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プロフィール

kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   どたばたの一ヶ月

2015.06.05 17:30|日記, diary
夜もう全然暗くなりません!
鳥が寝ません!
Hvað segiru gott?

こんにちは、牛です。

大学の授業が終わりやっと一息つけるかと思っていたら、
テストの採点!病欠で休んだ人のテスト作成と採点!二週続けての地方出張!落第者の再テスト!に加え突然の水漏れ修復工事などなど驚くほどのイベント目白押しで、ひーひー言っている間に一ヶ月が過ぎていました。
飛行機嫌いも克服したのかと一瞬思うほどの短期間での二往復の飛行機移動で、ちょっと強くなった気がします。
相変わらずのネガティブ思考なので、飛行機に乗る前、離陸中、飛行中はほぼずっと
『怖い、墜落しないで欲しい。落ちたらどうしよう、ここは海だからまだ助かるかも。あ、駄目だ、溶岩地帯だ。ぎゃあ、まだこんなに大雪が!』
と恐ろしいイマジネーションを膨らませ、一人無駄な恐怖と戦っていました。

普通私のような非常勤講師は学期中に出張することなど皆無に等しいのですが、アイスランド大学では大学が終わり、小-中学校が夏休みに入るまでの短期間、Háskólalestin (大学列車)と呼ばれるプロジェクトを行っています。
何のこっちゃと言いますと、田舎の子供たち(大体10歳から15歳くらいまで)に、小中学校では勉強できないけれど大学で教えているような科目の基礎の基礎を教えて、学問に触れる機会を作ってあげよう、と言うものです。

一番最初はアイスランド大学創立100周年を記念して行われたものだったそうなのですが、大変に評判が良く、急遽毎年継続して行うように計画く変更されたものなのだそうです。
開講される授業は基本的に理系なのですが、何故かそこに日本語も含まれています。
そして驚くべきことに、日本語は毎回、1・2を争う人気なのだそうです。
ごく稀にそうでないこともありますが、やはり一番の理由はゲームやアニメ、漫画がきっかけで日本語に興味を持つようになった子供たちが多いです。
さすがアイスランド、と言いますか、いや、もう最近外国ではそのきっかけが一番多いのではないかと思うくらいです。

とにもかくにも、大学や、大学院を修了して別の学校で教えている先生などが、Háskólalestinの名の下に集合して、授業を受け持ちます。
子供に教える、というのは普段大学で教えるのとはまた全く違い、先生としてのテンションや反応も、普段の大学生に対するものと同じではやっていられません。
木曜夕方到着・準備、金曜早朝から授業、その後翌日の準備、土曜は村人全員を招待してのイベントと、結構出張中は忙しいスケジュールです。
そして今回、いろいろあって2週間連続でそのイベントに携わることになったのですが、
いやあ、アイスランドの北部。北東部。

寒い!!!

あれはさすがに私でも『これは冬の気候と言います』と心の中で何度も呟きました。

アイスランドは緯度の割に寒くない、というのは重々承知していますが、
なんだかんだ言って、やっぱり極北の土地です。
しかも北部。
寒いです。
夏と言っても、限度があります。

行った場所は赤丸で印をつけた二ヶ所です。
thorshofn-husavik-position.png
陽気な村の学校の先生が
「ホント先週ぐらいまで、家の前にどーーーーーっさりゆきが積もってたのよ!やっとどっか行ったけどね!」
と快活に教えてくれましたが、くぼみに残る雪を見つつ
『今まだ残っててもおかしくない涼しさですけどね。』と心の中で答えていました。

先週の帰り際、気温12度でアイスランド人の先生たちと
「今日は暑い!」
と言いながら半袖でウォーキングする程度にはアイスランド人らしくなってきた自分を…誇りに思うか変に思うかは置いておいて、さすがアイスランドだ、と思ったことを少しお伝えしたく思いました。

ちなみにアイスランドでは、冗談ではなく10度を超えると暖かい、と認識されます。
太陽が見えて15度にもなろうもんなら、(まあ大抵太陽が見えていないとそこまで気温は上がらないんですが)皆こぞって日向ぼっこです。あの何度も書いた、啓蟄の虫状態です。

とにかく。
北部滞在中12度を記録し、同イベントに参加している同僚の先生方のテンションは上がりまくり
うきうき、というのを全力で体現しておられる先生方がいっぱいでした。

子供を教える特別なイベントに参加している先生方なので、基本的に優しく、活発な人ばかりです。
(少なくとも私のような人見知りはいない。)
北部はいつも同じ町に滞在してこの辺りには殆ど来た事が無いと言うと、
あれもこれもとお世話を焼いてくれ、ただの仕事の出張だと思っていたのが、かなり充実した旅行となりました。
一年のうち9ヶ月は殆ど家と職場の往復しかせず、しかも年度の初め以外に新しい出会いというのも皆無に近い仕事なので、このように新しい場所に行き、新しい(といってもお馴染みのメンバーですが、このイベント以外で会うことは殆ど無いので、年に一・二度の機会です。)先生と一緒に出かけ、新しい子供たちに出会うというのは、刺激もあり、経験と、単純に面白いと思う数日間で、とても楽しかったです。

とっても内輪ネタながら、臨時雇用であった学科長の正式採用が決定し、ようやく我が学科にも平穏な日々が訪れそうです。
1年おきの契約更新で全くもって安心できない立場ではありますが、それでも現在の"新"学科長が学科長である限り現在のシステムが継続されそうなので、自分も少しだけ安心して、これから新学期を迎えられそうです。
大学、そして学科長、本当にありがとう。
私はこれから何としてでも修士号を取らなければいけなくなりました。
でも、取る価値もやる気ももっと出てきました。
少々タフですが、兼業の方は少しお休みさせていただくことになったので、まずは永住権の取得、そしてそれと同じくらいに頑張って修士号の取得、そして土台が固まったら観光業の勉強と仕事も、もっと頑張っていこうと思います。

自分の決意はさておき、北部でいくつか写真を撮ってきたので、折角の機会、またも短いコメント付きで羅列していきたいと思います。(全ての写真はクリックすると拡大して見られます。)
アイスランドって本当に自然が豊かな国だなあ、と改めて思った地方出張でした。

hitsuji-s1.jpg
hitsuji-s2.jpg
hitsuji-s3.jpg
hitsuji-s4.jpg
アイスランドにおいて初夏は、羊の出産ピーク時。小屋で出産させ、数日足腰がしっかりするまで面倒を見てから外に放牧し、もう少し暖かくなって降積雪の心配がグッと少なくなった頃に、山に川に、本当に自由に放牧されます。
夏も中旬になると、いろいろと怖い思いもしたのか人間嫌いの怖がり羊になってしまいますが、今の時期はまだまだ好奇心旺盛。
お母さんも子供も、見知らぬ訪問者に興味津々で全く怖がりません。
生まれてまだ間もない子羊とお母さんも見せてもらえました。
ちなみにこの羊小屋、出産のせいで、獣臭に混じり血や何やらの独特の臭いがたーーーっぷりと篭っていました。
このあと、この場所に一緒に行かなかった先生たちに
「やっぱりにおうねー、悪いにおいじゃないけどね!」
と言われたので、十分ほど滞在しただけでも、服や髪や皮膚に、臭いがつくことがわかりました。

eider-duck1.jpg
eider-duck2.jpg
超高級羽毛布団に使われるアイダーダックの羽毛にこんなところで出会うとは、思いもしませんでした。
海沿いを歩いていると本当に完全なる野生のアイダーダックが卵を温めていました。大人数でぞろぞろ歩いている中に一匹わんこがいて、においに驚いたのか、お母さんが離れてしまいました。
皆で「ごめんね」、と言いながらすぐに離れたのですが、いやあ、あのふわふわの羽毛。一度観光学の授業で先生に触らせてもらったことがあるのですが、もう言葉では言い表せない暖かさとふわふわさで、心底驚いたことを覚えています。
臭いがつくといけないので今回は我慢しましたが、雛が巣立った後に獲りに行きたいな、とさえ思いました(笑)

tsuribashi-new.jpg
tsuribashi-new-with-sensee.jpg
魚の加工工場の前にある、どこに続くのか分からない謎の吊り橋。少し前まではボロボロだったそうで、度胸試しのような感覚で渡ろうと思っていたら、予想外に修復されて綺麗になっていたので驚いている同僚の先生たちです。
若いお兄さん方です。

hrafnatinna.jpg
アイスランドに馴染みの深い岩は玄武岩だと思うのですが、この黒曜石もアイスランドでは良く見かけられる石なんだそうです。(確かに何度も見たことがある。)
アイスランド語ではHrafnatinnaといって、『カラスの石』という意味です。黒光りしているのがカラスを思わせるのでしょう。
以前では考えられないほど、自分でも信じられないくらいSigur Rósを聴く機会が減ってしまったのですが、結構近年のリリース曲の中にこの石の名前の曲があるようです。
アイスランド語を勉強するようになって初めて知ったのですが、Sigur Rósって実は結構アイスランドの文化に関係した言葉をよく曲名に使っているのですよねえ。

thorshofn1.jpg
thorshofn2.jpg
thorshofn-tsukushi.jpg
一週目の出張先はÞórshöfnという村でした。2日目の夕方から何故か天候がとても良好になり、散歩していてつくしを発見しました。
実はアイスランドにも結構つくしは生えています。
アイスランドに住んでいる日本人の人たちは収穫して食べたりしている方もいらっしゃるようですが、私はマメではないので一本だけむしって生で食べてみました(笑)意外と灰汁が無くて驚きました。
ちなみに結構生えている割にアイスランド人には全くと言っていいほど認識されていないようで、11人いた同僚の先生方に写真を見せて、「これ、アイスランド語で何て言うの?」と聞いてみましたが、皆
「え、何これ?」
ととても驚いていました。日本人は食べるのだというと、もっと驚いていました(笑)

middle-of-nowhere.jpg
chisou-kaigara1.jpg
hello-from-greenland1.jpg
自然以外は何も無い、壮大な景色のところですが、地学的に見るといろいろと興味深い場所の、・・・えーと、名前が分かりません(汗)
何百万年前の地層、特に貝殻で埋め尽くされた層なんかがくっきりはっきり見えていて、『これが本当に何百万年も前のものなのか?』と信じられないほどです。
そして謎のでかでかとした石は、研究の結果、流氷に乗ってグリーンランドから流れ着いたと推測される岩・石なのだそうです。
地学の先生の憶測によると、大体20トンぐらいあるんじゃないかと言っていましたが、真実は定かではありません。
しかし、鉱物の密度にもよりそうですがもっと重い可能性もあるみたいです。そんな重さの石がはるばるグリーンランドから流れ着いてくるなんて!!!(ちなみにこの岩の鉱物はアイスランドに存在しないことから、ここの山や付近にあったものでないというのは確実なんだそうです。)
流氷に乗ってごく稀に白熊がアイスランドに流れ着くことがあるそうなのですが、そりゃあこんな石でもやってくるのだから、熊だって来て当然ですよねえ。凄い話ですけど。

namafjall1.jpg
namafjall2.jpg
Námafjallと呼ばれる、“温泉”地帯です。実際は熱くて入れたものじゃないんですが、雰囲気は『地獄温泉』みたいな感じでした。
ただ、何と言うか、硫黄の臭いが日本の温泉となんだかちょっと違ったんですよねえ。Hveragerðiとか、Geysirエリアは日本と同じにおいの気がするんですけど。
泥が物凄くねっとりしていて、家に帰って靴を洗う羽目になりました(苦笑)

grjotagja.jpg
grjotagja2.jpg
昔のアイスランド人は、ここを共有の浴場として使っていたそうです。その頃のアイスランド人は今のアイスランド人より熱さに強かったんだろうか?
と思う理由は、この温泉の温度が平均して46度くらいある、と聞いたからです。
42-46度くらいと聞いて『42度は日本人の普通のお風呂程度だな』と思いましたが、46度はさすがに長風呂できる温度ではありません。37度でひーひー言っている人もいる現代のアイスランド人からすれば、46度なんて熱湯なのでは、と思いましたが、ここでひと夏ガイドをしていた経験のある先生が
『この風呂に入ると、ものの数分でトマトみたいに真っ赤になる』
と説明するのを聞いて、
『茹蛸じゃないんだ?!トマトなんだ!?』
とカルチャーショックを受けました。(ちなみにアイスランド人はあまりたこを食べません。)
帰宅後ぐんさまに「トマトになるの?!」と聞くと、ぐんさまは『そんな例え聞いたこと無い。って言うか僕はいつもしわしわになることにもっと注目する』と言われ、『人によるのかも。』と言う結論に落ち着きました。
しかし、トマトって。分かりやすいな(笑)

attention-hotwater.jpg
ところで。
アイスランドでは、蛇口をひねるとミネラルウォーターが出てくると言うのをご存知のかたは結構多いと思うのですが、ひねった蛇口からほぼ熱湯に近い温度のお湯が出てくる恐れがあるというのをご存知のかたは一体どのくらいいらっしゃるでしょうか。
宿泊したホテルでこのような注意書きがあるのを目にしましたが、こういうのを皆しっかり読むとは、私個人的には思えません…。
しかし80度以上のお湯って、かなり危険だと思うんです。
実際私も何度かやけどしていますし…(アホなだけという実際の理由は置いておいて。)
今回の出張では、シャワーの調子が悪く、水のような温水しか出ないときと、あほみたいに熱いお湯が突然噴き出してくるときがあって、背中を若干火傷しました。あのシャワーに限っては蛇口の40度という表示は全くの嘘でした。
アイスランドではシャワーのみならず、キッチン、洗面所の全ての蛇口から物凄く熱いお湯が出てくることがあります。
『お湯』を出す時は、本当に十分ご注意なさってください。本気でやけどします。

flat-mountain.jpg
観光に関することは一通り勉強しましたが、得意不得意なことはやはりあり、どれが卓状火山でどれがそうでないのかまだまだ殆ど分かっていませんが、とにかくアイスランドには不思議なほどに頂上が平らな山がたくさんあります。
ちなみに西フィヨルドの平らな山は、ほぼ、卓状火山ではありません。
平らなれど、その理由は違う、面白い国の景色でした。

clack1.jpg
clack2.jpg
しかし、水の力って、とんでもないんだな、と改めて思います。
ギャウも凄いですが、これも十分、地球の割れ目、ですよね。

noone-can-live1.jpg
最後は、やっぱりアイスランドって、殆どの土地に人は住めないんだな、と改めて感じた景色を一枚。
5月の末に、この積雪、この何者も踏み込んだ形跡の無い荒地の壮大な景観。
さすがです。
アイスランド、だてにアイスランドじゃありません(笑)



ということで、写真を見ているとまったくもって冬の景色ですが、アイスランドの初夏の模様をお届けしました。
ようやく本格的に夏休みに入れそうなので、仕事の合間にもう少しブログの更新ができるようになったらいいな、と思っております。

皆様、良い週末を!
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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

コメント:

牛さん お帰りなさい♪
お仕事お疲れさま! そして、楽しいブログありがとう(o^∀^o)
やっぱりアイスランドって、すごい所ですね~♪♪
羊さんのカメラ目線がとってもかわいい!

いつも‥がんばり過ぎる程 一生懸命で前向きな 牛さんのこれからが、穏やかで幸せで楽しいこといっぱいだと良いなぁ~ って祈っています☆彡

日本の冬も寒いよ~ お楽しみに~(。≧∇≦。)

>まぁちゃん

ただいまー。やはり家はいいですな。

羊さん可愛かったよ!可愛いし美味しいし無敵やなと思いました(笑)

夏休みに入ったのにまだ全然先学期の資料の整理が出来ていなくてちょっと焦ってますが、まだあと2ヶ月以上あるよ!ってことでアイスランド人風ののんびり具合で頑張っていきます(笑)

冬、6年ぶり…寒さに耐えられるか不安です…。
冬服いっぱい買って帰るんやろうか(笑)
まだまだ先やけど、そのまだまだがホンマに楽しみです!お世話になります!
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