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kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   アイスランドと雷

日々、朝明るくなる時間が遅くなり、寒いので肩が凝るようになってきました。
毎夜寝る前のストレッチが欠かせません。

こんばんは、牛です。

日本は季節外れの台風直撃で、戦後最悪をさらに上回る投票率の低さとなってしまったようですね…。
アイスランドでも投票率をもっと上げようと毎回話題になっていますが、日本の平均投票率よりはいくぶん高かったと記憶しています。


さて、季節外れの台風。
雷は鳴っているのでしょうか?


季節外れと言っていいのかどうかもいまいちよくわかりませんが、今日は雷のお話でも。

日本では夕立などと一緒に、特に夏、雷を見たり聞いたりすることは多いと思います。
お天気が崩れれば、秋や冬にだって雷が鳴ることもあったように記憶しています。

アイスランドでは、昔から北欧神話が語り継がれたり信仰されたりして、その有名な神様の中の一人、Þór (ソール)は、雷神と呼ばれ、ヴァイキング時代には『戦士』の心を持つ人たちに熱心に信仰されていたと聞きます。

北欧神話が全盛期だった頃のアイスランドと現在のアイスランドのお天気に大きな違いがあったのかどうか、勉強不足でわかりませんが
とりあえず、現代のアイスランドでは、日常、雷を見たり聞いたりすることはほとんどありません。

暴風雨 (まあそれはしょっちゅうですが) に見舞われようと、雨風以上のイベントは起こらないのがこの国です。(郊外で洪水が起きることはあります。)

私の記憶が正しければ、
「あ、雷!」
と気付いたのは2009年から今までで片手で十分数えられるくらいしかなく、
しかも鳴っても光っても、大概一度きりです。
一度、二回連続で鳴ったか何かで驚いたのを覚えています。

火山の噴火が起きてその周辺、もしくはレイキャヴィークから離れた郊外などでは、もしかすると事情は変わってくるのかもしれませんが、
少なくともこの8年、雷を見てテンションが上がってしまう変な性格のわたくしは
かつて自分が雷好きであったことも忘れてしまうくらいに、ここで雷に縁遠い生活を送っています。

そこでふと沸き上がってきた疑問。

上にも書いたように勉強不足なので詳しいことはわからないのですが、
今のアイスランドではほとんど雷を見たり聞いたりすることがないのに、かつてのアイスランド人で雷神ソールを崇めていた人たちは
彼の『雷』としての恐ろしさ、雷に対する畏怖の念のようなものを持っていたのだろうか?
ということでした。

北欧神話に限らず、昔は色々なところで、不可思議で強力な自然現象が『神様による行為』であったり、それに繋がっているものとして
恐れられたり、神々しいであったり、まあ色々と受け取られてきたのだと思うのです。

きっと北欧神話が強く信仰されていた他の国では、雷が恐れるに値する自然現象(当時は神様によってもたらされる現象)として捉えられるような事実や体験があったのだと思うのです。
だから、雷神が生まれたのだろうと想像するのは難くないわけですが…。

アイスランドが興ったのは遅く、国全体がキリスト教に"改宗"した当時も、他国からの移民第一世代は居たのだろうと思いますが、
物凄く多くはないとは言え、現代にまでアイスランドには北欧神話の神々を信仰する人が残っているくらい、この国では根強く文化に、歴史に関わっている北欧神話。
人気の高さは、現代でもÞórそのものや、それにゆかりのある名前がたくさんあり、それが今でも使われている (ある意味今でも多いのは、純粋に北欧神話を信仰しているのとは別の理由があるかもしれませんが) ことからも分かるような気がします。

でも、ソールは『雷神』として恐れられていたのか、それとも『雷』であることはあまり関係なく恐れられたり強いと考えられてきたのか。

例えば轟音の雷鳴を何度も体験して、当時の人間には再現のしようがないほどの閃光と稲光を見、落雷を目の当たりにしたり人や動物が身近で命を落としている事実があったりするのと
それを話で聞くだけとでは
『恐れ』の度合いが違うのではないのだろうか
と私は想像しています。

雷を見たり聞いたりするのは年に一度あればいい方で
鳴ったり光ったりしても一度きり
のアイスランドで、雷神はいかに、そしていかほどまでに『雷神』となり得たのか
ひそかに、でも結構気になっています。

比較的『メジャー』になっても良さそうな分野でさえほとんど十分に『アイスランド』に特化して学術的な研究が行われていないので、
アイスランド入植期における雷神ソールのとらえられ方
なんてものはあまりまだ論文にもなっていないような気がしますが…。

来年の夏、万一余裕があれば、学術論文の一つや二つが見つからないか、探してみようと思います。
自分が研究できる気は全くしないので、他力本願で申し訳ない限りですが…。

アイスランド入植期の頃の人々は、いったいどんな風なことを思って、考えて、悩んで、喜んで生きていたんだろうなあと
遠い昔に思いを馳せる2017年10月もそろそろ終わり、の日曜の夕方でした。

寒いので空腹になるスピードと率が格段に上がってきた気がします。
冬眠準備はそろそろか…(笑)

それでは、皆様、また。
どうぞご安全に!




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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

コメント:

No title

牛さん、お久しぶりです!

アイスランド旅行で悪天候に当たっても、雷を見たことがないなと思っていたのですが… やはり滅多にないのですね。 でも、そのことが北欧神話に繋がる牛さん凄い!

またメッセージします!

>たけぞうさん

ご無沙汰しております、たけぞうさん!
コメントありがとうございます^^

そうなのです。アイスランド、特に私はほとんどレイキャヴィークにしかいないので他の地域の詳しいことはあまりわからないのですが、それでも日本に比べて、どこにいても雷を見聞きすることはここでは滅多にありません。
すごいだなんて、とんでもないです。もうただの妄想のようなものなので(苦笑)
ただ、あんなにソールが人気なのになぜ雷が見られないんだ…とは結構長い間気になっておりました。
いつか気象学の先生とお近づきになれたら、聞いてみたい質問の一つです。

ありがとうございます!お待ちしております♪
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