在される事をお勧めしています。オーロラは自然現象なので本当に何とも言えませんが、綺麗な大きいオーロラが見られると評判なのは北部エリアなので、『俗世から離れて』コースであれば、中途半端に南や西に行くよりも、北をおすすめします。冬場は厳しいかもしれませんが、秋口なら、まだそんなに厳しい寒さでもないと思います。

ちなみにレンタカーを使わずにご旅行を予定されている方には、一応『町』と呼べるような規模のところ、もしくは北の例えばアークレイリまででも、レイキャビクからバスが出ています。(アークレイリは飛行機もあります。)
しかし便利とは言いがたい本数でしか運行されていませんし、値段もそこまで安くないので、郊外に行く際には、そういうところも考え物です。
アイスランドの物価を考えると、レンタカー自体はそんなに高くないですが、ガソリン代はかなりかかります。アイスランドを車で巡るとなると、日本の『車でちょっとお出かけ』レベルでは済まない走行距離になります。
かかる時間、体力なども加味して、飛行機にするか、バスにするか、車にするかを悩んでみてください。


● ゴールデンサークルには、冬場でも行けますか?

 >> 近年は冬でも、ゴールデンサークルを含め、有名どころの観光地を巡るツアーは行われています。
選ばれるツアー、行きたい場所にもよりますが、冬場はいずれにしても日照時間が短く、11時から15・16時くらいまでしか見て回れないので、その時期は、どのツアーも日照時間に合わせた行程で組んでいると思います。
ゴールデンサークルは日帰りで十分楽しめる範囲なので、日帰りバスツアーなどで事足りると思います。
今年からゲイシール(ストロックル間欠泉)のある公園の敷地内に入場するのに、入場料が必要となりました。もしかすると、以前に比べてツアーの値段も多少上がっているかもしれません。冬場、道路が凍結して危険な状況になることも多々ありますが、ゴールデンサークルだけなら、4WDの車であれば、自分で運転していけないこともありません。
ただ、過信して無謀な運転をして、レスキュー隊を呼ぶ観光客のニュースが後を絶たないので、楽しい旅行で終われるように、特に冬場、ご自分で運転される場合は十分ご注意なさってください。


● ブルーラグーンには行ったほうがいいと思いますか?

 >> ブルーラグーンは、最近日本のテレビでも紹介されているようなので、日本の方にも知名度は上がってきたようですね。国際空港からも、首都のダウンタウンからも比較的近い距離にあるので、折角ですし、いらっしゃると『ああ、これかあ』くらいには楽しんで頂けると思います。
もし、一日かけてゆっくりしたい、ということであれば、宿泊も出来るようですが、宿泊施設はノーザンライトインが唯一の近いホテルでしょうか。(車で移動、バスで移動もいとわないということであれば、2-30分もあれば他にも別のホテルに行けます。)
アイスランドのホテルはどこもかしこも値が張り、ノーザンライトインも安くは無いですが、他のホテルなどと比較して、割高というわけではないと思います。

ただ、ブルーラグーンで贅沢の限りを尽くしたい!とお考えの方には、Blue Lagoon clinic hotelがおすすめです。
ブルーラグーンはここ5年ほどで観光客が随分と増え、以前の(ブルーラグーン開業当時の)姿とは随分変わってしまいました。シリカは据付のバケツからしか取れませんし、湯も薄くなったような気がします。しかしブルーラグーン横のホテルに宿泊すると、そのホテルの宿泊者と、アイスランド国内の病院で処方箋をもらった人とその家族しか入れない『ブルーラグーン・クリニック』と呼ばれる小さな温泉がありまして、規模は本家のブルーラグーンに比べると十分の一にも満たない程度ですが、お湯の質、環境等は、ブルーラグーン開業当時の姿にかなり近いものがあります。
わざわざ高い宿泊費を払ってまでクリニックに入る必要があるか?と聞かれれば、それはもう『皆様のご判断で…。』としか言いようが無いですが、泊まっても悪くはない気がします。
ブルーラグーンは基本的に定休日は無いはずです。不定休なのだとは思いますが、この観光ブームが始まってから休んだ日があると聞いたことも無いので、ご心配は無いと思います。


● アイスランド大学に留学して、アイスランド語を勉強したいです。留学までに何をしておけばいいと思いますか?

 >> Icelandic onlineでのアイスランド語の勉強ですね。
やはりアイスランドに身を置けばアイスランド語を利用できる機会は増えるので習得や慣れは、アイスランドに行ってからの方が随分と進歩すると思いますが、それでも、Icelandic Onlineを一通りやっておけば、予備知識の量は全然違っただろうな、と思います。
外国人のためのアイスランド語コースを履修する予定の方は尚のこと、Icelandic Onlineは出来る限りやっておいた方がいいと思います。

恥ずかしながら私は入学以前、勘違いしていてIcelandic onlineの1つ目のチャプターのみをしていて、アイスランド大学でプレイスメントテストを受ける時に初めて、3つのレベルがあるのだと知りました。
今や7つのチャプターと言うかレベルに分かれていて、かなり充実していると思います。
(2011年当時は、大学のアカウントを使って登録すると、外部の人たちよりも多くチャプターが設定されていましたが、今は全員に開かれているのか、それとも相変わらず大学の学部生専用なのかは分かりません。)


● アイスランドに留学したいです。お金は幾らくらい必要ですか?また、何が必要ですか?英語ができないと、留学できませんか?

 >> 経済崩壊の影響がずっと続いているのか、それに加えて観光業の急成長が影響しているからなのか、理由ははっきりしませんが、とにかく現在のアイスランドは物価が安定しておらず、半年先のことも微妙ですが、学生用ビザで滞在する際に必要な書類、経済証明のために必要な最低金額はutl.isに書かれていますので、ご覧になってみてください。
(今は一ヶ月16万kr程度ですが、半月毎くらいに値段が引き上げられているので、1年後にはまた金額は変わっていると思います。)
もしアイスランド大学に入学したい場合、アイスランド大学のHP、特に留学希望者(exchangeではない方)のページに、留学希望の書類の提出期限など、最低限必要なことは掲載されているかと思います。
ちなみに物価が安定していないことの具体的な影響の一つに、大学の入学・授業料があります。2014年度は6万krでしたが、2015年度は、7万5千krになりました。学生用のバスカードも、年々値上げの一途を辿っています。

留学に際し必要なものはアイスランド大学のHPの他に、http://www.mcc.is/english/education/icelandic/
にも詳しくまとめられていますので、ご参考にどうぞ。

アイスランド大学に入るのであれば、入学申請の際に英語の能力あるかどうか、証明が必要ですが、外国人用のアイスランド語コースのB.A.レベルに入学するのなら、私が在学していたときと変更がなければ、実質、授業において英語は必要ありません。と言うのも、基本的に授業で英語は使われず、アイスランド語で行われるからです。ディプローマコースであればまだ英語は使ってくれるので、外国語の説明を外国人が英語で行っているのを理解できる程度の英語ができれば、不便はないでしょう。
入学に際する英語の能力に対する試験などはないので、分からなければ生活に不便をすると言うくらいで、実際の学校生活で英語が話せなくても特に支障はありません。ただ前にも述べたように出願の際に能力の証明が必要、ということになっており、TOEICやTOEFLなどの具体的な点数が必要なのか、それともとりあえずは使えるという程度のことが証明できれば十分なのかどうかは分かりません。

ちなみに外国人用のアイスランド語コースのB.A.に入るには、学期開始日に実施されるプレイスメントテストを受けることが義務付けられています。
(2009年当時はパスしてB.A.に入るには、Icelandic online level 3程度を理解していることが求められていました。)


● アイスランド留学に際して、奨学金の給付を受けたいです。どんな奨学金がありますか?

 >> 日本国籍の人がもらえる奨学金については、JASSOのHPで調べられるのが一番です。
アイスランドに連続して5年以上住んでいる人はアイスランドで学生ローンが組めますが(LINと呼ばれています。)、それについては給付ではなく貸与方なので返済義務があります。また、前述のようにアイスランドに連続して5年以上住んでいることが絶対必要条件なので、これからいらっしゃる方は、このローンは組めません。
奨学金は私が把握しているもので3つあります。詳しくはJassoのHPとhttp://www.sjodir.hi.is/watanabe_trust_fundをご覧ください。


● アイスランド大学への入学願書と、奨学金の応募書類は、どこに出せばいいですか?

 >> アイスランド政府奨学金の受給を希望しておられるのであれば、現在はArni Magnusson instituteというところに、奨学金希望の願書等を出さなければいけないはずです。(2009年度と審査条件等が変わってきているはずなので、2014年度や15年度のことははっきりとは分かりかねますが、2012年当時では、アイスランド政府奨学金の書類等のやり取りは、全てArni Magnusson Instituteというところが受け持つようになっていたはずです。)
アイスランド政府奨学金に応募すると言うことは、受給できれば絶対に外国人のためのアイスランド語コースを履修しなければいけないので、必然的にアイスランド大学への入学も希望することになります。
私が申請した際は、奨学金の受給希望のエントリーシートの他に、大学入学申請に必要な書類みたいなものを書いて送った気がします。が、奨学金への応募要項に書いてある必要書類を過不足無く準備して送れば問題ないので、アイスランド政府奨学金を希望するのであれば、JassoのHPに書いてあるものを揃えて提出すれば、アイスランド大学へ入学願書を自分で送らなければいけないということは無いはずです。
ちなみに私が貰っていた当時は、延長申請と審査は一年ごとで、最大で3年間連続で受給できますが、2年目3年目も受給したければ、毎年延長の申請を出さなければいけません。
当時は延長申請に、成績証明と推薦状2通、延長申請のための専用の書類が必要でした。その後面接めいたものがあり、合否が発表されます。

 もしアイスランド政府奨学金ではない別口の奨学金を希望しておられるのであれば、必要書類はまた別のものになります。私自身は応募したことが無いのではっきりとしたことはわかりませんが、例えばWatanabe trust fundならアイスランド大学に所属している人が書類審査や事務手続きの管理を行っているようですが、受給者がアイスランド大学に入学しなければいけないと言ったような但し書きは見られないので、入学願書などは、アイスランド大学へ自分で送付しなければならないのではないかと思います。


● 留学したら、男女共同の学生寮に入ろうと思うのですが、大丈夫でしょうか?

 >> 絶対とは言えないまでも、男女共同でもあまり危険はないかと思います。
何も間違いが無いようにこちらがちゃんと一線を引いておくというのは言わずもがな大事ですが、男女共同のドミトリーや、ハウスシェアというのはアイスランドでは珍しくないので、そうやって皆で楽しくやっているというのも、よく聞きます。
私自身、大学の学生共同寮で生活していたこともありますが、男女だから、といった問題は全くありませんでした。
アイスランド大学に限って言えば、昨年からプライベートスペースが増えた新しい共同学生寮も出来たので、更に安心は出来るようになったのではないでしょうか。
しかし学生寮はかなり人気なので、早めに入居希望をしておかないと、既に100人待ちで、学期が終わるまでに順番が回ってこなかった、ということもありえますのでお気をつけください。


● アイスランドで仕事がしたいです。アイスランド語の知識がないのですが、英語で仕事をすることは可能ですか?

 >> 英語だけでアイスランドで生活するのは、可能だと思います。アイスランドで、特に外国人をわざわざ雇おうと考えている会社であれば、アイスランド語を一切理解せずとも、英語だけで仕事は出来ると思います。ただ、アイスランド人は大半がかなり流暢に英語を操れます。ですから、英語が出来るということがあまり売り込めるポイントにはなりません。アイスランド語が出来ないのであれば尚更、英語が出来ないと話にならない、ということもあります。
アイスランド語が使える人であれば、それに加えて何が出来るか、アイスランド語は出来ないけれど英語が出来る人も、英語に加えて何が出来るか、が重要なポイントだと思います。
アイスランドで仕事をして生きていくことをお考えであれば、アイスランド語もしくは英語ができることは自分が生きていく為に最低限必要な能力である、と考えておかれた方がいいと思います。
アイスランドは、国で定められている公用語はアイスランド語だけですが、前述のようにかなりの人が英語を理解します。50%とまではいかないでしょうが、私の感覚では英語が『出来る』人のうち3-40%程度の人は、ネイティブに等しいくらい得意だと言う印象があります。アイスランド語が全く出来なくても、英語さえ出来れば、十分に生活に苦労はありません。ただ、英語だけ出来ても、仕事を見つけるのは難しいと思います。他に何か、出来ることが必要になってくると思います。
また、仕事をして生活するとなれば、この国での滞在許可証習得にも、専門職でないと毎年更新可能な滞在許可証が取得できないという事もありますので、専門技術や知識は必要になってきます。(パートナー用、アスリート用、家族用の滞在許可証は除きます。)

テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   アイスランドの夏は既に終わりに近づいています…。

2014.08.06 15:09|日常生活, daily life
ご無沙汰しております、牛です。

意図せず超避寒となった、現実から全力で逃避の2ヶ月でしたが、最後の最後にコペンハーゲンでフライトキャンセルとなり、盛り沢山の日本一時帰国でした。

アイスランドは昨年も相当に酷いお天気で、やれここ50年で最も雨ばかりの夏だの、やれ酷い冷夏だの言っていましたが、義父によると今年の6月だか7月だかはここ80年で一番雨が多かったとか?
それでなくても耐え忍ぶ季節の冬が年の半分を占めるようなアイスランド、何の恨みがあって、こんな冷夏が続いているんでしょうか。
と言っても3年連続で夏は日本に太りに行く旅を敢行しているので、実際その被害にあう期間は短いのですが、それでも、8月の秋口を楽しく過ごしたい気持ちはいとも簡単に踏み躙られるのでした(苦笑)
ちなみに今日はとても暖かく、むしろ私にとっては暑いというくらいなのですが、気温計を見てみると17.5度でした。なかなか優秀です。
こんな気温で暑いと言っていると、日本の皆様に大顰蹙を買いそうですが、それと同時に、
今回、よく37度なんかの気温の中生き延びたな、とも思う私でした。
元々暑がりではありましたが、ここに住み始めてから5年、相当に暑さの感覚が人以上に(ある意味以下に)なったなあと思います。
17度で本当に暑いんです。半袖短パンで歩いて、汗かいてるんです…。


さて、2ヶ月アイスランドを離れている間に酷い顔の写真の滞在許可証が送られてきたり、ダウンタウンに新しいお店がまたバンバンと出来ていたりしますが

何が酷いって、物件の家賃が先月に比べても11~18%値上がりしているそうです。
ホテルの乱立っぷりも酷いですが、家賃の上がりようは本当に酷い。
毎月2割上がるって、それ、相当ですよ。
いろいろあってまた家探しをしなければいけない状況に陥っている私たちなのですが、本当に馬鹿じゃないかと思うくらい、家探しは厳しい状況です。
と言うか、この状況を放置するアイスランド政府とレイキャビク議会はアホです。

まあそんなことをここでぐちぐち言っても何も解決しないので、また今度にします。
結局今度言うんかい、という突っ込みが聞こえて来そうです。

話は変わり、ふとこのブログを読んでくださった方から今まで戴いた質問などを読み返していると、結構な数にお答えしていることに気がつきました。
同じようなことを疑問に思っておられる方もいるのでは?とも思い、
随分昔のものは、もうまた事情が変わってしまっているので役に立たないと思いますが、ご参考程度になればと思い、まとめることにしました。
今回のこのエントリーとは別にして、アップしたいと思います。

内容はお返事した当時のものですので、今後色々と変わっていくものも多くあると思います。
最新情報はその時にそれぞれ皆様にチェックして戴くとして、別記事にしてまとめるものが、最新情報を探す時の道しるべのようなものになれば幸いです。


さて、勤務先の我が学科は9月1日より開始予定ですが、学校自体は既に始まってしまいました。
休みにだらだらとしきって、絵に描いたようなダメ人間になった私には、休みが終わってしまったことは実に残念です。
この夏休みは、自分の記憶に残っている限りで、最もだらけきった夏休みでした。
夏休みモードから抜け出すのは大変そうです。

目の前の仕事の山から目を背けたい一心の牛でした。

そう言えば、もうそろそろブルーベリーのシーズンだそうです。
今年こそは取りにいけるだろうか…?!

テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報