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kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   弊害

2015.05.07 17:42|日記, diary
I don't know. I do nothing.
を5分くらいの間に10回以上聞かされて大学で堪忍袋の緒が残り繊維一本ぐらいまで切れかけました。
自分の心の狭さは自覚しているつもりでしたが、ああいう人間はサービスデスクで勤務してはいけないと思います。

アイスランドは本日も晴れです。
風が少々強めで、工事現場から散々砂が飛んでくる為、暑いのになかなか窓が開けられない

こんにちは、牛です。

最近の青空には随分と救われていますが、一昨日・昨日はその喜びを上回る怒りにちょっと良い日を無駄にしてしまった気がします。
一度(一昨日の場合は10回以上ですが)言われた言葉も、自分の中で思い出し、反復する度に言われた回数が増えるように感じるのは、本当に無駄というか、腹立たしいことです。
それこそ自分で自分の一日を無駄にしてしまっているので、こういう考え方は改めようと思います。
嬉しいことだけ考える。
うむ。

全学年の期末試験が終わり、成績も一応出し終わりました。
努力をしているのは痛いほど分かるのですが、残念ながら落第してしまった学生が
『来学期はいい学生になるから。』
と言うので、
『成績がいい学生がいい学生ではないし、あなたは本当に努力家で、良い学生ですから、諦めないでもう少し頑張りましょう。』
と答えました。

今の職に就く前にも日本語を教えて多少のお金は貰っていましたが、
学校で自分だけがその科目を担当し、成績を出す、という経験はありませんでした。
教育機関で単位の出る科目として日本語を教える以上、成績は出さなければいけません。
そして、一定の基準を満たしていない限り、合格点をあげることもできません。

例えば一定の基準を満たしていない学生に単位をあげたところで、いろいろな点に問題が出てきます。
一つは、自分の受け持つ科目の『質』を下げてしまうこと。
どんなレベルの学生にでも単位をあげていたら、折角努力して合格した学生にも、『どうせ誰でもどんな達成率でももらえる単位なんだから、価値なんて無いじゃない。』ということになってしまいます。
二つ目に、その学生にも知識や能力がついていかない、ことです。
私が今学校で教えているのは、ゼロ初級から初中級と呼ばれるレベルです。
基礎が出来ないと、積みあげられるようになる土台が無いので、先に進んでも、自分が苦労するだけなのです。

私が受け持つ学生は、ひらがなカタカナが全く読めないところからでも、2年間で敬語が理解でき、ある程度使えるレベルにまでなるので、良く考えれば凄い話です。
敬語(謙譲語、尊敬語、丁寧語、美化語など)の仕組みをある程度勉強した日本語非母語話者の方が、いわゆる“ビジネス敬語”を何も考えずに覚えている日本語母語話者よりも正しく敬語の仕組みを理解し、相応しい表現を使える、ということも無きにしも非ずだと思います。
使うべきタイミングや場合の感覚を身に付けるのはとても難しいようですが、文法上『正しい』敬語が使える日本語学習者というのはたくさんいるでしょう。

やたらと日本語教育の話になってしまいましたが、とにもかくにも、日本語教育に関わらず、
教育機関で単位が出る教科としてある科目を教える時に
努力だけを評価することが出来ないのは、止むを得ないことだと納得しつつも、心苦しいことです。

勿論教師によって考え方はそれぞれだと思いますが、私は自分自身が出来る学生ではなかったので、
今自分が『教師』となり学生を評価する立場に立つようになって、いろいろなことに気付いたり、考えたりするようになりました。

成績が良い学生がいい学生だとは限らないし
教師は教師である前に、やはり人間です。
努力が見える学生は応援したくなるし、態度というか科目に臨む姿勢がぞんざいな学生には、いい印象は持てません。
しかし、教師の主観というものを入れて学生を評価するのは良くない、と思うので、そうなるとやはり評価は目に見える『点数』に頼らざるを得なくなります。
しかしやはり、努力する人にはそれなりの救いの手を差し伸べたい、テストの点数が悪くても、少しでも良い評価を上げたいと思うのが心情で
宿題や、出席や、試験以外の部分でも、何かしら評価が出来ないかと、頭を悩ませます。
学生にはなかなか分かってもらえませんが、教師も人間なんだよ、ということが分かってもらえる日は、いつかやってくるのか、来ないのか…。

適当にやっていると公言しながらそこそこの点数を取って合格していく学生も、それはそれでアリなのでしょうが(勿論私も合格させますし。)
難しい、分からないと言いながらでも諦めずに頑張っている学生を見て、その学生を助けられるほうが、私はこの仕事にやりがいを感じるのですが、学生はいい成績が取れないと『自分は良い学生じゃない』と思ってしまうのでしょうか。
成績とは関係ないところで、『頑張ったで賞』とか、あげたほうがいいんですかね。

タイトルの『弊害』で述べたいところは実は他のところにあるのですが、読んでいただいてもあまり面白い内容になるとは思えないので、それは書かないことにします。

面白くは無いけれどアイスランドの『今』に大きく関係する弊害の1つは
ストライキによる弊害です。

前の記事にも書きましたが、法律家のストライキのせいで相も変わらず家賃補助が受けられず、戦々恐々とした毎日です。
本当にこのストライキが終わりを見せる気配が無く(丸一ヶ月、ストライキを継続しています。)、どうしようもないのですがどうしようもなさ過ぎて不安とフラストレーションは溜まる一方です。
そしてお金はどんどん無くなっていきます。フラストレーションと不安がお金に替わればいいのに。(笑)
法律家の人と同じ組織に、肉の安全検査を行う人たちも所属・加盟しています。(それもまた凄い話なんですが)
その人たちもストライキを始めたことによって、現在スーパーマーケットからいろいろな肉が消えつつあります。
新鮮な肉(一度も冷凍されていないもののこと)は勿論のこと、輸入の肉の安全検査も行われず、冷凍保存されていた肉もどんどんと消費され、不細工ぶたさんでお馴染みのボーヌスでは、来週にも冷凍の鶏肉が在庫切れになりそう、とのニュースが出ていました。
その翌日には英語でもニュースが出ており、来月更に3つの労働組合がストライキを予定しており、そうなると最悪の場合、7万人がストライキを行うようです。
7万人というのは、アイスランドの労働力の、35-40%に上る人数なのだとか。
明らかに危険だと思うのですが、政府や組織はまだ、何の対策も行っていません。
アイスランド、大丈夫なんだろうか?と本気で心配になります。
鶏肉と豚肉と牛肉を食べなくても死にはしませんが、それでも無し選択肢の少ない食事が益々減って、どうすれば良いのか分かりません。
現在ヴェーガンとベジタリアンの人は勝ち組ですねえ。(笑)

もう一つ、面白くは無いけれど、の弊害。
アイスランド語を少しかじってしまった為に起きるようになった弊害です。
かつてアイスランド語に全くといっていいほど知識が無かった頃は、それこそアイスランド語が片仮名で書かれているときは『へえ、こんな風に読むんだ、難しいなあ』ぐらいにしか思っていませんでした。
またちょっと日本語の話に戻りますが、日本語において、絶対的な『表記法』は現在のところ、存在しないと受け止められています。推奨される法則みたいなものはあるのですが、絶対にこうじゃないとダメ、というものが無いのです。
なので、片仮名を用いた外国語の標記も、日本国内でさえ『書き手に任せる』状態なので、アイスランド語の表記も、完全に『ご自由にどうぞ』状態です。

こうやってブログを書いたり、SNSで自由気ままにアイスランドのことを言及するようになってから、やはり便宜上、アイスランド語の言葉や文を片仮名で表記する必要が出てきて、そうするのですが
自分の性格と職業も影響し、更には中途半端にアイスランド語をかじってしまったせいで、自分なりの『アイスランド語表記用カタカナルール』を持っているのですが
あまりに自分のルールと違うアイスランド語のカタカナ表記を見ると、妙にそこに目が行ってしまって必要以上に気になるようになってしまいました。
例えば私のバイブル化している本の中で、Hafnarfjörðurという町のカタカナ表記が出てきます。
アイスランド語で『F』は、Fjörður (名詞: フィヨルド) のように濁らない『フ』の音になる時もあれば
að hafa (動詞: 持つ)のように濁音化する『ヴ (もしくはバ)』の時もあり、更には
Keflavík (国際空港のある町の名前) や höfn (名詞: 港)のように破裂音や半濁音の『プ』もしくは『ブ』の時もあって、アイスランドの発音を勉強するか、もしくはいちいち毎回アイスランド人に発音してもらって、自分の中でどの音に聞こえるか、考えてから表記しないと意味不明の『読み方』になってしまうと思われます。
私のアイスランド語の先生から聞いた知識を元にしたルールに則ると、Hafnarfjörðurの最初の『F』は、『プ』だと思う人と、『ブ』だと思う人、どちらもいる音なのだそうです。 (個人的には全く意味不明なのですが、アイスランド語においてこの『F』は、IPA (International Phonetic Alphabet) における [p] でも [b] でも、どっちでもいいんだそうです。全然違う音なのに…。)
なので、『ハナル』と書くか、『ハナル』と書くか、分かれることはあっても、『フ』にはならないわけです。
そしてこれまたややこしい、『Ð』は、私の個人的ルールでは、昔は多少ばらつきがありましたが、最近は『ズ』で統一しています。
なので、Ða, Ði, Ðu (ÐeとÐoはアイスランド語に無い気がします。少なくとも今思いつく単語がありません。)は、自分ルールでは片仮名にすると随分と気持ち悪いですが、 ズァ、ズィ、ズ(もしくはズゥ)になります。
英語に無い、と何かの本だったか誰かに言われた気がするのですが、英語のアルファベットには無くとも、音としては同じ音があって、いわゆる “THE”の、 “TH”と同じ音です。舌をちょっとかんで濁る音です。日本語の『ズ』とは明らかに違うので、その時点でもう表記は不可能ですが、私は『TH (濁)』は『ジ』より『ズ』の音に近いと思うので、苦肉の策ながら、こちらを使っています。

そして、というか、しかし、というか、つまり、というか、です。(随分と前置きの説明が長くなりましたが)
Hafnarfjörðurは、
私ルールで行くと ハプナルフョルズルとなります。 (ハブナルフィヨルズルとかも、理解できるし、納得もいきます。)
しかーし。個人的バイブルの中にある表記が 『ハフナルフィヨルジュル』 で、その部分を読む度に
「ジュルて!一個目のフは分かるにしてもジュルて!よだれか。」と心の中で何度もツッコんでしまうのです。
内容には全く関わってこないので気にしなければいいだけの話なんですが、何故かスルーできない。

住んでいる、アイスランド語を知っている、を含めて恐らくアイスランドに関わる全ての日本人の人がアイスランド語を表記する時に自分の独自ルールを持っていると思うのですが
自分のルールと違いすぎると気になって、心の中で『私とは違う。』といちいち思ってしまうようになったのが、アイスランド語が少しだけ分かるようになってしまった為に起きるようになった『弊害』なのでした。
ま、害でもなんでもないんですけど。

わからない時は何も考えずに『凄い読み方やな、ややこしいな。』で済んでいたものが、ちょっと知識をつけてしまったばかりに、困ったものです(苦笑)
しかし、一応成長もしたのか『自分と違う!』と思うことはあっても、『これがこの人のルールか。やっぱり人によって違うもんだなあ。』と平和に違いを受け入れられるようになりました。
十人十色万歳。

最後に。
これは『弊害』と言っていいと思うのですが
最近、ダイナマイトの爆発に怯える毎日です。

この平和な国でダイナマイト?!爆発?!アイスランドに何が?!と思われる方も多いかもしれませんが、
何てことは無い、建築ラッシュの弊害です。
家の近くはホテル、大学のオフィスでは学校の新設施設の建設のせいで身近で2日に1回は突如襲う爆音と揺れに怯えまくっています。

中途半端に現場が離れているせいで爆発前と後の警告音が聞こえず
突然
『ブォグォォォォォォン!!!!!』という爆発音と揺れが家やオフィスを襲い
『何事じゃあ!!!!????』と心臓をドキドキさせることになるのです…。

最近はしょっちゅうなのと、何が行われているのが分かったので必要以上に怯えることはなくなりましたが
一番最初に音と揺れに襲われたときには
それはそれは恐ろしかったものです。
巨大地震なのか、何なのか、本当に分からなくて。

最近の暖かい日差しと降り注ぐ太陽を満喫しているのが人間だけではなく危険な攻撃的『蜂』であるとのニュースも聞こえてきたりで、
何かあれば一長一短、それぞれ良いことも悪いこともあるのね。なんて思いながら地道に仕事を片付けている私です。
授業が無くとも仕事は尽きない…。
本当の『夏休み』が待ち遠しいわたくしでした。

と言いつつ、夏休みも結局教材の整理と改善と作成で、教師業、やるんですけどねえ。
中級も教えたいし、中級の教材も作り始めようかなあ…。
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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

コメント:

突然聞こえてくる爆音と地響き‥それはそれは恐ろしいことでしょう。。。(*_*) アイスランドも、やっと!普通に!青空が見える季節なんですね! いろんなことが落ち着いて、穏やかな毎日が訪れてくれるように祈っています♪♪

ストライキ

初めまして、アイスランドへの旅を計画しているトコトコといいます。
6月の初めにアイスランドでは各種ストライキが予定されているみたいです。法律家の方やお肉の件とあわせて、アイスランドでそういう気運が高まっているのでしょうか。。。
ちょうどその時期(もうすぐ!)に行く予定だったので、空港に到着できるのか、現地でどんなことが待っているのか心配になってきました。
ちなみにレンタカーでぐるっと一周するつもりでおりました。

日本も夏です。

牛さん、こんにちは。
過日のコメントに、お返事ありがとうございました^^
アイスランドでは『夏の最初の日』を迎えたのですね。
日本も既に30度まで手が届く「夏日」が珍しくなくなりました・・・
台風や落雷もあったりして、もう夏の顔です。
まだ5月なのに。

ストライキ、大変ですね・・・。

そして、タイナマイト。
ニュースや映画くらいでしか見たことがありませんが、
もし近所でダイナマイトによる解体とか行われたら怖いんだろうなあ・・・。

穏やかな日々が戻ってきますように。

>まぁちゃん

お返事遅くなりましたです(汗)
いやー、ホント恐ろしいですな、ダイナマイト。
最近はまた別のところの爆破が始まって、でもちょっと近づいてきたからちゃんと警告音が聞こえるよ(笑)しかしあんな振動何回も、周りの家は大丈夫なんかなとちょっと心配になるね。
めっちゃいい天気のあと、ちょっと曇り空が続いてたんやけど、昨日また良いお天気で、やったと思ってたら今日再び曇り空です。さすが(苦笑)
そろそろ工事終わって欲しいんだけど、ダメそうだねえ。Uglyな超高層ビルが次々出来てきてるよ…。

>トコトコさん

初めまして。
コメント、ありがとうございました!また、お返事が遅くなってしまってすみませんでした。
6月初めにアイスランドにいらっしゃるご予定とのこと、既にアイスランドにはご到着でしょうか?どうぞ素敵なご滞在になりますように。

ストライキは、数年前から夏の風物詩のようになってきてしまいました(苦笑)
懸念されていたIcelandairのストライキはキャンセルされたようですが、獣医師、法律家などを含む組織のストライキは相も変わらず続いています。
時々地方のホテルの従業員の人たちが所属する労働組合のストがどーのこーのという話が聞こえてきますが、レンタカーでご旅行される分に限っては、一番影響が少ないのではないかと思います。

とにもかくにも、どうかご安全で楽しいご旅行になりますように。

>みるくおれさん

こんにちは!コメント、ありがとうございます。
折角コメントを戴いていたのに、お返事が遅くなってしまいまして、申し訳ありません。

日本では既に夏のような気候とのこと…世界ってやっぱり広いんだなあ!と感じます。
噴火や地震もあったと聞きましたが、みるくおれさんはご無事でしょうか。
自然の力に人間はなかなか太刀打ち出来ませんが、どうかご無事、ご安全でいらしてください。

ストライキとダイナマイト、恐ろしいのですが慣れというのは怖いもので『またか。』と、以前よりも冷静でいられるようになって来ました(苦笑)
しかしダイナマイトの爆破なんて、生まれてこの方間近で体験したことなどなかったので、この頃週に一、二度定期的に体験していても、あの揺れと音は恐ろしいものです…。
こんなにホテルを乱立させて、一体この人たちはこの先何十年継続して何万人の観光客を招致できると思っているんだろうか?といぶかしんでしまいます。

一日も早く『落ち着きました!』とご報告できる日が来る日を待ち望んでおります(^^;)
優しいお気遣い、ありがとうございます★

No title

牛さま、お返事ありがとうございます。
ストの影響をあまり感じずに、旅を楽しむことができました!大自然にすっかり魅了されてしまい、はやくも再訪したくてたまりません。初夏がストシーズンとは、勉強不足でした…。ハラハラした気持ちを忘れずに、次回に活かしたいと思います。

>トコトコさま

こちらこそ、お返事ありがとうございます。
そして、お帰りなさいませ★ 素敵なご旅行になったようで、良かったです♪

ストはここ数年本当に頻繁に起きるようになってしまいましたが、それ以前(4年位前でさえ)は殆どありませんでした。ただ、一昨年去年辺りからは業界は違えど必ずと言っていいほど、夏に一般人の生活にも影響が出るようなところでストが起きているので、今後はご旅行の時に少し気をつけなければいけない時期になるかもしれませんね。
私自身も夏に日本に一時帰国することが多いので、特にフライトに影響の出そうなことには気をつけなければいけないなあ、と思っております。

アイスランドは日本ほども四季それぞれに気温は変わりませんが、空や景色は日本とはまた別の意味で、変化があって面白い国だと思います。
何だかんだと言ってもやはり航空券は高くて遠い国ですが、またぜひ遊びにいらしてくださいませ♪
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