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kyrmami

Author:kyrmami
kyrmamiこと、ながいまみです。
2009年念願のアイスランド生活をスタート!
国立大学でのアイスランド語学習3年経て、遂に就職。
ようやく永住権取得で、これからもアイスランドに貢献できるよう、日々精進してまいります。

直接のご連絡は上の"切手"からメールでお願いします。

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   「自分で頑張れ」の祝日

2018.03.30 02:33|アイスランド豆知識, trivia
Páskaの本番(日曜)は雪の予報が出ています。

さすがだぜ、アイスランド。
イースターを春だと思うなよ?

こんばんは、牛です。

意味不明のワイルドさを出してみましたが、
アイスランドは本当に「春っぽさ」や「夏っぽさ」を感じさせる日に雪になることが多いです。
それらの日を「春/夏っぽい」と思っているのは私だけなのかもしれないですが、
すなわちパゥスカや夏の最初の日、悪天候まで含めると6月17日もなのですが、本当にそういう貴重な春夏の祝日に限って、この国は悪天候に見舞われます。
オーディン神が
「おいおぬしら人間どもよ、ここがアイスランドということを忘れるなよ」
と目に見えぬメッセージでも送っているのではと勘繰る私です。


さて。
アイスランドに旅行に来たり、住み始めて数年は
「祝祭日は店は休むもの」
という感覚で生活していたので、それを聞いても最初は
「まあ、休みだからね。」
くらいに考えていたのですが、しばらくしてアイスランド人はお金に目が無いということを知った後、ふと
「なぜこんな稼ぎ時に休むのだろう?」と思い始め
「これを悪しきと考えている経営者に居るのでは?」と思う、アイスランドの不思議な習慣?を少しお話ししたいと思います。

我が家(私とぐんさま)は、いつもクリスマスイブにはストレスMAXでラストスパートをかけているか、焦りながらお母さんの家に向かっているかなので、外食や飲みに行くという選択肢が頭に浮かぶことさえないのですが
アイスランドには国教のキリスト教に関係のある休日、PáskaとJól、すなわちイースターとクリスマスに娯楽施設(クラブなど)とバー&飲み屋さんは営業してはいけない、という法律があります。

我々(特に私が)が外に飲みに行くことは年に数回くらいしか無いのですが
なぜか毎年ぐんさまはPáskaの前になると、
「パゥスカの〇日と×日はクラブも飲み屋も閉まるから」
と教えてくれます。

2008年だか9年だか、最初に教えてもらった時には
「まあ祝祭日にアイスランドのお店が閉まるのは普通のこと」
と考えていたのですが、どうも話を聞いてみると、営業したくてもできないと言うではありませんか。
どういうことなのか話を聞くと、
「法律で禁止されている」
とのこと。
クラブや飲み屋で働いたことは無いはずで、そういう店を経営したこともないはずのぐんさまがなぜそれを知っているのかも私には疑問ではあるのですが、
どうやらアイスランドでは、先に挙げた二大休日にクラブ及びバーは営業してはいけない、と法律で決められているんだそうです。

これが私にとっては甚だ疑問であります。
理由はいくつかあるのですが

① アイスランド人は平日でも飲むが、休日にはもっとお酒を飲むはずなのに、どうしてこんな「国民総出」で休みの日に、飲み屋の営業を禁止するのか。
② ①の理由から、お店に人があふれることはほぼ間違いないと思われ、お金に目がないアイスランド人にとってはかき入れ時のはずなのに、どうして営業禁止と言われて経営者たちは黙って従うのか。
③ もしかすると「神聖な我らの国教キリスト教の大切なお祝いの日だから」という建前があるのかもしれないが、そもそも信仰心の厚い人など大変少ないのが現実のこの国で、もし建前だとしても、どうしてそれを国民は黙って受け入れているのか。

恐らく金の亡者アイスランド人経営者に聞いても
「法律だから仕方ない」
とか
「変えてくれたらありがたいけど別にまあ気にしない」
とか
「え?それはいい質問だね。」
と言って結局何の答えも得られないとは思うのですが、
法律を変える権限を持っている政治家陣に直接クラブや飲み屋の経営にかかわっている人はあまりいないような印象があり、
かつ、経営陣たちも無理やり頑張って法律を変えてもらわなくても、普段の経営で十分すぎるほどの利益を出していて、通称「赤日」と呼ばれる普段の二倍近い賃金の支払いが必要な日に営業すると、収入も増えるが支出(人件費)も嵩むので、もうわざわざ法律を変えてもらわって営業をしなくても、特段自らの懐に大きな差が生まれることはなさそうなので構わない
というのが現状なのではという気がしております。

が、どうやら同日、クラブや飲み屋だけにとどまらず、レストランの営業も制限もしくは禁止されているらしいというのを耳にした時には、
この時期をチャンスと、アイスランドに旅行に来る観光客は年々増えていると思われるのに、その日にレストランが開いていないようでは、かなり苦労をしている人たちもいるのでは、と余計なお世話ながら心配になってしまいました。

ホテルの中のレストランなんかは営業できるのかもしれないですが、ホテル自体とレストランは経営者が同じでも法的に扱われる「事業」の立場が別であることが多そうなので(経営者はもとをただせば同じでも、ホテルはホテル、レストランはレストランとして営業しているところばかりだと思うので)、それでもホテル"付属"のレストランが営業できるのかどうかは不明です。(すみません、調べていません。)

公営の酒屋は勿論、大型チェーンのスーパーも殆ど休んでしまうので、
パゥスカとヨールは、「あらかじめ食料やお酒は自分で確保しておき、休日を美味しい料理やお酒と共に楽しみたい人は、自力で頑張れ」という祝日です。

基本的にイースターもクリスマスも、アイスランド人にとっては家族が集まり一緒に楽しむ日なので、普通のアイスランド人たちにとってはレストランが営業していなかろうがクラブや飲み屋が閉まっていようがほとんど関係ないと思うのですが
観光立国としてもっともっと成功したいと思っている国なのに、そういうところはちょっと変えていかないと、観光客の人たちが気の毒では、という気がします。(クリスマスの翌日か何かに、「観光客のクリスマスディナーは街中のファストフード」といったニュースが出ていましたが、豪勢な食事が食べたくても、レストランが閉まっているのだから仕方ないだろう…と、心の中で突っ込んでしまいました。)

私が感じる雰囲気では、法律を変える気はさらさらなさそうなので、これからもよほどのことがない限りしばらくは、クリスマスとイースターは、店が閉まるということを知らない外国の人たち(主に観光客)が、わびしい食事にしかありつけないという事態が続きそうな気がします。

このブログを読んでくださっている方で、今年のクリスマスや来年のイースター時期にご旅行をお考えの方、どうぞお食事の確保はなさっておいてください。お酒がお好きな方は、お酒もぜひ。

私はイースター用に買っておいたはずの食糧を既に消費してしまいましたが、幸いぐんさまのお父様のお宅にお呼ばれすることが決まったので、食事難民になることはなさそうです。
ありがたや、ありがたや…。


ちょっと早いですが、皆様もどうか、良いご週末をお過ごしくださいませ!


では、また。



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テーマ:アイスランド
ジャンル:海外情報

コメント:

日・祝は全て閉まる!

ヨーロッパの国々のお店、見事に日・祝は閉まりますよね。
ドイツは法律でお店の営業できる日時が決まっています。営業時間については昔に比べて緩くなり、夜遅くまで開いているスーパーも増えました。観光地は一部例外もあるようです。

イースターの金曜日はドイツは祝日だけど、お隣オランダは平日。きっと多くのドイツ人がお買い物に出かけてることでしょう。

>たけぞうさん

ドイツのような大きな国でも、日曜日や祝日はお店が閉まるのですね!しかも法律で営業時間が決められているとは。
ではこんな小さなアイスランドでお店が開かないのは、もちろん!なことですね(笑)
自分のあやふやな記憶でちょっとどれほどまでに正確な情報かは怪しいのですが、なぜか時々アイスランド人だかアイスランドの新聞のインターネット版だかがシェアだか報道だかしている、フランスが日曜や祝日にお見せを営業しないようにしているだとか、しないようにという規則を作ろうとしている(作った、だったでしょうか…?)というニュースをインターネットで見かけるのですが、アイスランドも
「お金になるから開けたい!」
と思う人と、
「休みの日は町全部で休もうよ。」
と思っている人が混在しているのかもしれません。
アイスランドの法律も、ドイツの法律も、多分…のフランスの法律も、色々便利なことが増えてきている中で、国民が働き過ぎないようにするために、現代人にとって大切なものなのかもしれませんね。(日本の社会はとりあえずもう少し息抜きができる時間を作ったほうがいいと思います。)

オランダで、イースターが祝日でないというのは驚きです!
そして気軽にお隣の国に買い物に行けちゃう陸続きの国々…やはり何度伺ってもすごいなあと思います^^
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