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kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   ここは本当にアイスランド?!秋の味覚祭り

2017.10.27 23:04|日常生活, daily life
こんな日が。
こんな日がやってくると、誰が想像し得たでしょうか。

少なくとも私はしていませんでした。
したこともありませんでした。

こんばんは、牛です。

早くとも3、4年くらい前だったと思うのですが…

恐らく最初は間違えて入荷してしまったんではなかろうかという柿が豚さんマークの庶民派スーパーの店頭に並ぶようになり
高級オレンジ色スーパーでは日本風の梨が手に入るようになりましたが

まさか。
栗が手に入るとは。
生栗が。

なぜか今年、無性に栗が食べたいと思っていたので、そのあまりのタイミングの良さにも衝撃を受けました。

2017_aki_no_kudamono_matsuri

栗がこれから定期的に購入できるようになるかどうかはまだまだ分かりませんが
ここ最近のアイスランドでのアジア食材の普及には、目を見張るものがあります。

とは言ってもタイミングが合わなければ買えないこともありますが、

酸っぱかったり燻製にされていない豆腐
しらたきこんにゃく
本場韓国のキムチ
タイ産リポビタンD
寿司米
醤油
エノキダケ
超高級シイタケ
チンゲンサイ
日本ほども安くないにせよ最近値段が下がってきたもやし
レンコン
ヨーロッパ産味の素の冷凍ギョウザ
タロイモという名の里いも
全然辛みのない大根


そしてこれはアイスランド産ですが燻製のサバ

が比較的定期的に入手できるようになり(あるお店では、日本から各国を経て輸入されたみりんも手に入るようになりました)
ここにきて
栗まで!!!!

3万人に上る移民の皆様のおかげでしょうか。

ありがたい!
全力で恩恵をいただいています!!!!

ここに来た当初、寿司米が買いたければクローナンかアジアスーパーに行くしかなく
日本のものなんて、本当に…本当に何もなかったのに。

上に挙げたものでも、日本で生産されたものは醤油か、運が良ければみりんぐらいしか手に入りませんが
もう日本産じゃなくても!
まがい物っぽい感じでも!
我慢できるものは我慢します!!!
無いよりずっとましです!

アイスランドの食べ物もおいしいのですが、
やはり疲れた時、毎日食べていて胃に、そして体重に来ないのは『日本食』でして。(まだ和食に至るものは作るのが難しいです…)

仕事でいっぱいいっぱいな日が増えた今学期だからこそ
時間が少し見つけられたら食に労力と時間を割くようになってきました。

これでもう少し魚介類にバリエーションが生まれてくれればもう本当にこの国は私にとってパラダイスになってしまいます(笑)

あ、そういえばちょっと話外れますが、
数か月前からタラ肝でなく、本当にあん肝が缶詰になって売られるようになったみたいです。
オレンジ色のスーパーで、完全に外国人観光客をターゲットにした英語のパッケージで売られているのを何度も目にしております。

お好きな方、ぜひタラ肝だけでなく、あん肝も召し上がってください。
ただ、燻製されているような感じがいたしますので、そのあたりはお気を付けくださいませ。


先週の日本に続き、明日はアイスランドで国会議員選挙です。
他の用事を済ませた後、ぐんさまにくっついて投票所に行ってこようと思います。

私は選挙権がないのに、今日のお昼、ある政党から
『選挙権がある?じゃあ使わなくちゃ!ウチに投票してね!』
というお願いSMSが届きました。
嫌味かな?と思わなくもなかったですが(笑)
まあ、ハローページ的なもので掲載されている携帯電話の番号に片端から送っているのだろうと思います。

投票権があったとしてもあの政党には投票しませんが(笑)
明日は雰囲気だけでも楽しんで来ようと思います。

さて、アイスランドはどんな方向に進んでいくのでしょうか?
裏切られるのが怖いですが、ちょっと期待して、明日の行方を見守りたいと思います。

皆様、良いご週末を!!!




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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

   アイスランドと雷

日々、朝明るくなる時間が遅くなり、寒いので肩が凝るようになってきました。
毎夜寝る前のストレッチが欠かせません。

こんばんは、牛です。

日本は季節外れの台風直撃で、戦後最悪をさらに上回る投票率の低さとなってしまったようですね…。
アイスランドでも投票率をもっと上げようと毎回話題になっていますが、日本の平均投票率よりはいくぶん高かったと記憶しています。


さて、季節外れの台風。
雷は鳴っているのでしょうか?


季節外れと言っていいのかどうかもいまいちよくわかりませんが、今日は雷のお話でも。

日本では夕立などと一緒に、特に夏、雷を見たり聞いたりすることは多いと思います。
お天気が崩れれば、秋や冬にだって雷が鳴ることもあったように記憶しています。

アイスランドでは、昔から北欧神話が語り継がれたり信仰されたりして、その有名な神様の中の一人、Þór (ソール)は、雷神と呼ばれ、ヴァイキング時代には『戦士』の心を持つ人たちに熱心に信仰されていたと聞きます。

北欧神話が全盛期だった頃のアイスランドと現在のアイスランドのお天気に大きな違いがあったのかどうか、勉強不足でわかりませんが
とりあえず、現代のアイスランドでは、日常、雷を見たり聞いたりすることはほとんどありません。

暴風雨 (まあそれはしょっちゅうですが) に見舞われようと、雨風以上のイベントは起こらないのがこの国です。(郊外で洪水が起きることはあります。)

私の記憶が正しければ、
「あ、雷!」
と気付いたのは2009年から今までで片手で十分数えられるくらいしかなく、
しかも鳴っても光っても、大概一度きりです。
一度、二回連続で鳴ったか何かで驚いたのを覚えています。

火山の噴火が起きてその周辺、もしくはレイキャヴィークから離れた郊外などでは、もしかすると事情は変わってくるのかもしれませんが、
少なくともこの8年、雷を見てテンションが上がってしまう変な性格のわたくしは
かつて自分が雷好きであったことも忘れてしまうくらいに、ここで雷に縁遠い生活を送っています。

そこでふと沸き上がってきた疑問。

上にも書いたように勉強不足なので詳しいことはわからないのですが、
今のアイスランドではほとんど雷を見たり聞いたりすることがないのに、かつてのアイスランド人で雷神ソールを崇めていた人たちは
彼の『雷』としての恐ろしさ、雷に対する畏怖の念のようなものを持っていたのだろうか?
ということでした。

北欧神話に限らず、昔は色々なところで、不可思議で強力な自然現象が『神様による行為』であったり、それに繋がっているものとして
恐れられたり、神々しいであったり、まあ色々と受け取られてきたのだと思うのです。

きっと北欧神話が強く信仰されていた他の国では、雷が恐れるに値する自然現象(当時は神様によってもたらされる現象)として捉えられるような事実や体験があったのだと思うのです。
だから、雷神が生まれたのだろうと想像するのは難くないわけですが…。

アイスランドが興ったのは遅く、国全体がキリスト教に"改宗"した当時も、他国からの移民第一世代は居たのだろうと思いますが、
物凄く多くはないとは言え、現代にまでアイスランドには北欧神話の神々を信仰する人が残っているくらい、この国では根強く文化に、歴史に関わっている北欧神話。
人気の高さは、現代でもÞórそのものや、それにゆかりのある名前がたくさんあり、それが今でも使われている (ある意味今でも多いのは、純粋に北欧神話を信仰しているのとは別の理由があるかもしれませんが) ことからも分かるような気がします。

でも、ソールは『雷神』として恐れられていたのか、それとも『雷』であることはあまり関係なく恐れられたり強いと考えられてきたのか。

例えば轟音の雷鳴を何度も体験して、当時の人間には再現のしようがないほどの閃光と稲光を見、落雷を目の当たりにしたり人や動物が身近で命を落としている事実があったりするのと
それを話で聞くだけとでは
『恐れ』の度合いが違うのではないのだろうか
と私は想像しています。

雷を見たり聞いたりするのは年に一度あればいい方で
鳴ったり光ったりしても一度きり
のアイスランドで、雷神はいかに、そしていかほどまでに『雷神』となり得たのか
ひそかに、でも結構気になっています。

比較的『メジャー』になっても良さそうな分野でさえほとんど十分に『アイスランド』に特化して学術的な研究が行われていないので、
アイスランド入植期における雷神ソールのとらえられ方
なんてものはあまりまだ論文にもなっていないような気がしますが…。

来年の夏、万一余裕があれば、学術論文の一つや二つが見つからないか、探してみようと思います。
自分が研究できる気は全くしないので、他力本願で申し訳ない限りですが…。

アイスランド入植期の頃の人々は、いったいどんな風なことを思って、考えて、悩んで、喜んで生きていたんだろうなあと
遠い昔に思いを馳せる2017年10月もそろそろ終わり、の日曜の夕方でした。

寒いので空腹になるスピードと率が格段に上がってきた気がします。
冬眠準備はそろそろか…(笑)

それでは、皆様、また。
どうぞご安全に!




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ジャンル:海外情報

   アイスランド国会議員選挙事情

2017.10.14 15:54|アイスランド豆知識, trivia
昨日、とても明るいオーロラが出ていたのに、しばらくオーロラと気付かずに写真を撮り逃してしまいました。

残念なことをしたなあ…。

こんにちは、牛です。


先日、大使館にて日本の衆議院議員総選挙投票をしてまいりました。
有名候補がいたり、話題の候補者がいる地域に投票権がある人はそうでもないのかもしれませんが、自分の地区はこぢんまりとした場所なので、
候補者の名前を書かなければいけない『小選挙区』?はなかなかハードです。
各候補者がどんな政策を打ち出しているか、この国から小ぢんまり区の情報を入手するのは至難の業です。

でも、それよりも何よりも、自分の記憶にある候補者がいまだに立候補しているというのが…驚きでした。
固定票って言うんですかねえ…
新しさに欠けるところがなんだかちょっと、残念な気がしました。


さて、少し前のエントリーでも書きましたが、日本の衆院選国内投票と殆ど時期を同じくして(日本は10月22日ですよね?)、アイスランドでも10月28日に国会議員総選挙が行われます。

これまた重複にはなりますが、アイスランドではいつも、投票日は土曜日です。

今回は少し、アイスランドの国会議員選挙に関するお話をしたいと思います。

アイスランドでは、国会議員選挙の前に、政党が立候補できるか、選挙戦に参加できるかどうかに、ある程度の国民の意思表示が必要となってきます。

国会議員総選挙に参加したい政党は、一定数の支持者がいることを、選挙管理者に提示しなければなりません。
実際選挙が始まった時に、その人がその政党に投票するかどうかはまた別として、
選挙に参加したい政党は、投票権のある国民の『支持』の意志が得られるかどうかを証明する必要があります。

要は選挙権のある国民が(それは主に被選挙権よりも投票権なのだと思います。というか国政選挙で投票権があって、被選挙権がない人なんて犯罪者くらいしか居ないんでしょうけれども…。)決まった様式に自分の名前と国民番号を書き、各政党のサポーターや候補者たちがそれを集めて、選挙管理委員会に提出する、という仕組みのようです。

この『国民からの支持表明』が決まった数に足りないと、その政党は選挙に参加できないのだそうです。

私自身は、そういったものを聞いたことがないんですが、日本にそういう制度ってあるんでしょうか?

まあとにかく、アイスランドにはそういうものがあります。

そしてその『支持表明』が本当に本人によって行われたものなのかどうか、これは全員ではないそうなのですが、ランダムに各選挙区の管理者から、確認の連絡が入ります。

例えばレイキャヴィーク市に投票権を持っている人には、レイキャヴィーク市の選挙管理委員の人から
「〇〇さんですか?政党の支持表明のサイン、しました?」
と電話がかかってきます。
もし表明した事実があれば、その旨を伝えると
「どの政党に対する支持表明をしたか」
尋ねられます。
そこで、選挙管理委員の把握している情報と一致していれば万事順調、で終わりです。

アイスランドでは国民番号と名前、いわゆる本籍などはかなりオープンなものなので、
悪いことを考える政党であれば、適当な人たちを見繕って『支持意思表明』を捏造するのは容易いことです。
不正な支持意思表明を見つけ出すための対策が、電話での本人への確認、と言うことのようです。


アイスランド全人口が日本の中規模都市一つ分程度であれど、さすがに投票所が一つと言うのは無理があるので、もちろん、各地域によって投票所が設けられています。

でも、アイスランドでは、投票権のある人にハガキなどが届いたりすることはありません。

直接自分の該当する投票所に行って、身分証明書を提示するだけです。

自分が該当する投票所は、
https://www.kosning.is/
で自分の国民番号を入力すると、教えてくれます。(上のリンクをクリックしてもサイトには行きません。)

ちなみに私が自分の国民番号を入れると、
『この国民番号の人は、該当する投票区がありません』
と表示されます。
賢い。
地方選の時にどうなるか、ぜひ試してみたいです。該当する区があればいいなあ。

他にも日本と違うところは、投票用紙と投票のシステムです。
アイスランドでは、投票用紙が巨大であることが殆どなのだそうです。
その理由は、全ての立候補者の名前が印刷されているから、です。

投票所で本人確認が取れると、該当する地域の投票用紙が手渡されます。
投票用紙には、その地域で投票することができる政党名の下に、立候補者全員の名前が印刷されています。

自分が投票したい政党の横にしるしを書き、
もし、選出されてほしくない立候補者がいれば、その名前の上に線を引き、『この人は嫌だ』という意思表示ができます。

複数の中から選ぶ、という意味では同じですが、
日本のように誰か一人を選ぶのではなく、複数の中から嫌な人がいれば除外する、というのがアイスランド式です。

ちなみにインターネットに2013年の選挙時の投票用紙の写真を見つけたのですが(本当は投票所の、投票ブース内では撮影禁止のはずなんですけれど…)
各政党、最低でも20人以上の候補者がいて、それはそれは壮観な投票用紙でした。(別に素晴らしくはないので、壮観という言葉は相応しくないのかもしれませんが。苦笑)
とにかく絵巻物かと思うレベルの長さであることは確かです。

蛇足ですがその写真から分かったのは、どうやら投票にはアイスランドでも鉛筆と消しゴムを使うらしい、ということでした。
(ぐんさまは覚えていませんでした。)


私がアイスランドの選挙で面白いなと思ったことを最後にもう一つ。
投票用紙にも印刷されているのですが、アイスランドでは、各政党、自分の党を示すローマ字(AとかBとか)を一つ選択することができます。
選ぶのは必ずしも頭文字というわけではないようで、いったい各政党がどういう基準でそれぞれその文字にしたのか、ちょっと気になるところでもあります。

そのローマ字に、選挙の時期になるとXが付きます。
やたらめったら、Xです。
kosning_althingi_2017okt.jpg

『あれ?またXついてるな…。なぜついている時とついていない時があるのか…?というか、ローマ字って一文字じゃないとダメなんじゃなかったっけ?』
とずっと気にはなっていたのですが、なぜかずっと疑問を疑問のまま、放っていました。

が、何かのタイミングで運よく思い出したかなにかで、ぐんさまに質問する機会があり、ついにXの正体を知ることとなりました。
"kjósa / kjóstu (キョーサ/キョーストゥ)"

すなわち、「投票して!」。
Xは、投票して、という意味だったのです。

9年目の事実でした(笑)
だから選挙の時期にやたらとX付きが出てくるのかと腑にも落ち、すっきりしました。

前回の選挙後の連立政権の"政党"の繋がりにも相当驚きましたが、
今回の選挙の結果はどうなることやら。

毎回同じことを言っているような気がしなくもないですが、
変化を求めるのか、固定票が相変わらず物を言うのか。
気になるところです。

来週再来週は日本アイスランド両国ともに、政治的に気になる動きがありそうです。

それでは、また!



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   オーロラで判明したアイスランドと日本の意外なご縁

2017.10.11 23:49|アイスランド豆知識, trivia
今シーズンは、まだ歯磨きオーロラ(歯を磨きながらオーロラ鑑賞)が1回しか出来ていません。
ハズレ年なのか。

こんばんは、牛です。

完全に私事で恐縮ですが、先日オーロラハントのガイドの機会をいただきました。
以前も書いたように思うのですが、実はわたくし、アイスランドに来て実際に目にするまで、殆どオーロラに興味がありませんでした。
まあ、見えたらいいな、きれいなんだろうな、くらいで。

まあそれが今や、就寝前の歯磨きタイムにはとりあえず窓の外をチェックしてしまうくらいには、オーロラの虜です。
26sep2016-3.jpg 26sep2016-2.jpg


そんなこんなでオーロラに興味はあるし写真も撮りたいけれど、詳しいわけではなかったので、ガイドの前に2週間、仕事の合間を縫って必死で勉強しました。
ガイドの学校に行っていた時の資料やら、インターネットで調べたものやら、とにかく入手でき、覚えられる限りの情報を必死で頭に詰め込みました。

そして判明した、色々なこと。
ちょっと面白いなと思ったことを、折角なのでご紹介したいと思います。

ちなみに日本では『オーロラ』という呼称が一般的ですが、アイスランド語ではNorðurljós(ノルズルリョウス)と言い、いわゆる英語のNorthern lights、『北の光』と同じ言葉です。

オーロラ(アウロラ)という名前は、ローマ神話の女神が由来なのだそうで、アイスランドでは現代でも女性の名前として名付けることが認められています。
私の身近にも2人いるので、珍しい名前でもありません。
科学分野ではAurora Borealis(オーロラ・ボリアリス)が正式名称なのだそうで、これは今回勉強するまで知らなかったのですが、南極など南側で見られるものはSouthern Lights(南方の光)やAurora Australis(オーロラ・オーストラリス)といって、別の名前があるのだそうです。びっくり。
ところで、これまで見てきたオーロラで「手を伸ばせば届きそう」に見えたものがいくつかありました。鮮明で大きいものが特に、近くに見えたりするのです。が、実は手が届きそう、なんてとんでもないことでした。
オーロラは地球大気圏の高度80kmから500kmの間で発生するのだそうです。ジャンボジェットなんかの飛行機は地上約10㎞を飛んでいるらしいので、最低でもその8倍、最高で50倍くらい…とまあ、途方もない高さでした。国際宇宙ステーションISSの軌道は高度400kmだそうで、高度500kmだと、完全に宇宙です。ISSから見下ろすことは多かれど、オーロラを見上げる機会があるのだとしたら、どんな感じなんでしょうか。真っ暗な宇宙に赤いオーロラ。(高度が高いところで発生するのは赤色なんだそうです。そしてそれは、緯度が低いところで見える赤とはまたちょっと違うみたいです。不思議。)神秘的でしょうねえ…。
そして。オーロラが出ているとき宇宙から地球を見ると、ドーナツのような輪っかの状態で発生していることが研究の結果明らかになっているのだそうです。そのドーナツのような輪っかをオーロラオーバルと呼ぶのだそうですが、それは南極側と北極側に同時に同じ形で発生することが殆どなのだそうです。これは地球の磁力線が関係しているらしいのですが、この同じ磁力線でつながっている場所を共役点と言い、1970年代、南極にある日本の昭和基地とアイスランドのレイキャヴィークが共役点であることが判明したんだそうです。
残念ながら2010年には共役点から外れてしまったそうですが、1980年頃から2013年まで、国立アイスランド大学と昭和基地は協力して同時観測などの研究を行っていたということでした。
アイスランドと日本、色々と共通点がありますが、オーロラというか、共役点と言うご縁までがあったなんて、知りませんでした。驚きでもあり、ちょっと嬉しい事実でした。

今の仕事は自分にとって本当に天職で、例え宝くじで10兆円当たろうとも辞めることなく体が持つ限りはずっと続けていきたいと思う仕事ですが、時々機会をいただくガイドというお仕事も、とても魅力的だなと思います。
遠路はるばるいらしてくださった皆様の貴重なお時間を、私のガイドでご案内すると思うとプレッシャーで押し潰されそうになりますが、それでも楽しい旅になるようにお手伝いができるように全力でご案内することに変わりはなく、そうやって旅の時間を良いものにできるように私が何かできるのだと思うと、とても素敵だな、と思います。
ガイドの内容は、超一流のプロの方に比べると落ちてしまうとは思いますが、『アイスランドでの貴重な時間を楽しんでいただけるように』と努力できる機会や時間を与えていただけることに、本当に感謝して、そしてその機会を自分も満喫してご案内させていただいています。

本職が多忙を極めているのでなかなかガイドとしてお仕事させていただく機会はないですが、今後またご案内することがあれば、アイスランドの面白いこと、素敵なところを少しでもご紹介できるように頑張りたいなあ、と思うのでした。

ちなみに最近知ったことなのですが、条件が合えば、レイキャヴィーク周辺では小雨が降っていてもオーロラが見えることがあるようです。
現代の科学をもってしてもいまだに謎の多いオーロラなんだそうですが、本当に不思議だなあ、と雨の中のオーロラを見て、ますますその『不可解さ』に魅力を感じた牛でした。

ではまた!




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   アイスランド史上初、ワールドカップ出場決定

2017.10.10 22:13|娯楽, entertainment
文字通り、机の上に山積みになっていた仕事を何とか終わらせたので、ニュースが『新鮮』なうちに少々。

意図せず、店が開けるほどのベーコンを購入する事態となり
自分のヘタレさに、自分でもびっくりするくらい落ち込みました。

こんばんは、牛です。


昨夜、雨のそぼ降る(そぼどころかかなり降っていた時もあったようですが)寒い寒いアイスランドで
男子サッカー、ワールドカップ出場をかけたアイスランドv.s.コソボ戦が行なわれました。

基本的にスポーツ観戦はしないので、夜8時までぐんさまが帰ってこないことをいいことに、昨日も6時45分から始まった試合はそっちのけにして、仕事をしておりました。
ぐんさま帰宅後、インターネットを介して国営放送RÚVのサッカー中継を料理ついでに見始めました。
(全然関係ない上にどうでもいい話ですが、わたくしアイスランドに移住してから一度もテレビの回線を引っ張ったことがないので、間借りしていた時以外、『テレビ』を見ることがありません。ネットを介して国営放送のニュースを見たりすることはあります。)

悲願のワールドカップ出場がかかっている試合なだけあり、アイスランド人は興味津々。
応援にも熱が入っていました。

アイスランドは以前まで、ハンドボール以外のスポーツは、国規模ではからきしダメでした。
ただ、人口がたかだか30万人程度(2017年1月現在、アイスランドの総人口は338,349人、内外国籍は30,275人なので、アイスランド人は30万人くらいしかいません。)で、国規模のレベルで競える競技がある方が驚きです。

たまに忘れますが、このわずかな人口の国で、ハンドボールもサッカーも、その他の競技でもナショナルチームがあり、国代表で出る個人選手もおり、国立交響楽団もあり、オペラもあり、役所もあり、政治もやっていると考えると、すごいもんだと思います。
自分の生まれ育った近畿のそれほど大きくない一つの市の方が人口が多いって言うんですから…。

まあ、とにもかくにも、34万人にも満たない人口で、他国と良いレベルで競えるようなスポーツ競技が今まで一つしかなかったというのは、ある意味自然なことだと思うのですが
なぜか(と言うと失礼かもしれませんが…)男子サッカーのレベルが上がってきておりました。
(ちなみに女子サッカーも結構頑張っているのです!)
以前、ヨーロッパ選手権で奇跡の勝利を収めたりして
『おっ、これはもしや?!』
なんて期待していたアイスランド人も多々居たようですが

いやー、本当にW杯出場を勝ち取るとは。

結局昨日の試合は2対0でアイスランドがしっかりと『勝利』し、出場権をもぎ取りました。

本当は年末年始以外花火の打ち上げが禁止されているにもかかわらず、昨日は花火を打ち上げる市民がいたり、
心なしか競技場のほうから観客の歓声が聞こえたような気がしたり。

ダウンタウンではパブリック・ビューイングさえ設けられていたようで。
ニュースを見るまで全然知りませんでした。(苦笑)

私は仕事の片手間に背後で観戦しているぐんさまの様子をうかがう程度だったので勝利の瞬間は目撃していませんでしたが
テレビから叫び声が聞こえてきたとき、ぐんさまにお祝いの言葉は伝えました。

アイスランド史上初のW杯出場ですが、W杯のほうとしても、今までの人口最小出場国の記録を今回、アイスランドが塗り替えたようです。
そしてまあ、アイスランド以上に人口が少ない国でW杯に出場する国と言うのは…これからなかなかないでしょう。

昨年夏の研修で友達になったかのサッカー大国、ブラジルの人から、昨夜早速メッセージをもらいました。
情報入手の速さに、『さすが!』と声が出てしまいました。

ヨーロッパ選手権のように奇跡の勝利があるかどうかは、試合が始まらなければ分かりませんが…
もしそうなったら、予想だにしない番狂わせできっと面白くなるでしょう(笑)

ぐんさまは
「これで日本とたたかうことになったりしたら面白いのにねー」
と既にW杯に思いを馳せていました。

そうなったら私は、多分アイスランドを応援しちゃうんだと思います。(笑)

ちなみに数年前、アイスランドが日本で試合をしたときになぜか披露していたハンドスプリングスローは
私が見た他のアイスランド代表選で、一回もやっているのを見たことがありません。
なぜ日本であんなサービス精神を全力でお披露目したのか全く分かりません。(笑)

ということで、あれを期待していらっしゃる日本の方が今度W杯でアイスランド戦を見るとがっかりされるかもしれませんが、
どうぞ温かく見守ってあげてください。(私はアイスランドの何なんだという偉そうな言い方ですみません。)

本日のニュースでは早速、
『アイスランドからロシアへの直行便は無いからどうしよう』
だとか、
『各試合の開催場所が離れているから、最大距離だと車で移動する場合29時間かかる』
だとかいうことが出ていたようです。

今からこれでは、
開催直前、試合が始まったりするとどうなってしまうのか(笑)

W杯のとき、アイスランドに居るのか、旅行で別の国にいるのかまだ分かりませんが
娯楽の少ないこの国、折角なのでお祭り騒ぎは一緒に楽しもうと思います。

ヴィーキンガ・クラップには、参加しないけどね…。


ということで、まだ昨日の今日でそわそわしているアイスランドより、
おやすみなさいませ。



テーマ:アイスランド
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